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2019年11月20日 (水)

厄介な構造

厄介な構造が招いたシロアリ被害 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、兵庫県内の店舗にシロアリ対策でお伺いしました。この物件では、これまでに2度ほどシロアリ駆除処理を実施しています。この物件は店舗で元々あった店舗をリフォームしており、最初のシロアリ被害が確認されたのはリフォーム後数年のことです。それから4年後には初回のシロアリ被害箇所と異なる場所で確認されました。今回の被害は過去2回と全く違った箇所で確認されました。

この物件の最大の問題点は、元々あった店舗の上に床が組まれています。元々の店舗は土間コンクリートが打設され、一部では土間コンクリートにクッションフロアが貼り付けられています。そのため、床下空間は数センチメートル程度となっています。リフォーム工事当時の写真を探して貰い確認したところ、元々の土間コンクリートにはクラックが確認されており、シロアリが侵入し易い環境にあると判断されました。

ちなみにリフォーム工事の際には、シロアリ対策は全く実施されていないとのことです。そのため複数の箇所でシロアリが侵入し被害を与えた結果、色々な箇所でシロアリ被害が確認されたものと考えられました。これまではシロアリ被害が確認された段階で、非破壊シロアリ探知機を用いたシロアリ調査を実施、部分的なシロアリ駆除処理を行ってきています。今回はお施主さまの希望もあり、抜本的なシロアリ対策を行うこととなりました。

構造的に現在の床を撤去することは困難であることから、幾つか工夫をして処理を行いました。構造的に今後予防処理がし難い構造ですので、その辺りも工夫すべくハウスビルダーさんにはご協力をいただきました。最初にご相談をいただいていれば、幾らでも構造的対策を含め色々な工夫ができただけに残念でなりません。

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