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2019年11月13日 (水)

四面楚歌な床下

四面楚歌な床下 昨日はいつもお世話になっている建築事務所さんから依頼で、シロアリ調査のため大阪府内の物件にお伺いしました。洗面のスペースで、シロアリの生息と被害が確認されたとのことです。

現場で仮に設置されていたフローリングを剥がして点検調査調査した様子が、右の写真です。床組に被害が確認されていますが、この時点でシロアリの姿は確認されていません。被害部を最初にめくった際にはシロアリの姿は見えますが、それと同時にシロアリは巣に戻る行動をします。これで、シロアリがいなくなったと思うのは間違いです。再びこの場所が安全であると判断された場合には、戻ってきてさらに食害するのです。ある種の理由でシロアリが戻れない状態となった場合、当該箇所と異なる箇所へ侵入し、被害を与えるため注意が必要です。

このケースでは、巣系を意識したシロアリ駆除が必須です。きちんと巣系の駆除ができていないと再発するケースがあるため、注意が必要です。事前のシロアリ調査で侵入経路と生息範囲を特定した上で、適切な薬剤を選択して処理が必要です。薬剤の大量散布で必ずシロアリ駆除ができる訳ではないのでご注意ください。

ちなみに当該箇所は四方が基礎の囲まれており、空気の流れはありません。しかも浴室側からの漏水があるため、シロアリにとって好都合な環境にあります。床下の高さは人が入ることのできない高さで、四面楚歌な床下といっても過言ではありません。シロアリ駆除の厄介な物件ですが、工夫して対応したいと思います。

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