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2019年12月28日 (土)

タンスの下で確認されたアメリカカンザイシロアリ

タンスの下で確認されたアメリカカンザイシロアリ 右の写真は先日アメリカカンザイシロアリ対策でお伺いした現場で撮影した1枚です。この物件では、タンスにアメリカカンザイシロアリ被害が確認されました。ちなみの写真の部位は確認するためタンスを移動させたところ、被害部のタンスから糞と一緒にでてきたアメリカカンザイシロアリ擬職蟻です。

タンスと接する畳の一部にも被害は確認されていますが、畳にもシロアリの餌であるセルロースが含まれていますので食害を受けます。この物件では10年以上前にリフォームを実施した際、薬剤処理を施しています。室内側では安全性に配慮し、ホウ酸製剤による処理を行っています。ちなみにこのタンスと畳に隣接する畳寄せにもホウ酸製剤を処理していますが、今回の調査では被害は確認されていません。しかし拡大鏡で畳寄せ表面を確認すると、シロアリが僅かに舐めた跡が確認されます。

シロアリが一定量のホウ酸を体内に取り込むと致死しますが、周辺に生息するシロアリは駆除されていません。これはアメリカカンザイシロアリが処理木材を舐めた段階で毒だと気付き、やがて舐めることをやめます。これは、当社の社内試験結果でも見られる現象です。残念ながら世間で実施されている試験系では、これは再現されないのです。現場を知らない方が考えた試験系では良好な試験結果しか出ませんので、試験結果が絶対ではないことをご承知おきくださいますと幸いです。

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