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2019年12月30日 (月)

ライトトラップ捕虫紙検定

ライトトラップ捕虫紙検定 右の写真は、先日アフリカヒラタキクイムシ対策を実施しているお施主さまから送付いただきましたライトトラップ捕虫紙です。管理物件が遠方であることから、お施主さまに捕虫紙の脱着をお願いしています。

この物件ではアフリカヒラタキクイムシのモニタリングとして、ライトトラップを使用しています。これはアフリカヒラタキクイムシ成虫の特徴である、正の走光性(光に集まる性質)を利用しています。紫外線ランプを有するライトトラップには捕虫紙があるため、紫外線に誘引されたアフリカヒラタキクイムシ成虫は捕虫紙にトラップされます。これにより物件内でアフリカヒラタキクイムシが繁殖しているか否かの判断材料となります。

この物件ではアフリカヒラタキクイムシの発生が築浅時に発生が確認され、ハウスビルダーさんによって被害の確認されたフローリング等が撤去、交換されました。しかしその後も発生は収まらないという状態になったことから、当社にご相談いただいた次第です。

現場で状況を確認、かなりの部分が撤去交換されていたことから、生息状況把握と成虫捕獲による交尾産卵数抑制を目的とし、ライトトラップの設置を実施しました。2015年からライトトラップを設置、紫外線ランプ点灯及び捕虫期間を8箇月としてモニタリングを行いました。初年度は1箇所のライトトラップで、2桁の捕獲が確認されました。その後、捕獲による効果もあり順調に減少傾向となり、昨年度は2箇所設置で1匹の捕獲となりました。本年度の結果ですが、昨年と同様に2箇所設置で1匹の捕獲となりました。但し、今回天敵であるシロオビカッコウムシの捕獲も確認されたことから、今後大発生することはないと考えられます。捕獲数が0でない以上、ライトトラップの継続は必須です。薬剤による処理を実施せずここまで減らせたことは大きな成果ですが、捕獲数0になるまで安心してはいけません。

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