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2019年12月24日 (火)

壁の隅にたまる砂粒

タンスからの発生が確認されました昨日は継続的にアメリカンザイシロアリ対策でお伺いしている、兵庫県内の物件にお伺いしました。2階の和室の隅で、砂粒状のアメリカンザイシロアリの糞が散らばっていると先々月ご連絡をいただきました。

この物件では継続的にアメリカンザイシロアリ調査及び駆除、羽アリ対策を実施しています。ここ数年は3年おきに点検調査を実施していたため、年明けにお伺いする予定でしたが、室内側で糞の堆積が確認されたことからお伺いした次第です。

早速現場を確認すると、タンスと壁の間で糞に堆積が確認されました。お施主さまからの聞き取り調査では、ここまで堆積はしていなかったことから、この数週間で堆積したものと考えられました。問題はどこから発生したかで、更に調査を進めると発生源はこのタンスでした。これまで10年以上経過観察していますが、糞の堆積が室内側で確認されたのは今回が初めてとなります。

タンスの裏側では数枚の落翅が確認されたことから、網戸の隙間などから侵入した羽アリがこのタンスに営巣したものと考えられました。この地域では既にアメリカカンザイシロアリが定着していますので、外部から羽アリが侵入するのは一般的です。天井裏や小屋裏では羽アリ対策としての薬剤処理は可能ですが、室内では薬剤曝露リスクを考慮すると室内での薬剤処理はすべきではありません。以前ある現場でホウ酸製剤であれば室内側での処理が可能かと考えて処理を行いましたが、残念ながらホウ酸処理した木材でも侵入、繁殖されました。ホウ酸製剤による処理については、もう少し工夫することが必要と考えます。

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