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2019年12月19日 (木)

シロアリ被害は上部まで

シロアリ被害は上部まで昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんにお勤めの建築士の先生からの依頼で、大阪府内の物件にシロアリ調査でお伺いしました。玄関枠にシロアリ被害が確認されているとのことから、シロアリ調査でお伺いさせていただきました。

玄関枠の被害ですが、上部にまで被害が確認され写真のとおり群飛孔も確認されています。ちなみにこの物件では、20年程前に便所や廊下で羽アリが発生したそうです。今回の被害との関連性は、経過年数から考えると関係はなさそうです。床下側から点検調査した結果、前回の発生箇所である便所や廊下などで古い被害跡が確認されました。問題はその他の箇所の点検調査結果で、前回箇所から離れた広縁や浴室土台でシロアリ被害が確認されました。また台所では、床下土壌表面に空中蟻道の構築が確認されました。これは地中の巣系から羽アリが発生するための出口であり、群飛孔となっています。

これらの結果を踏まえると、ある程度建物全体へのシロアリ対策が必須となります。お施主さまは前回のシロアリ防除処理の際、薬剤処理後の臭気で室内に居れなかったそうです。近年の薬剤では水性製剤となっており、臭気はかなり低減されています。いまだに有機溶剤を含む乳剤を使用されるシロアリ防除業者や、自分でできるシロアリ駆除で乳剤を販売するサイトなどもありますのでご注意ください。

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