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2019年12月22日 (日)

アメリカカンザイシロアリ駆除処理

泡状薬剤による生息範囲の把握 昨日ご紹介したアメリカカンザイシロアリ調査に引き続き、同日に処理した駆除についてご紹介したいと思います。

アメリカカンザイシロアリの糞の堆積は、壁のベニヤ板から排出されていることが確認されています。非破壊シロアリ探知機を用いた調査で、アメリカカンザイシロアリの生息範囲は限定的であることが確認されました。被害材内部の坑道が単一坑道なのか、複数あるのかを調査するために泡状薬剤による注入処理を行いました。右の写真の一番右側の生息箇所に極小径の穿孔を実施し、泡状薬剤を注入処理した結果、左側の3箇所で泡の流出が確認されました。非破壊シロアリ探知機による調査結果とほぼ一致しており、当該事例では単一の坑道であると判断されました。

泡状薬剤にも殺虫成分が含まれていますが、若干殺虫力が弱いため追加で処理させていただきました。以前、講演会で建築士の先生から、ホウ酸製剤での注入処理について質問をいただいたことがあります。残念ながらホウ酸製剤では駆除効果は期待できません。その理由については、殺虫効力試験を実施すれば簡単なことであり、ホウ酸は蓄積が必要な食毒である点がその理由です。そのため、予防処理として木材に塗布するのではあればある程度効果は期待できます。但し、ここでも注意しなければならない点が多くありますが、メーカーさんがその点をきちんと説明していただいていることに期待したいですね。

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