イエシロアリ飼育ゲージ
年明け直後は当然ですが現場作業はありませんので、この時期は飼育中のシロアリの監理を行う時期となっています。今日はその中から、イエシロアリ飼育ゲージからご紹介したいと思います。
飼育ゲージ内では、巣の上に餌木を置いています。活性の高い時期では餌木を食害しているため交換しにくかったのですが、気温の下がる時期では餌木に群がるシロアリが少なくなるため、交換が容易となります。今回餌木を交換し、散水したところ数時間後には写真のようにシロアリが群がっている様子が確認されました。
今年は暖冬で、シロアリの活性も下がりきっていなかったようです。この事例では餌木に寄っているのではなく、散水による影響が大きかったものと考えられました。冬場でもシロアリは活動しており、冬眠していないことを意味します。冬場だからシロアリは活動していないと考えるのは危険で、冬場でもシロアリは活動していることを覚えていただきますと幸いです。
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