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2020年2月29日 (土)

冬季の群飛

飼育ケース内で確認されたアメリカカンザイシロアリ羽アリ死骸 右の写真は、飼育中のアメリカカンザイシロアリ飼育ケース内の様子です。年末に掃除していますので、この2ヶ月で堆積したアメリカカンザイシロアリの糞ということになります。この糞の中を確認すると、数匹の有翅虫(羽アリ)死骸が確認されています。すなわち、年末からこの2ヶ月の間に羽アリが発生したということになります。

一般的にアメリカカンザイシロアリは、初夏から秋にかけて羽アリは発生するとされています。これはアメリカカンザイシロアリが国内で確認された当時のデータをもとにされたものであり、数多くの事例から得られた結果ではないかと思います。兵庫県内のある地域では、羽アリの群飛は5月の中旬に発生します。この地域の保健所で、アメリカカンザイシロアリの羽アリを、ヤマトシロアリの羽アリと誤判断される事例もあるほどです。広島県内のある物件では、2月に対策でお伺いした際、実際に活動するアメリカカンザイシロアリの羽アリを確認しています。当社で飼育しているアメリカカンザイシロアリは、季節に関係なく羽アリは発生します。

シロアリだからと生態を決めつけることは、本当の生態を見誤ります。シロアリの生態は教科書に書いてあることが正解ではなく、現場で見られることが生態なのです。実際の現場での知見を、駆除に活かすべく現場や飼育ケース内の観察を行なって行きたいと思います。

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2020年2月28日 (金)

羽アリ同定

腹部拡大写真

先日、知り合いの害虫防除業者さんからクロアリ駆除の相談をいただきました。屋外側から室内に侵入しているクロアリはどのように対処すればよいのかという相談です。

クロアリ対策では活動している箇所に薬剤を撒けばよいという訳ではなく、先決なのは発生しているアリの種類を調べることです。日本国内では200種以上のアリが生息しており、種類によって生態が異なります。駆除するためには、生態を考慮したうえで対処することが必須です。害虫防除業者さんがアリを捕獲しているとのことから、昨日採取されたアリの同定を行いました。

家屋内へ侵入しているとのことから働きアリを想定していましたが、捕獲されていたのは羽アリでした。捕獲時期を確認すると、秋頃ではないかと曖昧な回答。検索表で確認しながら、腹部第2節前板は腹部第1節に覆われて隠れること、腹部末端は円すい形で丸く開口しその周囲に輪毛があることからヤマアリ亜科であることが判明。最終的には翅脈から、サクラアリと判断しました。

お施主さまや害虫防除業者さんは、複数の種類のアリが発生していると考えられていたようですが、アリは働きアリ、兵アリ、雄アリ、有翅雌アリ、雌アリのようにカーストがわかれています。その大きさは異なるため、複数の種類が活動しているものと誤解されたようです。相手を知らなければ、対処もできませんのでご注意ください。クロアリは種類が多く、分類同定するには資料も少なく時間を要すのがネックですね。

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2020年2月27日 (木)

越冬

床下で越冬するアシナガバチ 右の写真は、昨日ご紹介した現場の床下で撮影した1枚です。アシナガバチが、越冬のため床下でジッとしている様子です。

今年は暖冬と言われますが、変温生物の昆虫にとっては寒い冬を乗り切るためには、ジッとして体力を温存します。夏に床下でハチに出会うと少し緊張しますが、この時期はハチも動かないので大丈夫です。床下で観察すると、微妙に触覚だけが動きます。暖かくなるまで、この床下で過ごすのでしょう。

24節気の一つである啓蟄を過ぎるころから昆虫は活動するとされていますが、今年は暖冬の影響で早いのではないかと言われています。いずれにせよ、対応できるよう準備したいと思います。

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2020年2月26日 (水)

放置

羽アリ発生が確認された玄関周辺の床下で確認された被害

昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、兵庫県内の物件にシロアリ調査のためお伺いさせていただきました。玄関付近にシロアリ被害らしきものが確認されているとのことから、お伺いした次第です。

床下側からの点検調査では、広範囲にシロアリ被害が確認されました。写真は羽アリの発生が確認された玄関周辺の床下で、シロアリ被害とともにクモの巣が多く確認されました。クモの巣は羽アリを捕獲するためはられたものと考えられ、羽アリの翅が引っかかる様子も確認されました。

お施主さまからの聞き取り調査では、数年前から玄関で羽アリの発生が確認されたとのことです。その度、市販の殺虫スプレーで対処されていたとのことです。殺虫スプレーを撒くと羽アリの発生も収まるので、気になっていなかったとのことです。ヤマトシロアリの生態について説明、その後床下の被害状況を報告すると非常に驚いておられるとともに、羽アリの発生した時点で相談すべきだと反省されておられました。

羽アリはシロアリ生息のサインです。シロアリ調査により侵入経路と生息範囲を把握し、適切なシロアリ対策を立案、実施することが必須です。当社ではそのシロアリ対策を、お住まいの方への安全を配慮し必要最小限の薬剤量で対処します。詳細は阪神ターマイトラボのウェブサイトとご参照ください。

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2020年2月25日 (火)

羽アリの発生した箇所ではあるものの

生息想定部位への薬剤処理

右の写真は先日シロアリ駆除でお伺いした、大阪府内の物件で撮影した1枚です。羽アリが発生した浴室入口の床下部分で、土台に穿孔を行い薬剤注入処理を行っています。

お施主さまからの物件では、数年前から浴室入口枠で羽アリが確認されたとのことです。羽アリの発生は数年に渡ってその確認され、その都度市販の殺虫スプレーを注入されたとのことです。その結果、昨年は羽アリの発生がなくなったとのことです。お施主さまは安心されていたそうですが、その話しを聞いた建築士の先生が、小員に相談いただいた次第です。

このケースでは羽アリが発生しなくなったのは、殺虫スプレーの成分とスプレーのストレスによる忌避が発生したものと判断されました。忌避といっても建物から逃げ出した訳ではなく、入口枠から逃げ出しただけにしか過ぎません。浴室の壁内にはシロアリが好むバラ板などが多くあり、依然として活動しています。

羽アリが発生しなくなったからシロアリが居なくなったと考えるのは大間違いです。適切な対策を行うことが必要で、そのためにはシロアリの生態を考慮した点検調査が重要です。その結果を元に、シロアリ駆除方法を策定しなければならないのです。

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2020年2月24日 (月)

ライトトラップ定期点検管理

Lyctidae423 昨日はアフリカヒラタキクイムシ対策を継続的に実施している大阪府内の物件に、ライトトラップ定期点検管理でお伺いしました。モニタリングのため継続設置しているライトトラップの、捕虫ランプ及び捕虫紙の交換のためお伺いしました。

この物件では、数年前にフローリングでアフリカヒラタキクイムシの発生が確認されました。既に建てた工務店は廃業していたため、建築士協会に相談、当社を紹介されお伺いさせていただきました。幸いにも被害初期で、発生はフローリングの一部でした。化学的対策と物理的対策を実施し、以降モニタリングのためライトトラップを設置しました。一昨年、昨年とライトトラップにアフリカヒラタキクイムシの捕獲は確認されなくなりました。お施主さまからもう1年継続して確認したいとのことから、この1年も継続設置しました。

今年のアフリカヒラタキクイムシの捕獲結果ですが、

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2020年2月23日 (日)

天井裏で確認された音

屋根で確認されたイタチの糞先日いつもお世話になっているハウスビルダーさんの依頼で、大阪府内の物件にお伺いしました。天井裏で、何か音がするとのことから現地調査でお伺いさせていただいた次第です。

この物件は5年前に天井裏で音がすると相談いただいた経緯があり、その際はイタチの侵入が確認されました。侵入経路を精査し、閉塞することで対応しています。音が確認された付近の天井点検口から確認調査した結果、鳥類の羽が確認されたことから今回もイタチの侵入と判断しました。外部からの侵入経路を調査した結果が右の写真のとおり屋根にイタチの糞が確認され、前回と同じ箇所からの侵入であることが判明しました。昨年の台風21号の影響で屋根を修繕された際、再び侵入経路となる隙間ができたものと考えられました。

ハウスビルダーさんにとっては不注意だったと思いますが、もう少し配慮があれば避けれた事例だと思います。いずれにしても、小屋裏の殺菌消毒及び殺虫処理は必須です。侵入経路閉塞が完了次第、対応する予定です。

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2020年2月22日 (土)

施工前シロアリ調査

施工前シロアリ調査 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、シロアリ対策のため大阪府内の物件にお伺いしました。リフォーム中の物件で、リフォーム工程の途中でお施主さまからの希望でシロアリ侵入防止処理を実施することになりました。

このようなケースでは、ハウスビルダーさんに大まかなシロアリ調査をお願いし、被害状況を報告してもらいます。但し、施工当日にはあらためてシロアリ調査を実施した上でシロアリ対策を実施します。その際には調査写真を多数撮影し、保管します。今後なんらかの問題があった場合、その写真を確認します。これまでの事例ではシロアリの発生や新たな被害はありませんが、雨漏れがあった場合の確認のため、ハウスビルダーさんから提出依頼をいただいたことがあります。

薬剤を撒くことだけが私たちの仕事ではなく、建物を守るために何をするのかというのが私たちの仕事です。そのために、必要な情報は確実に揃えておくことも重要な一つです。

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2020年2月21日 (金)

リフォーム中の防蟻処理

必要と判断した場合への薬剤処理 昨日はいつもお世話になっている設計事務所さんからの依頼で、奈良県内の物件にお伺いしました。以前リフォーム前にシロアリ調査を事前に実施した物件で、その際シロアリ被害が確認されていました。調査時点で被害部位にシロアリの姿は見えませんでしたが、中庭に確認されたシロアリ被害部位には活動中のヤマトシロアリが確認されました。

リフォームがどのように実施するか説明をいただき、どの段階でシロアリ対策を実施すべきかを相談しています。今回の事例では、床組が組み終わった段階で薬剤処理を実施しました。薬剤の種類や処理箇所など、建物の構造を考慮して処理を行なっています。シロアリ防除業者の中には薬剤を固定して使用する方もおられるようですが、これは薬剤の特性を生かしていない証拠です。大量散布に頼るのであれば、薬剤の特性など関係ありません。沢山撒いて追い出せば良いのであり、入れないほど沢山撒くという発想に、シロアリ駆除技術はないのです。

薬剤は特性がありその特性を生かせば、必要最小限で最大の効果が得られます。無駄な薬剤は、費用が高額になる上、お住まいの方への曝露リスクが向上するとともに地球環境への負荷も増大します。そのため当社では、薬剤大量散布に頼らないシロアリ対策を推奨しています。

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2020年2月20日 (木)

20年度ブリングセミナー聴講

廣瀬産業さんブリングセミナー 昨日はイエシロアリ駆除用ベイトシステムを開発販売されている廣瀬産業さんのブリングセミナーを、昨年に引き続き聴講しました。イエシロアリ駆除用ベイトブリングシステムの商品説明のほか、イエシロアリの生態や新しい知見に関する情報などが紹介されました。

ブリングシステムはイエシロアリの生態を考慮して開発された駆除システムで、昨年も複数の物件で使用させていただきました。このセミナーで関心するのは、毎回いろいろな事例を紹介されることです。一般的なメーカーが行うセミナーはセールスポイントの紹介ばかりで、自身で評価しないと本当の良さはわかりません。しかしこのセミナーでは、毒餌食餌速度の遅い事例を紹介され、どのように考察した上でどのように対処すればよいかを紹介されたことです。セミナーで聞きたいことは、如何に現場で十分な効果が得られることであるかで、そのような聞き応えのあるセミナーを聴講したいのです。

イエシロアリの知見も現場から得られたものであり、この現場主義が重要です。実験室でよい結果が出ても、現場ではほとんど効果のない薬剤は多くあります。シロアリの生態は教科書で勉強するのではなく、現場でおきていることが本当です。問題は、その現場でおこっていることをどう捉えるかです。その現象を流すのではなく、何故という疑問を持って調べることが重要です。今回のセミナーでも、多くのヒントをいただきました。廣瀬産業さんのセミナーは、技術者として必要なスキルを磨く内容となっており今後も参加して行きたいと思います。

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2020年2月19日 (水)

ペストコントロール1級技術者更新講習受講

ペストコントロール1 級技術者更新講習 昨年はペストコントロール1級技術者更新講習を受講するため、大阪天満橋にあるエル・おおさかへ行ってきました。ペストコントロール1級技術者更新は、3年毎に必要で更新講習を受講することが必須となっています。
更新講習は朝から夕方までのカリキュラムで、今回は下記の内容でした。

1.外来アリの生態と防除
2.防除機器等の最新情報
3.高圧ガス製剤による防除と取り扱い
4.薬剤抵抗性評価試験の手法と抵抗性の実際
5.PCOの最新情報
6.PCOのためのインフォームド・コンセント

外来アリの生態と防除では、アルゼンチンアリの道標フェロモンと毒餌剤を組み合わせた防除では濃い内容で興味をそそられました。PCOの最新情報では、協会による新型コロナウイルスの殺菌消毒の様子が紹介されました。PCOのためのインフォームド・コンセントでは実例を紹介されており、聴講された方々もインフォームド・コンセントの重要性を認識されたと思われました。

当該更新講習は内容がしっかりしており、受講料に対して満足できる内容となっています。どこの更新講習とは言いませんが、中身が薄い割に高額な更新講習料を取るものから比べると雲泥の差です。質の高い講演・講習会は積極的に聴講したいと思います。

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2020年2月18日 (火)

無視されたシロアリ被害

無視されたシロアリ被害 右の写真は普段お世話になっている店舗で撮影した1枚です。2つの家屋がつながった連棟式建物となっており、今回連棟切り離し解体が実施されたとのことで、その際共有柱にシロアリ被害が確認されました。

店舗の方にはシロアリ被害がある旨を説明していたのですが、気がつくと新しい外壁であるトタン板が貼り付けられていました。店舗の方に確認すると、シロアリ対策は実施せず外壁の貼り付け作業が実施されたようです。本来はきちんと被害状況を報告すべきところですが、何も報告せず対応されたようです。店舗の方へ更にお話しを聞くと、連棟部撤去工事に際して簡単な説明だけで具体的にどのような工事を行うなどの書類での提示もなかったようです。店舗の方が何も言わないことをいいことに、工事を進めているような感じです。

いずれにしてもこのシロアリ被害は放置すべきものでないと判断しました。取り急ぎなんらかの処理を施してあげたいと思います。

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2020年2月17日 (月)

期限までに

確定申告等作成コーナー いよいよ本日2月17日確定申告がスタートしました。国民の義務である所得税の納税額は毎年の所得額に応じて決まり、その納税額を決めるためには一年間の所得額を確定させる必要があります。私たちのような自営業(個人事業主)が所得税額を確定するには、売上や経費などの収支や控除額について計算・申告する必要があり、その所得税額を確定させるために個人事業主が行うのが確定申告です。

個人事業主の確定申告には白色申告と青色申告があり、起業時から青色申告を選択しています。青色申告とは、確定申告を行う際に複式簿記等の方法により記帳する申告制度のことで、サラリーマン時代に1年だけですが総務経理の仕事をしていた関係で問題なく対応しています。その背景には、便利な経理ソフトのおかげといっても過言ではありません。

それでも経理ソフト入力するために準備は必要で、今年は例年にも増して忙しい状態が続いているためほとんど手つかずです。入力段階となればこれまでの経験のおかげで、数日で各種帳簿ができるようになりました。それでも時間にゆとりをもって、なんとか早く提出できるよう対応できるよう頑張りたいと思います。

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2020年2月16日 (日)

住宅医スクール2020

住宅医スクール2020 今年も住宅医スクール2020の講師依頼をいただき、講師をさせていただくこととなりました。10/9(金)は東京会場で、10/17(土)は大阪会場にて『防蟻対策の実務 現場ごとに異なるシロアリ対策~診断・対策のポイントを学ぶ』という演題で講演させていただきます。

住宅医スクールは一般社団法人住宅医協会が実施する、優良な住宅ストック社会の構築が求められる中、既存住宅の調査・診断・改修設計・施工・維持管理等の基礎から実践までを学ぶためのスクールです。木造建築病理学講座の内容を軸に、主に住宅実務者を対象として、毎年、東京と大阪で開講されています。講義内容は、劣化・耐震・温熱等の24の必須講義が実施されており、小員は劣化の中の防蟻対策の実務を担当させていただきます。建築士(一級建築士、二級建築士、木造建築士)で、住宅医協会の会員の方が住宅医スクールを修了することで、住宅医修了生となります。その後の実務での実践を検定会で発表した上で合格することにより、住宅医となります。

スクールは必須講義が24講義となっていますが、スポット受講も可能です。詳細は一般社団法人住宅医協会のホームページをご参考ください。

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2020年2月15日 (土)

活動中のシロアリ

蟻道内で活動中のシロアリ右の写真は、先日シロアリ調査で床下に潜った際に撮影した1枚です。蟻道の一部を壊すと、内部で活動中のヤマトシロアリが確認されました。

24節気の立春から雨水までの期間はまだまだ気温の低い時期ですが、シロアリは活性が低下するものの活動はしています。昆虫の中には越冬のため冬眠状態になる種もありますが、シロアリは冬眠しませんので栄養と水分を取るため活動するのです。今回の物件は築年数も古く、床下の高さがあり通気性が良いため、どちらかというと寒い床下です。それでもシロアリは活動するのですから、近年の高気密高断熱住宅にシロアリが侵入した場合、冬場でも活発に活動するため、短期間で被害が広がるため注意が必要です。

ちなみに今回は蟻道を壊して内部の調査を行いましたが、シロアリ駆除を考える際には壊してよい蟻道と壊してはいけない蟻道があります。但し、薬剤大量散布の場合には関係ありませんが、本当にコロニー(巣系)の駆除ができているかどうかは不明です。シロアリのコロニーを駆除するのであれば、シロアリの動きを活用することが重要です。

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2020年2月14日 (金)

被害部薬剤注入処理

被害部薬剤注入処理 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、リフォーム中の物件にシロアリ駆除予防でお伺いしました。この物件はリフォーム前にシロアリ調査を実施し、広範囲にシロアリ被害と生息が確認されています。

リフォームは水廻りを中心に、およそ1/3が撤去されています。浴室被害が甚大であったことから浴室解体時、土間コンクリート打設前に一旦薬剤処理を実施しています。今回解体も進行、大引などの床組が組まれたことから、既存部分を含めシロアリ駆除処理と併せて侵入防止処理を施しました。

シロアリ駆除処理は、被害部から薬剤注入処理を施しました。薬剤注入処理を行う場合、ドリル径の大きなビットで穿孔するシロアリ防除業者もいますが、これは無駄に薬剤を使い垂れ流し状態になるだけです。小径の穿孔を行い、ゆっくりと低圧で注入すれば、被害箇所に薬剤が入っていきます。薬剤の種類にもよりますが、被害部の端から端まで注入する必要はありません。キモとなる箇所に薬剤があれば、後は薬剤の特性を生かせば十分効果が得られます。

問題は薬剤の特性を如何に生かすかですが、これは処理濃度によって大きく変わるケースが殆どです。これを調べるため、当社では自社で独自の試験研究を行っているのです。

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2020年2月13日 (木)

被害は広範囲に確認されました

交換された床板の上に確認された蟻道 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、兵庫県内の物件にシロアリ調査のためお伺いさせていただきました。リフォーム中に和室の床がブカブカするとのことから、シロアリ調査の依頼をいただいた次第です。

ブカブカした和室と別の和室の畳を上げると、床板に蟻道が確認されました。いつもお世話になっているハウスビルダーさんとは異なるリフォーム業者が、以前リフォームを実施しているとのことです。そのリフォーム業者がシロアリ被害に気付き、薬剤処理は実施したとのことです。新しい床板の上に蟻道が形成されていますので、リフォーム業者が薬剤塗布して以降に侵入したものと判断されます。この時点で活性の高さが予想されました。

床下側からの点検調査の結果ですが、ほぼ全域といってよいほど蟻道の構築が確認されました。季節的に侵入していないと考えられる箇所もありましたが、多くの箇所で活動中のヤマトシロアリを現認しました。面積も広く駆除処理だけで相当時間がかかりそうですが、丁寧な処理を心掛けたいと思います。

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2020年2月12日 (水)

理解し難い増築

理解し難い増築が生んだシロアリ被害 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、大阪府内にあるリフォーム中の物件にお伺いしました。リフォーム解体中にシロアリ被害らしきものが確認されたとのことから、シロアリ調査のためお伺いしました。

シロアリ被害らしき箇所ですが、シロアリ被害ではなく腐朽でした。但し、ハウスビルダーさんが間違えた箇所以外でシロアリ被害が確認されました。事前に、一部増築した箇所があったらしくどうすればよいか相談いただいていました。床下点検口を新設するよう指示し、今回その床下の点検調査を行った様子が右の写真です。

元々土間コンクリートが打設されていた箇所に増設されたらしいとのことですが、シロアリ被害が広範囲に確認されました。シロアリ被害が拡大した理由として、増築が安易に行われてことが大きな要因です。土間コンクリートだからシロアリは侵入しない、土間コンクリートだから乾燥しているのでシロアリは生息しないという安易な考えが呼んだ悲劇です。

ベタ基礎を含め、コンクリートの下にはシロアリが侵入し易い条件が揃っています。コンクリートにクラックなどの隙間があれば容易にシロアリは侵入します。コンクリートだからと点検調査が疎かになると、被害が知らない間に進行するのです。しかも今回の増築の事例は、土間コンクリートに直接床組を組んでいます。シロアリ対策からの見地では理解し難い構造であり、木部と地面は必ず離すのが鉄則です。シロアリ対策での原理原則は、絶対に無視してはならないのです。

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2020年2月11日 (火)

定期管理

Prevention403 昨日は、継続的に害虫管理を行っている宿泊・レクリエーション施設にお伺いしました。兵庫県内の物件で、いつもお世話になっている住宅メンテナンス会社さんからの依頼です。

害虫管理については、IPMをベースに実施しています。IPMとは総合的害虫管理:Integrated Pest Managementの頭文字の略で、事前調査によって害虫の生息場所や生息数などを調べ、対象害虫に有効である様々な防除対策を組み合わせて生息数を管理するという方法です。具体的には、6ヶ月以内毎に統一的な調査を実施し、その調査の結果に基づき、発生を防止するため必要な措置を講ずることとなっており、一方発生のし易い場所では2ヶ月に1回、その生息状況等を調査し、必要に応じて発生を防止するための措置を講ずることとなっています。

当該施設では、調理師さんと厨房管理の方の管理が行き届いておりゴキブリの目撃事例はここ数年ありません。ゴキブリの侵入経路は非常に多彩で、食材を入れたダンボールとともに施設内へ侵入及び定着する事例もあります。そのため建物内の構造などを考慮し、最適な薬剤を選択し処理を行っています。以前はかなりの頻度でゴキブリの目撃事例があったそうですが、当社が管理を対応するようになってから、目撃事例が数年に一度という割合となりました。施設管理の担当者さんにもご協力をいただき、納品業者さんなどにもゴキブリの生態資料を配布、外部侵入を無くす努力を行なった結果がもたらしたものと考えられます。

害虫管理は薬剤を撒くことだけでなく、総合的視点に立ち環境改善等を含めて実施することがIPM管理だと当社では考えています。

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2020年2月10日 (月)

定期点検調査

y小屋裏で確認された落翅 昨日は継続的に実施しているアメリカカンザイシロアリ対策のため、兵庫県内の物件にお伺いしました。お施主さまからの聞き取り調査と、小屋裏等の点検調査を行いました。

お施主さまからの聞き取り調査では、室内側でアメリカカンザイシロアリの有翅虫(羽アリ)や糞の堆積は確認されていないとのことです。小屋裏での点検調査では、アメリカカンザイシロアリの落翅が確認されましたが、木材に潜り込んだサインである木粉の堆積は確認されませんでした。

この地域はアメリカカンザイシロアリが多発している地域で、屋根周辺では隙間があるため容易に侵入が可能です。アメリカカンザイシロアリの羽アリも、なんとか小屋裏へ侵入でき落翅したものの、木材内部へ侵入できなかったようです。その理由としては、当該小屋裏に薬剤処理を施しているため、侵入や営巣はできないと考えています。

使用する薬剤については、自社で飼育しているアメリカカンザイシロアリを用いて、薬剤と接触してからの挙動を調べた上で、処理方法と合わせて選択しています。今のところこれが現場ベストな処理方法ですが、これに代わる方法も模索して行きたいと思います。

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2020年2月 9日 (日)

ホウ酸製剤とヒラタキクイムシ

ヒラタキクイムシにホウ酸製剤使用する場合はご注意ください 先日から、ヒラタキクイム対策についてご相談をいただいています。いつもお世話になっているハウスビルダーさんからで、対象はアフリカヒラタキクイムシです。

アフリカヒラタキクイムシの発生が確認され、被害は広範囲となっています。これまでに対策を実施していますが、まだ依然として発生は継続しています。ハウスビルダーさんも抜本的な対策として発生しているフローリングの全撤去及び交換をお施主さまに提示、小員も支持しています。

問題は設計士の先生とお施主さまで、ホウ酸製剤(八ホウ酸二ナトリウム四水和物)の塗布による対策で何とかならないかとのことです。ホウ酸はゴキブリなどでも使用される薬剤ですが、正しい使い方をすれば十分な効果が得られます。しかしヒラタキクイムシに対して十分な効果が得られるかと言えば、答えはノーです。

右の写真は現場での実例で、ヒラタキクイムシの虫孔が確認された室内のドアです。住宅管理会社さんは、ある建築士の先生に相談しホウ酸製剤(八ホウ酸二ナトリウム四水和物)を入手、塗布されたそうです。その後も虫孔とフラス(木粉)の堆積は止まらず、何度もホウ酸製剤されたそうです。ヒラタキクイムシが生息している木部にホウ酸製剤を塗布しても、木材内部に生息するヒラタキクイムシの幼虫を駆除することはできません。ハウスビルダーさんはご理解いただけましたが、お施主さまと設計士の先生にはご理解いただけず困っています。後々再発するのがわかっているだけに残念でなりません。

ちなみに当社の実験では、未生息の木材表面に八ホウ酸二ナトリウム四水和物を規定量塗布し、アフリカヒラタキクイムシ雌雄を20ペア放虫、観察した結果、木材に虫孔とフラスの堆積が確認されました。生息密度の低い条件ではある程度の抑制はできるようですが、高生息密度条件下では繁殖、生育できるようです。ちなみに研究者なら誰でも知っていますが、試験条件次第で効果がある結果もでれば、効果がない結果もでます。実験室での試験結果は現場を再現していませんので、ご注意ください。

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2020年2月 8日 (土)

桐製箪笥から

桐製箪笥で確認された虫孔 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、兵庫県内の物件にお伺いしました。どうやら家具からヒラタキクイムシらしき虫が発生しているとのことから、調査のためお伺いした次第です。

早速現場調査を実施した結果、桐製箪笥の引き出しに直径1mm程度の穴が確認されました。既に掃除されていたため、フラス(木粉)の存在は確認されませんでした。虫孔から内部にあった死骸を採取し同定した結果、在来種のヒラタキクイムシでした。

既に10年以上が経過している家具ですが、お施主さまからの聞き取り調査ではフラス(木粉)は最近まで確認されたとのことです。ちなみにフラスは、引き出しの擦れた際に発生した木粉と勘違いされていたようです。

対策としては箪笥を廃棄するか、継続使用するのであれば燻蒸処理となる旨の説明を行いました。但し燻蒸処理は、結構費用もかかるため最終的にはお施主さまの判断となります。ちなみに引き出しには毎年衣類用防虫剤を入れられていたそうですが、ヒラタキクイムシには効果が期待できないという結果ですので、ご注意ください。

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2020年2月 7日 (金)

反省

被害部薬剤注入処理

右の写真は、昨日ご紹介した物件で撮影したシロアリ被害部に薬剤注入処理する様子です。昨日ご紹介したとおり、事前のシロアリ調査で広範囲に被害が確認されています。

この物件で残念なのが、シロアリ調査を事前に実施した上で対策の立案をしたかったことです。依頼をいただいた建築士の先生はシロアリ調査は不要と判断され、協会の仕様書に従って処理するよう指示されました。直前のお施主さまからの聞き取り調査では、薬剤に対して不安があるとのことでした。これは事前にも話しを聞いており、シロアリ駆除処理+定期点検調査による対策も提案しましたが、建築士の先生からは一蹴されました。

薬剤の安全性と施工薬剤量についても聴く耳持たずの状態で、安全かどうかは設計側で判断すると言い出した次第です。安全性の勉強を全くしたことがないのに、薬剤を指定する暴挙までありましたが設計側の言う通りにしろとのことでした。

今回は仕方なく処理を行いましたが、次回からはお薦めできない処理や施工はお断りしようと思います。殆どの設計に携わる方は、住まい手の安全と安心に配慮して小員の言う事に耳を傾けていただけます。小員もきちんと説明して納得いただけるよう、精進したいと思います。

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2020年2月 6日 (木)

数年に渡って発生

羽アリ発生が報告された浴室入口枠 昨日は以前お世話になった建築士の先生からの依頼で、大阪府内の物件にお伺いしました。シロアリ被害が想定される物件で、シロアリ対策の依頼をいただきました。

当社では事前にシロアリ調査を行いシロアリ被害及び生息状況を調査した上で、最適なシロアリ対策を提案します。費用を含めご納得いただいた上で、シロアリ対策を実施します。しかしこの先生はシロアリ調査は不要、公益社団法人日本しろあり対策協会の仕様書に基づき施工するよう指示いただきました。

施工前にお施主さまから聞き取り調査した結果、過去に写真の部位である浴室入口枠から羽アリが発生したとのこと。羽アリは頻繁に発生する訳でなく、体色シロではなくクロだったとのこと。これは明かにシロアリの生息を示しています。ちなみ羽アリはここ数年発生していないとのことですが、市販の殺虫スプレーを噴霧して以降発生していないとのことでした。殺虫スプレーによる影響ですが、これはシロアリが駆除された訳ではなく、集団の一部は駆除されただけで大多数は当該箇所から逃亡しただけにしか過ぎません。逃亡といっても敷地外へ逃亡した訳ではないので、この近くで被害を与えているのは明白です。

ちなみに床下側からの事前の点検調査で、家屋のほぼ全域で確認されました。先にシロアリ駆除に適した薬剤を用いて駆除処理を行い、その後シロアリ予防処理を実施しました。これについては後日またご紹介したいと思います。

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2020年2月 5日 (水)

暖冬の影響

飼育中のイエシロアリ 右の写真は飼育中のイエシロアリで、餌木をあけて確認した様子です。最も気温の下がる時期ですが、元気に活動しています。虫体を確認すると、丸々太っておりしっかりと食餌しているものと考えられます。

暖冬の影響もあるかもしれませんが、イエシロアリは思った以上に低温に強い昆虫です。実際の現場でも、想定外の場所に生息しています。標高が高く、冬場の気温も相当下がる場所ですが生息しており、これがイエシロアリの生態です。

近畿圏内での生息域も広がりつつありますが、シロアリ防除業者の中にはイエシロアリに対応できない業者も多くあります。知識のない業者では、ヤマトシロアリと同じように薬剤処理する業者もいるようで再発が報告されています。イエシロアリに対して、正しい知識を持つシロアリ防除業者に依頼することが重要です。

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2020年2月 4日 (火)

頭部による同定

アフリカヒラタキクイムシ頭部 右の写真は、昨日ご紹介した現場から採取したアフリカヒラタキクイムシ頭部です。この物件では被害材から虫体死骸を取り出しましたが、残念ながら雄でした。

アフリカヒラタキクイムシの同定には雌の場合比較的簡単で、腹部の第4腹節に毛房でがあるのが特徴です。ちなみに、アフリカヒラタキクイムシの雄には第4腹節に毛房はありません。このようなケースでは、ヒラタキクイムシ類の頭部で同定します。ヒラタキクイムシは頭部の前頭楯片と後頭楯片の間に大きな凹部があり、複眼と大顎の基部の間の側縁が2瘤状となっています。一方、アフリカヒラタキクイムシでは凹部を欠いた状態で、瘤状はありません。

これは肉眼では確認することができませんので、顕微鏡が必要となります。実体顕微鏡での判別もかなり困難なため、光学顕微鏡が必須です。それでも慣れが必要ですので、できる限り専門知識を持った方に同定していただくことをお薦めします。ちなみに種類の同定を行わずに薬剤処理しようとする害虫防除業者はヤブ医者ですので、ご注意ください。

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2020年2月 3日 (月)

合計500を超える孔

フローリングで確認された成虫脱出孔 昨日は、ヒラタキクイムシ調査で兵庫県内の物件にお伺いしました。築15年を超えるマンションを購入されたお施主さまが、リフォーム業者さんと打ち合わせをしていた際、リフォーム業者さんからヒラタキクイムシ被害を指摘されたとのことです。お施主さまが大阪の建築士事務所協会へ相談、当社を紹介されたとのことから現地調査のためお伺いさせていただいた次第です。

現場で点検調査を実施すると、和室を除くほとんどの部屋でヒラタキクイムシ類の成虫脱出孔が確認されました。3LDKの間取りですが、合計500を超える成虫脱出孔が確認されました。以前のオーナーさまは当該物件の居住実績はなく、以前の居住者さまからお話しを聞ける環境にないとのことです。

現時点でフラス(木粉)の堆積は確認されていませんが、これは最近掃除されたことが要因と考えられます。ちなみに成虫脱出孔から内部の死骸を取り出し同定調査した結果、外来種のアフリカヒラタキクイムシでした。築15年以上経過していますが、アフリカヒラタキクイムシはまだ繁殖しているものと考え、対策を立案したいと思います。

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2020年2月 2日 (日)

コンクリートの過信

土間コンクリートクラックから立ち上がった蟻道 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、シロアリ調査のため監督さんと大阪府内の物件に同行しました。この物件では玄関や洗面など広範囲にシロアリ被害が確認されています。

床下側から点検調査した結果、広範囲にシロアリが構築した蟻道が確認されるとともにシロアリ被害も確認されました。調査結果をお施主さまに報告すると、お施主さまから床下はコンクリートなのに何故シロアリが侵入したのかとご質問をいただきました。この物件は床下がコンクリートですが、土間と基礎が一体化されたベタ基礎ではなく、布基礎の内側に土間コンクリートを打設した構造となっています。土間コンクリート構造の弱点は、布基礎と土間コンクリートが一体化されていないことです。

布基礎の内側にコンクリートを流し込んだ場合、布基礎と土間コンクリートが接着すると考えられる方が多いようですが、物理的には固着しているだけです。コンクリートが一体化するためには、水と化学反応することが必要です。一度固まったコンクリートに、別のコンクリートを接着しようとしても接着はできません。そのため布基礎と土間コンクリートの接合部には隙間が発生し、やがてシロアリの侵入経路となります。どれぐらの期間で隙間が発生するかは、土間コンクリートの作り方で変わります。実際の現場では、新築直後にシロアリ調査を実施したケースで既に隙間が確認されました。今回のケースも布基礎と土間コンクリート接合部にクラックから侵入しています。

床下がコンクリートだからシロアリは侵入しない、床下が乾燥状態にあるからシロアリは生息できないと過信がもたらした悲劇です。床下がコンクリートであっても、定期的に点検調査することが重要です。その際、シロアリが侵入していなければ何もしなくても問題ありません。シロアリが侵入していれば、ピンポイントでシロアリ駆除を実施すれば問題ないのです。

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2020年2月 1日 (土)

2020年2月度ウェブサイト更新

阪神ターマイトラボウェブサイト2002トップページ画像 今月も阪神ターマイトラボのウェブサイトを更新しました。今回のトップページ画像は、大阪府内の物件で撮影した写真で、壊した蟻道からヤマトシロアリが確認されています。最も気温の下がる時期ですが、動きは鈍いものの元気に活動しています。

シロアリは冬眠すると考えられている方が多いようですが、実際には冬眠せず冬場でも活動しています。活性は落ちるものの、被害は確実に進行します。近年では住宅の高気密、高断熱化されているため、冬場でも活性が落ちずに被害が拡大する事例も増えています。

シロアリ対策で重要なのは、シロアリの生態を考慮して対策を講じることが必要です。特にシロアリ駆除処理ではシロアリの侵入経路と生息範囲を調査し、その上でどの薬剤を選択するか、処理濃度や処理量を最適化しなければなりません。シロアリ駆除予防は、協会仕様書の薬剤大量散布でも可能です。但し、薬剤大量散布によるシロアリ対策では、お住まいの方への薬剤曝露リスクが向上する上、処理コストも高額になります。シロアリの生態を考慮しピンポイントで駆除できれば、費用は最小限で抑えることがきでます。

前段階としてシロアリ調査の精度が必要となるのです。当社では薬剤の大量散布に頼らず、必要最小限の薬剤量でシロアリ駆除を行い、安全と環境に配慮するのが当社のポリシーです。詳細は阪神ターマイトラボのホームページをご参考いただきますようお願いいたします。

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