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2020年2月12日 (水)

理解し難い増築

理解し難い増築が生んだシロアリ被害 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、大阪府内にあるリフォーム中の物件にお伺いしました。リフォーム解体中にシロアリ被害らしきものが確認されたとのことから、シロアリ調査のためお伺いしました。

シロアリ被害らしき箇所ですが、シロアリ被害ではなく腐朽でした。但し、ハウスビルダーさんが間違えた箇所以外でシロアリ被害が確認されました。事前に、一部増築した箇所があったらしくどうすればよいか相談いただいていました。床下点検口を新設するよう指示し、今回その床下の点検調査を行った様子が右の写真です。

元々土間コンクリートが打設されていた箇所に増設されたらしいとのことですが、シロアリ被害が広範囲に確認されました。シロアリ被害が拡大した理由として、増築が安易に行われてことが大きな要因です。土間コンクリートだからシロアリは侵入しない、土間コンクリートだから乾燥しているのでシロアリは生息しないという安易な考えが呼んだ悲劇です。

ベタ基礎を含め、コンクリートの下にはシロアリが侵入し易い条件が揃っています。コンクリートにクラックなどの隙間があれば容易にシロアリは侵入します。コンクリートだからと点検調査が疎かになると、被害が知らない間に進行するのです。しかも今回の増築の事例は、土間コンクリートに直接床組を組んでいます。シロアリ対策からの見地では理解し難い構造であり、木部と地面は必ず離すのが鉄則です。シロアリ対策での原理原則は、絶対に無視してはならないのです。

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