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2020年3月22日 (日)

低い数字で抑制できていますが

捕獲は継続しています 昨日は、大阪府内の物件にアフリカヒラタキクイムシ対策でお伺いしました。継続的に実施しているマンションで、先日ご紹介した案件と同じマンションの別住戸です。

フローリングに成虫脱出孔と木粉(フラス)の堆積が相当数確認された物件で、薬剤を用いた化学的対策と物理的対策を組み合わせて処理を行い、次年度新たな成虫脱出孔とフラスの堆積は確認されず、フローリング部分での駆除を完了しています。これで駆除完了と考えるのは短絡的で、目視できない箇所で発生していることも考慮する必要があります。その対策として壁内など目視できない箇所で発生状況を把握するため、アフリカヒラタキクイムシの生態である正の走光性(光に集まる性質)を利用したライトトラップを天井裏に設置するのが効果的です。

この物件では、年間に数匹の捕獲が確認されます。予想通り、壁内で使用されている材料に由来するものと考えられます。壁の多くは石膏ボードが使用されているため、アフリカヒラタキクイムシは生息できません。しかし、手摺りや棚などを設置する場合の補強材として合板が使用されます。この合板に生息しているものと考えられ、当該箇所に対する対策を実施しないと再発する可能性があるのです。

そのために対策を実施していますが、完全駆除は非常に困難です。生息数を低い数字で抑制できているという考え方もできますが、できれば完全駆除まで持っていけるよう更に工夫をして対処したいと思います。

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