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2020年3月 8日 (日)

被害材内部から

被害部から流出したアメリカカンザイシロアリ 右の写真は、ここ数日ご紹介しているアメリカカンザイシロアリの物件で撮影した1枚です。小屋裏の被害部に薬剤注入処理を実施した際、被害部から流出したアメリカカンザイシロアリの擬職蟻です。

アメリカカンザイシロアリは木材内部を食害し、木材中に坑道を形成しながら生息しています。繋がった1つの坑道が、1つのコロニーとして存在しています。コロニーは、その物件に幾つあるか判断することは非常に困難です。多くの場合、複数のコロニーが存在するため、駆除はそのコロニーを1つ1つを潰していく必要があります。

その有効的な方法として、泡状薬剤による注入があります。泡状薬剤を木材中に注入すると、木材中の坑道内で薬剤が充満するため、比較的細部にまで届けることができます。業務用としてムースタイプの薬剤が市販されていますが、噴射剤による忌避作用及び坑道注入量からの殺虫成分量不足、殺虫効力から駆除できない箇所が発生する場合があります。そのため、薬剤はオリジナルなものを使用しています。

アメリカカンザイシロアリ駆除では薬剤に何を使うかはあまり問題なく、どこに生息しているのかを調査することが重要です。そのために必要なのは、生態に関する知識と経験、徹底的に精査するという高い意識が必要です。

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