« 啓蟄のイエシロアリ | トップページ | 小屋裏での糞の堆積状況 »

2020年3月 6日 (金)

前回処理箇所

注入処理した窓枠及び柱から新たな糞の排出はありません 昨日もはアメリカカンザイシロアリ対策のため、兵庫県内の物件にお伺いしました。昨年の5月下旬に羽アリの発生した物件で、翌月調査のためお伺いしています。発生は2階へ上がる階段の窓枠で、調査時点で多くの脱糞孔が確認されました。

当日はできる範囲ということで、被害部位について薬剤注入処理を行いました。今回の調査では、アメリカカンザイシロアリの羽アリが多く侵入し定着する小屋裏について実施、薬剤処理を行なっています。その話しは後日ご紹介するとして、前回処理を行った窓枠周辺の薬剤処理についてご紹介したいと思います。

アメリカカンザイシロアリは、木材中に坑道を作り活動しています。坑道は短いものもあれば、数メートルに渡って広がっているケースもあります。厄介なのが坑道は全てつながっていないことです。そのため1箇所から薬剤を注入すれば良いというものではなく、調査時点で坑道がどのように広がっているのかを想像することが必要です。その際、小員が重視しているのは触診です。わずかな脱糞孔を目視で探すのは困難で、その際触診で脱糞孔をつきとめます。それから泡状薬剤で注入し、坑道がどのように広がっているのかを想定しながら、次の薬剤注入ポイントを模索します。

よくアメリカカンザイシロアリ駆除について、マニュアル化できないかと相談をいただきました。残念ながら、アメリカカンザイシロアリの生態を理解している技術者からすれば、マニュアルで対応できるシロアリでないことは一目瞭然です。現場の状況に応じて臨機応変に対応できる技術者だけが、アメリカカンザイシロアリの駆除ができるのです。

|

« 啓蟄のイエシロアリ | トップページ | 小屋裏での糞の堆積状況 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 啓蟄のイエシロアリ | トップページ | 小屋裏での糞の堆積状況 »