啓蟄のイエシロアリ
右の写真は飼育観察中のイエシロアリで、二十四節気の一つである啓蟄である本日撮影しました。年末に餌木を交換していますが、順調に喫食しています。
例年この日のイエシロアリの動きを確認していますが、例年よりも動きは早いのが今年の特徴です。飼育ケースの横に最低最高温度計を設置し、毎年温度とシロアリの動きについて記録していますが、例年よりも最低温度が3度以上高くなっており、暖冬の影響により活性がやや高くなっているものと考えられました。
ちなみに阪神間では記録的な暖冬で、寒いと感じた日はわずかです。このような冬季の影響が活性最盛期にどのような影響を与えるかを確認していきたいと思います。経験上、冬が寒いとヤマトシロアリ羽アリの発生が増加傾向にあります。ちなみに昨年の暖冬傾向で、世間ではやや羽アリが少なかったのではないかと言われています。こちらも整合性を見ていきたいと思います。
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