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2020年4月 8日 (水)

そこに住み着く理由

高湿度状態にある炭マット裏 先日定期点検調査した物件では、床下に調湿を目的とした炭のマットが敷き込まれていました。このような物件の床下点検調査を行う際、注意が必要です。その理由は、マットの下にムカデが生息しているためです。

ムカデは外敵から身を守るため、石の下などに生息しています。炭のマットも構造的に、ムカデからしてみると石と同じです。しかも炭のマットは表面が不織布、裏面が防湿シートになっています。そのため裏面は土壌中の水分によって、結露状態となります。この湿度が、ムカデにとって生息するのに必要な水分の供給源となります。

炭のマットをめくってみると、高湿度状態の地面が現れます。ムカデが生息している場合には、土壌表面にムカデの足跡が確認されるケースも多々あります。炭のマットを敷き込むことで、シロアリなどの害虫予防になるとPRされているケースがありますが、炭のマット表面に蟻道を形成するケースもあります。床下の湿気をある程度コントロールしてくれる場合もありますが、過度な効果は期待しない方が良いと思います。

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