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2020年6月20日 (土)

やっと虫体が採取できました

採取種はケブトヒラタキクイムシ 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、昨年から定期的に訪問している大阪府内の物件にお伺いしました。この物件では天井の合板から小径の穴があり、木粉が落ちてくるとのことです。

昨年から薬剤処理を実施するとともに、被害材内部からの採取を試みておりましたが、昨年は採取できませんでした。先月、木粉の落下が確認されたことからお伺いし採取を試みたものの、採取できませんでした。今回も木粉の落下が確認されたことから、お伺いし採取を試みた結果、採取することかができました。それが右の写真で、外来種のケブトヒラタキクイムシです。

ケブトヒラタキクイムシは特徴が明確で、鞘翅上の鱗毛は先太で大きく列状になっています。まるで、破線が並んでいるように見えます。当初からケブトヒラタキクイムシの可能性が高いのでは、考えていました。アフリカヒラタキクイムシでは、正の走光性によりダウンライトや窓周辺に死骸が見られるのですが、今回の事例では見られていません。在来種のヒラタキクイムシでは、虫孔の大小に多少なりともばらつきが見られるのですが、いずれも1mm以下と小さかったことからケブトヒラタキクイムシではないかと考えていました。

ケブトヒラタキクイムシはアフリカヒラタキクイムシにように短期間で甚大な被害を及ぼすことはありませんが、なかなかしつこいのでマメに薬剤処理を行うことが重要です。

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