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2020年9月 5日 (土)

太さの異なる蟻道

ベタ基礎で侵入経路は1箇所 右の写真は、先日イエシロアリ調査のためお伺いした物件で撮影した1枚です。天井付近の壁面でシロアリ被害が確認されたことから、床下側からの点検調査を実施しました。

写真の部位は、被害の確認された壁面にあたる部分の床下です。蟻道は基礎面に2本立ち上がっていますが、コーナー部分はシロアリの通路となっている本線の蟻道です。その隣にある太い蟻道はおそらく水取り蟻土と考えられます。当初、被害壁面上部のベランダから水漏れしていたため、そちらを水の供給源としていたのでしょうが、防水塗装が行われたことによって水の供給源がなくなったため、地下から取るため水取り蟻道を構築して活用しているものと考えられます

問題はこの家屋の構造で、基礎構造はベタ基礎です。立ち上がり部の接合部から侵入しているものと考えられますが、侵入経路はこの1箇所です。被害部も巣のようになっていますが、おそらく分巣であり、本巣は屋外でしょうが位置は特定できませんでした。

侵入経路が1箇所しかありませんので、薬剤での駆除はかなり難しくなります。ベイトシステムでの対応を考えたいと思います。

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