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2020年11月28日 (土)

水平方向

ややこしい水平方向の被害 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、リフォーム中の大阪府内の物件にお伺いしました。既にリフォームが進行中ですが、解体時にシロアリ被害が確認されたとのことから、現地調査を行いました。

被害は玄関付近の土台で確認され、土台の一部には蟻土の噴き出しも確認されましたが、新しい被害ではないものと考えられました。ちなみに基礎面には蟻道跡など確認されておらず、少しややこしい水平方向の被害となっています。解体時の様子を大工さんに確認しても、特にシロアリの姿を見かけたということはなかったとのことです。シロアリがかなり以前から生息していなかったのか、解体中の逃亡したのかの判断は非常に難しいところです。それは、土台の蟻土の噴き出しが古いものとは考えにくいことが原因です。

このようなケースでは、部分的な薬剤処理をお薦めする場合が多くなっています。一般的な薬剤処理をすればどのようなメリット、デメリットがあるか、費用がどのぐらいになるかの説明をした上で、部分処理の場合についても同様な説明を行います。その上で、お施主さまとハウスビルダーさんの協議により、処理方法が決まります。場合によっては、薬剤処理を実施せず定期的な点検調査を行う対策も提案しますが、このハウスビルダーさんではこれまでに、薬剤未処理によって数年後シロアリに侵入され被害を受けた事例が多くあるため、最低でも部分的な薬剤処理されることを選択されています。当然ですが安全性には一番配慮しなければならない部分ですので、使用する薬剤の種類や濃度などについては最大限の配慮を持って処理するのが当社のスタイルです。

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