今年度の羽アリ傾向
一昨日、現場が終わり帰社途中で業務車から異音がするため、慌てて路肩の停めて確認。アイドリングでは問題ないものの、ドライブレンジに入れると異音がするとともに全く動かず。停まったのはいつもお世話になっている甲子園小型モータースさんの近所であったことから、牽引と修理を依頼。どうやらドライブシャフトが経年劣化で全交換する必要があるとのこと。代車が間に合わないとのことから、26日に予定していた仕事はお願いして延期して貰いました。少しの間、業務車はドック入りとなっています。
そこで今日は飼育観察中のアメリカカンザイシロアリ、今年の羽アリ傾向をご紹介したいと思います。今年最初の羽アリは、2月に確認されました。その次は3月、そして最も多く羽アリが発生したのは5月の中旬でした。その後9月後半、11月の上旬にも羽アリが発生しています。群飛と呼べる纏まった羽アリの発生は5月中旬で、兵庫県内にある集落の発生時期と同じです。同じく兵庫県内の2つの集落の羽アリ群飛時期は6月上旬と9月中旬ですが、こちらは文献に見られる季節となっています。
文献に書かれているのは書かれた方が確認された季節によるもので、実際の現場を多く経験するとアメリカカンザイシロアリは年中羽化し羽アリになることができるのは事実です。文献に書かれたことを鵜呑みにすると、生き物の柔軟性に対応できなくなります。生態には法則傾向はありますが、法則はありませんのでマニュアル駆除は役に立ちませんのでご注意ください。
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