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2020年11月26日 (木)

土壌灌注処理

土壌灌注処理 昨日はいつもお世話になっている建築士の先生からの依頼で、兵庫県内の物件にお伺いしました。外壁に、シロアリ被害と生息が確認されている物件でのシロアリ駆除です。

薬剤処理は被害部からも処理を行いますが、外壁の場合活動する個体が少ないため被害部だけの処理では殺虫成分投下量が不足します。そのため、シロアリ本来の生息場所である地中に対して薬剤処理するのが、土壌灌注処理です。

欧米の家屋のように床下がない逆ベタ基礎(土間床)構造では、建物の外周部の土壌に薬剤処理を行いますが、これには大きな問題があります。屋外で薬剤処理すると、雨水によって薬剤は流出します。水平方向であれば排水経路に流出しますし、垂直方法であれば地下水に影響を与えます。ですので、シロアリのコロニーを駆除できる量の薬剤を必要なだけ処理することが重要です。一定間隔で土壌注入するというのはナンセンスで、土壌汚染でしかありませんのでご注意ください。

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