2021年啓蟄のイエシロアリ
右の写真は飼育観察中のイエシロアリで、啓蟄である本日撮影しました。啓蟄とは二十四節気の一つで、冬籠りの虫が這い出るという意味があります。
例年、啓蟄の日のイエシロアリの動きを確認しています。昨年は例年よりも動きは早かったのですが、今年は例年とおりの動きでした。飼育ケースの横には最低最高温度計があり、毎年温度とシロアリの動きについて記録しています。昨年は例年よりも最低温度が3度以上高くなっていましたが、今年は昨年よりも寒かったようでその分活性が低くなったものと考えられました。
今年の傾向として寒い日と暖かい日の差が激しく、トータルとしては暖冬傾向にありました。冬季の影響がシロアリの活性最盛期にどのような影響を与えるかを確認しするとともに、羽アリ発生の整合性を見ていきたいと思います。
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