入居前シロアリ調査
昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、大阪府内の物件にお伺いしました。中古住宅を購入されたお施主さまが、過去に羽アリが大量発生した経験から入居前にシロアリ対策を実施したいとのこと。薬剤処理が必要かを判断するため、シロアリ調査を実施しようということからお伺いした次第です。
築年数が40年を超えた物件で、14年前のフルリノベーションしているとのこと。床下側から点検調査した結果、現時点でシロアリ被害、侵入及び生息は確認されませんでした。ただし、一部で侵入できない箇所があったことから、床下点検口を新設した上で再調査することとしました。点検調査を定期的に実施するにしても、薬剤処理するにしても床下動線の確保は必須です。基礎にある床下通気孔を削って広げるシロアリ防除業者がいますが、基礎の強度を低下させ耐震性を著しく低下させるものですので注意しましょう。
ちなみに14年前にフルリノベーションしたハウスビルダーさんは、いつもお世話になっています。今回依頼いただいたハウスビルダーさんとは、異なっており意外と世間は狭いものと感心させられました。
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