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2021年5月31日 (月)

入居前シロアリ調査

入居前シロアリ調査 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、大阪府内の物件にお伺いしました。中古住宅を購入されたお施主さまが、過去に羽アリが大量発生した経験から入居前にシロアリ対策を実施したいとのこと。薬剤処理が必要かを判断するため、シロアリ調査を実施しようということからお伺いした次第です。

築年数が40年を超えた物件で、14年前のフルリノベーションしているとのこと。床下側から点検調査した結果、現時点でシロアリ被害、侵入及び生息は確認されませんでした。ただし、一部で侵入できない箇所があったことから、床下点検口を新設した上で再調査することとしました。点検調査を定期的に実施するにしても、薬剤処理するにしても床下動線の確保は必須です。基礎にある床下通気孔を削って広げるシロアリ防除業者がいますが、基礎の強度を低下させ耐震性を著しく低下させるものですので注意しましょう。

ちなみに14年前にフルリノベーションしたハウスビルダーさんは、いつもお世話になっています。今回依頼いただいたハウスビルダーさんとは、異なっており意外と世間は狭いものと感心させられました。

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2021年5月30日 (日)

捕獲は確認されませんでした

ライトトラップによる羽アリの発生有無の確認 右の写真は先日お伺いし撮影した1枚で、昨年シロアリ駆除処理を実施した物件です。この物件はOMソーラー構造システムで、一昨年と昨年続けて羽アリが発生しました。低床構造で駆除に苦慮したものの、極めて微量で人体の影響を考慮し処理を行いました。

再発の有無について、先月ライトトラップを発生箇所に設置しました。ヤマトシロアリの羽アリは正の走光性(光に集まる性質)がありますので、ライトトラップを設置することで羽アリが発生したか否かがわかります。羽アリ発生時期も終了したことから、ライトトラップの確認と回収にお伺いしました。

その結果、ライトトラップに羽アリの捕獲は確認されませんでした。羽アリの発生はなく、無事駆除が完了したことを確認しました。OMソーラー構造システムのようなパッシブソーラーシステム構造でのシロアリ駆除には、知識と技術が必要です。薬剤大量散布しかしないシロアリ防除業者には駆除は困難ですので、ご注意ください。

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2021年5月29日 (土)

侵入経路が見えない物件

基礎と土台の間に確認された蟻道 昨日はシロアリ調査のため、奈良県内の物件にお伺いしました。いつもお世話になっている害虫防除業者さんから依頼された案件、玄関周辺と2階洋室で羽アリの発生が確認された物件です。前回のシロアリ調査では、床下動線が悪く侵入できない箇所があったことから床下点検口を新設いただきました。

問題となった玄関羽アリ発生箇所について、新設された床下点検口から侵入し調査を行いました。その結果、上り框周辺に古いシロアリ被害に加え薬剤穿孔注入処理跡も確認されました。これはトイレが移設されたことで配管により床下動線が妨げられ、トイレ移設前に処理されたものと考えられました。上り框周辺とは異なる土台部分で蟻道の構築及び被害が確認されましたが、基礎面に蟻道の構築はありません。当該箇所については、基礎構造の問題から侵入経路が見えないため、実際の駆除処理では工夫が必要と考えられました。

問題は2階で確認された羽アリで、発生時間等を考慮すると発生箇所からはそう離れていないと考えられました。こうなると、想定される箇所について薬剤処理を実施するしかないようです。なんとか工夫しながら対策を立案したいと思います。

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2021年5月28日 (金)

解体された浴室

解体された浴室で確認された被害跡 昨日はいつもお世話になっている建築士の先生からの依頼で、大阪府内の物件にお伺いしました。この物件では昨年羽アリが発生、昨年の初冬にシロアリ調査を実施しています。

問題は構造で、羽アリの発生した洋室は増築部分で床下の高さがあるのですが、床下点検口がありませんでした。その他の部屋は床下の高さがなく、床下に侵入することはできません。浴室枠にはシロアリ被害が確認され、先に開けられた床下点検口から周辺を覗くと四方にシロアリ被害が確認されました。ちなみにキッチンの床下点検口から覗いても、四方にシロアリ被害が確認されました。

計画として既存の浴室とトイレ及び洗面の床板を撤去する予定とのことから、昨年羽アリの発生した洋室に床下点検口を新設し初春にシロアリ駆除処理を実施しています。この春には羽アリの発生が確認されなかったことから、シロアリ駆除は完了しているものと考えられました。

今回は既存の浴室の解体及び周辺の床板の撤去が完了したことから、侵入防止処理のためお伺いし薬剤処理を実施しました。ちなみに解体された浴室は、シロアリ被害が四方に広がっていました。在来の浴室はシロアリに弱いので、きちんとした対応が必要です。

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2021年5月27日 (木)

屋外の被害

屋外バスコートのシロアリ被害 右の写真はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、シロアリ調査でお伺いした物件で撮影した1枚です。2階浴室から外に続く、囲いのあるバスコートにシロアリ被害が確認されているとのことです。

シロアリ被害は雨の溜まりやすい箇所で確認されていますが、周辺を調査すると広範囲にシロアリ被害が確認されました。侵入経路は土間コンクリートの上に建てられた柱で、柱の根元には柱脚金物が使用されていますが、柱脚金物の隙間から小動物が入らないように取り付けられた金網に蟻道が形成されていました。

この建物は薬剤処理が厳禁なOMソーラー構造システムですので、建物内にシロアリが侵入していないかどうか点検調査を行いました。その結果、建物内には侵入していないため一安心でした。当該箇所の駆除処理をきちんと行えば問題ありませんので、屋外であることから梅雨の晴れ間を狙うか、梅雨明けの処理となりそうです。

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2021年5月26日 (水)

室内で徘徊するアリ

室内で徘徊するアリ 昨日は室内でアリが徘徊しているとご連絡をいただいた、兵庫県内の物件にお伺いしました。3階建ての物件で、2階及び3階でアリが確認されています。お施主さまに捕獲いただいたアリを同定した結果、室内徘徊種としてよく確認されるトビイロケアリでした。

ご相談いただいた経緯ですが、アリが室内で徘徊するのでスーパーアリの巣コロリを設置されたとのことです。様子を確認すると、毒餌を運ぶものの、散らかすだけで持って帰らないようです。スーパーアリの巣コロリは顆粒タイプとジェルタイプの2つの成分を有した毒餌剤で、吸蜜性のアリも雑食性のアリにも効くというのが謳い文句です。実際に効果のある場合もありますが、多くの事例はこのようなケースが多くなっています。毒餌剤は簡単に扱えますが、使い方には最新の注意が必要でなのです。

毒餌剤で駆除できない場合は、できないことに必ず理由があります。その場合は自分で実施せず、当社までご相談ください。やってはいけないことを行うと、かえって活動範囲を広げてしまう場合があるため注意が必要です。

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2021年5月25日 (火)

再消毒など必要ありません

侵入リスクの少ない床下 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、兵庫県内の物件にシロアリ調査でお伺いしました。この物件ではハウスメーカーの下請けであるシロアリ防除業者から、再三床下消毒を言われているとのこと。お施主さまは小規模なリフォームを実施されたハウスビルダーさんに相談したところ、当社でシロアリ調査をして貰ってはとなりお伺いした次第です。

この物件は年数が少し経過していますが、構造自体はベタ基礎となっています。浴室もユニットバスであり、シロアリの侵入し難い構造です。構造的に侵入し易い玄関や勝手口などでも、シロアリの侵入や生息は確認されませんでした。

このような床下条件で薬剤処理が必要かというと、絶対に必要ではありません。薬剤処理はシロアリが侵入を未然に阻止するものですが、シロアリが侵入し難い構造なので定期的な点検調査により早期発見すれば問題ありません。薬剤処理だけがシロアリ対策ではありません。

それにしても保証期間の切れたあとの再施工を、再消毒というシロアリ防除業者さんはいかがなものでしょうか。シロアリは毒を有する昆虫ではなく、消毒という言葉を使うことでクリーンなイメージを植え付けるのは姑息ではないでしょうか。

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2021年5月24日 (月)

駆除完了

蟻道内で確認された兵蟻死骸 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんと一緒に、兵庫県内の物件にお伺いしました。ブリングシステムを用いてイエシロアリ対策を実施している物件です。

ハウスビルダーさんにも協力をいただいて期間中、ブリングベイトの喫食状況を確認いただいています。4月中旬の確認では、元気にイエシロアリも活動していました。しかし先日確認していただくと、活動しているイエシロアリが確認されなかったとのことから、駆除完了確認と侵入防止処理のためお伺いしました。

ブリングボックス内には、シロアリの職蟻の死骸や兵蟻の頭部も確認されました。シロアリの姿がなくなった代わりにオオハリアリの侵入が確認されました。床下側から蟻道を壊した様子が右の写真で、蟻道内に兵蟻の死骸が多数確認されています。その他の箇所も詳しく調査し駆除完了と判断しました。

今回の被害はイエシロアリであったことから、駆除完了後は侵入防止の薬剤処理を行いました。今回の事例では、ベイトボックス設置時期が遅くなったため駆除完了まで時間を要しました。やはりベイトシステムは早めの対処が重要ですね。

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2021年5月23日 (日)

ムース状薬剤注入処理

ムース状薬剤注入処理 昨日はシロアリ駆除処理のため、兵庫県内の物件にお伺いしました。先日シロアリ調査を実施した医療系店舗で、入口付近で羽アリの発生が確認されました。

当該物件の構造は逆ベタ基礎に転ばし床という構造で、室内側ではシロアリ被害は確認されていません。シロアリ調査結果から羽アリは地中にあるコロニーから発生し、逆ベタ基礎の隙間から出てきたものと考えられました。そこで、地中に対して薬剤処理が有効と考え処理を行いました。本来であれば室内側の逆ベタ基礎側から処理できればよいのですが、構造的に処理することが難しい状況であることから屋外側から処理を行いました。

処理には薬剤をムース状にし、コンクリート下へ注入しました。土壌とコンクリートには僅かな隙間があり、シロアリはその隙間で活動しているものと考えられます。液状薬剤を注入しても水平方向に薬剤が広がらないため、ムース状薬剤注入処理を実施しています。

今回の処理では伝播性が期待できる薬剤を用い、ムース状にして注入しています。薬剤が広がっている証拠が右の写真でコンクリートの隙間からムース状薬剤が噴き出しています。ちなみにメーカーさんの薬剤では、正直なところ伝播性は期待できません。伝播性を謳うメーカーさんがありますが、実際の現場では伝播しないため鵜呑みしないことが賢明です。

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2021年5月22日 (土)

狭小住宅

狭小住宅新築防腐防蟻処理 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、新築防腐防蟻処理のため大阪府内の物件にお伺いしました。今回の物件は、狭小地に建てられた住宅です。

元々は長屋が多くあった場所で、今も周辺には長屋が多く残っています。元々あった物件も切り離された長屋で、今回取り壊されたそうです。取り壊しの際、多くのシロアリ被害が確認されたとのことです。

通常の防腐防蟻処理は協会仕様書に基づいて処理を行いますが、地中にはシロアリのコロニーがあることを想定し、追加の処理を行いました。基礎構造はベタ基礎ですがシロアリが侵入できない訳ではないので、コロニーが駆除できるような処理を行っています。

狭小住宅では、どうしても通気性が悪くなります。通気性がよいとされているねこ土台であっても、実際の床下も潜ればわかりますが思ったよりも通気性はよくありません。設計上と実際では差異があるため、注意が必要です。

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2021年5月21日 (金)

薬剤処理跡のある床下

薬剤処理跡のある床下 昨日はいつもお世話になっている建築士の先生からの依頼で、大阪府内の物件にお伺いしました。玄関で羽アリの発生した物件でのシロアリ調査で同行しました。

床下側から点検調査した結果、玄関に隣接する洗面でシロアリ被害が確認されました。それが右の写真ですが、よく見ると被害部が剥がされ穿孔処理跡も確認されています。ちなみに玄関の上り框周辺には古い蟻道や被害も確認されていますが、比較的新しい蟻道も確認されました。

お施主さまからの聞き取り調査では、6年前にも羽アリが発生し老舗のシロアリ防除業者にシロアリ駆除予防処理を実施してもらったとのことです。今回もシロアリ駆除予防処理を実施しようかとご家族に相談されたところ、あまりにも高額なので知人から建築士の先生を紹介していただいたとのことです。

ここでの疑問ですが、施工から6年が経過している点です。シロアリ駆除予防処理を実施した場合、保証期間は施工後5年間が一般的です。しかし、5年経過したからといってシロアリがすぐに侵入する訳ではありません。もし5年経過してからシロアリが侵入したとしても、すぐに羽アリが発生する訳ではありません。薬剤も5年で効力がなくなる訳ではありませんので、本来であれば5年が経過しても責任は持つべきです。しかしこれまでにも6年目に羽アリが発生する事例がありましたが、シロアリ防除業者は保証期間が切れているの一点張りです。薬剤の消失などを考慮すると、薬剤処理ムラが原因なのは明白です。

そもそもシロアリのコロニーを駆除する処理をしていれば、シロアリが再侵入することはほぼありません。当社では部分駆除処理後、定期的な点検調査を実施していますが、シロアリが侵入する事例はこれまでに数例しかないのです。シロアリ駆除の本質を見失っているマニュアル処理が生んだ弊害とも言え、シロアリと対峙する技術者を育成していないことが問題だと小員は考えます。

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2021年5月20日 (木)

仕様書外の処理

侵入リスクの高い玄関 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、大阪府内の物件にお伺いしました。新築物件での防腐防蟻処理です。

新築物件では建築基準法の順守すると、薬剤処理はほぼ必須です。薬剤処理をしていない物件もありますが、これは罰則がないことが処理しない理由のようです。薬剤処理する場合には、公益社団法人日本しろあり対策協会の仕様書に基づいて処理する必要があります。無駄な大量散布ですが、建築基準法に定められているため処理しなければなりません。

近年の住宅はベタ基礎となっていますので、シロアリの侵入リスクは極めて低くなっています。しかし侵入しない訳ではなく、実際に侵入している事例を見ると多くは玄関や勝手口などに集中しています。その辺りを考慮し、仕様書には記載されていない処理を行っています。

シロアリ対策は建物の構造を考慮しながら処理すべきものであるのに、施工したいがために仕様書を策定するのはいかがなものでしょうか。矛盾しながら薬剤処理を行うのには、辛いものがあります。

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2021年5月19日 (水)

生息場所

入口付近で確認されたヤマトシロアリの落翅 右の写真は、先日シロアリ調査でお伺いした物件で撮影した1枚です。この物件は医療関係の店舗で、入口と窓に挟まれたエリアで羽アリが発生したとのことです。

この物件は店舗ということもあり逆ベタ基礎に転ばし床構造となっており、6年前にも同じ個所で羽アリが発生したそうです。その際、工務店を通じてシロアリ防除業者によって駆除処理が行われたとのことです。処理は壁面から薬剤注入処理を実施されたとのことですが、翌年にはまた羽アリが発生したそうです。

目視調査では壁面等に被害はなく、羽アリが出た形跡だけとなっています。ヒントは入口雨除けにあるダウンライトで、このダウンライトに羽アリが大量に入っていたとのことです。ヤマトシロアリの羽アリは落翅すれば光を嫌う性質(負の走光性)ですが、羽アリ自体は光の集まる性質(正の走光性)です。この結果から考えられるのが、壁内から雨除け部分に侵入しダウンライトに集まったものと考えられます。そうなると侵入経路は入口に近い壁内となりますが、過去に実施された薬剤の残効性はあるものと考えられます。

これらの状況から現時点でシロアリは壁内に侵入しておらず、地中から発生しているものと考えられます。駆除を行うのではあれば、どのようにして地中のコロニーに薬剤を送り込むかがポイントとなりますので、工夫して対応したいと思います。

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2021年5月18日 (火)

アリ用コンバットでシロアリ駆除はできません

アリ用コンバットでシロアリ駆除はできません 昨日はいつもお世話になっている害虫防除業者さんからの依頼で、奈良県内の物件にお伺いしました。玄関で羽アリの発生が確認されたとのことで、シロアリ調査のためお伺いしました。

早速お施主さまから聞き取り調査を行うと、玄関の羽アリは昨年も確認されたとのことです。羽アリは玄関以外にも、2階の洋室でも大量に確認されたとのことです。先ずは図面を確認すると、どうやら床下点検口は洗面、台所、洋室の3箇所あるようです。ちなみに洋室は2階で羽アリの発生が確認された部屋の下に当たります。

その洋室床下を点検調査した結果、蟻道や被害は確認されたものの薬剤処理跡も確認され、シロアリの生息は確認されませんでした。ここは基礎と床下人通口に問題があり、隣の部屋の床下に行くことができませんでした。洗面の点検口ですが配管が縦横無尽に入っているため、床下に侵入することすらできません。目視可能な範囲に被害は確認されましたが、ここにも薬剤処理跡が確認されました。台所の床下は侵入は可能でしたが、人通口の狭さから隣の床下には行けません。ちなみに薬剤処理跡ついては台所床下では確認されましたが、隣の床下では写真撮影で確認しましたが処理跡は確認されませんでした。どうやら過去に実施されたシロアリ駆除予防処理では、薬剤を飛ばす安易で手抜きな処理が行われたと思います。

各部屋ごとに床下点検口の新設が必要なことを説明し、設置後に再度床下調査を実施する予定です。ちなみに写真は羽アリの発生した玄関のコーナー部分ですが、アリ用毒餌剤が設置されています。設置されていたのはアリ用コンバットですが、アリとシロアリは全く種類が異なる昆虫ですので、アリ用コンバットは全く効果がありませんのでご注意ください。

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2021年5月17日 (月)

窓際で確認されたアメリカカンザイシロアリ羽アリ

窓際で確認されたアメリカカンザイシロアリ羽アリ 昨日は、羽アリが群飛したとご連絡をいただいた兵庫県内の物件にお伺いしました。お施主さまのお話しでは砂粒のようなものも確認されていることから、アメリカカンザイシロアリではないかとのことです。

早速現場でお話しを聞くと羽アリは先週発生し、砂粒は2階の冷蔵庫の上に堆積しているとのこと。脚立で冷蔵庫の上を調査すると、砂粒が確認されるとともに羽アリ死骸が確認されました。羽アリを確認すると、アメリカカンザイシロアリであることが確認されました。

冷蔵庫の上部は高さの高い天井となっており、天井裏がなく梁見せ天井となっています。ちなみにレーザー距離計で天井までの高さを図ると最も低いところで5メートルありました。4メートルのところの壁面に窓枠があったことから、手を伸ばして撮影するとアメリカカンザイシロアリの羽アリ死骸が多数確認されました。

冷蔵庫上の糞堆積場所から垂直にレーザー距離計を立てると、梁であったことからこの梁の中に生息しているものと考えられました。ちなみにこの地区は、羽アリが早い物件では5月中旬に発生します。他の兵庫県内の地区でも5月中旬から始まりますが、文献では6月から9月に発生するとあります。真冬での発生する事例もありますが、文献は現場を知らない方が書いているためです。それを鵜呑みにしているシロアリ防除業者も、現場を知らないのでご注意ください。

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2021年5月16日 (日)

2階リビング窓際で発生した羽アリ

2階リビング窓際で発生した羽アリ 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、兵庫県内の物件にお伺いしました。昨年ガレージ側でシロアリ被害及び生息が確認され、シロアリ駆除処理を実施した物件です。今年は家屋で羽アリの発生が確認されたとのことから、ビルダーさんと同行し調査をおこないました。

問題は羽アリの発生した箇所で、昨年のガレージと全く反対側にある箇所でルーフバルコニーに面した2階のリビング窓際です。リビング箇所を点検調査しましたが、シロアリ被害の兆候はありません。そうなると、羽アリはリビング側に出てきただけと考えられます。出てきただけであるならば、ベランダの壁内等の木部に生息している可能性が考えられたことから、ハウスビルダーさんと相談をし、ルーフバルコニーの裏面に点検口を新設した上で再度調査を行い、対応することとなりました。

ルーフバルコニーやベランダの壁内で、シロアリが営巣するのはよくある現象です。水の供給源と木材があれば、シロアリの生息は十分可能です。構造を理解することも、シロアリ対策を策定するには重要なのです。

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2021年5月15日 (土)

非破壊シロアリ点検調査

非破壊シロアリ点検調査 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、兵庫県内の物件にシロアリ点検調査お伺いしました。この物件はパッシブソーラーシステム構造の一つであるOMソーラー構造で、5年前にシロアリ被害が確認されたことから、シロアリ駆除処理を実施しています。

このOMソーラー構造は厄介な構造で、ベタ基礎ながら床下の高さが低いタイプとなっています。シロアリ被害は洋室壁面で確認され、床吹き出し口から反射鏡を用いた点検調査でも土台等で被害が確認されました。非破壊シロアリ探知機を用いてシロアリの侵入経路を特定、室内側で薬剤を1滴も使わずシロアリ駆除処理を実施しています。

OMソーラー構造ですので、薬剤による予防処理はできないため定期的な点検調査を実施しています。床吹き出し口からの点検調査に加え、非破壊シロアリ探知機を用いて点検調査を実施しました。シロアリの再侵入や新たな侵入は、いずれの箇所も確認されませんでした。シロアリ対策で大量の薬剤を使用せずに実施する、典型的な事例です。薬剤処理だけがシロアリ対策ではないのです。

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2021年5月14日 (金)

羽アリが発生しましたが

トイレから発生したヤマトシロアリ羽アリ 昨日はトイレから羽アリが発生したとお問い合わせいただいた、兵庫県内の物件にシロア調査でお伺いしました。数日前にも発生したとのことですが、昨日も電話をいただいた際にも発生中とのことで、すぐ近所であったことからお伺いしました。

早速現場で確認すると、トイレでヤマトシロアリの羽アリが大量に発生中でした。既に市販の殺虫スプレーを噴霧されているため、死骸も多数確認されました。通常であれば床下側からの点検調査を実施し、具体的なシロアリ駆除方法の策定を行います。しかしこの物件では事情が違い、1年以内に現在の建物を取り壊して新築する予定とのことです。

部分的なシロアリ駆除が可能なシロアリ防除業者を探していたとのことで、他のシロアリ防除業者では部分的なシロアリ駆除は断られたとのことでした。当社では部分駆除も対応可能ですが、当該事例では1年以内に取り壊し予定ですので、現時点でのシロアリ駆除は不要ですと回答させていただきました。新築時にはシロアリ対策が施されるでしょうから、現時点でわざわざ費用をかけてのシロアリ駆除は無駄です。今回はお施主さまに説明させていただき、ご納得いただけました。

それにしても、今年の羽アリの発生は少しおかしいようです。今回は近所ですので、普通は遅くても1週間ほど前には羽アリの発生は終わっています。連休中の低温が影響したのかもしれませんね。

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2021年5月13日 (木)

発生も捕獲も確認されませんでした

捕獲の確認されなかったライトトラップ 昨日はシロアリ対策のため、大阪府内の物件にお伺いしました。転ばし床構造の店舗で、羽アリの発生した物件です。羽アリが床下から発生しているかどうかを確認するため、羽アリの発生した翌日からライトトラップを設置しています。

しかし期待を裏切り、ライトトラップには羽アリの捕獲は確認されませんでした。店舗内でも、発生した翌日以降羽アリの発生はないとのことです。結局発生した数は数匹程度で、発生箇所の特定まで至りませんでした。

オーナー様には、来年の羽アリ発生前にライトトラップを設置する旨の説明をさせていただき了承をいただきました。室内側への発生抑制を行うとともに、モニタリングを行いその結果から今後の対策を検討したいと思います。それにしても厄介な構造にリフォームしたものですね。

いまだにヤマトシロアリの羽アリに走光性(光に集まる性質)がないと言われる方がおられますが、現場をよく観察されていない方なのでその方の言うことは聞かないことをお薦めします。

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2021年5月12日 (水)

天井から羽アリ

天井点検口から発生した羽アリ 昨日はいつもお世話になっている害虫駆除業者さんからの依頼で、大阪府内の物件に同行しました。天井点検口から羽アリが大量に発生したとのことから、シロアリ調査でお伺いした次第です。

この物件は飲食店で、羽アリは天井点検口の隙間から大量発生したとのことです。店内は清掃されていたことから、羽アリ死骸が確認されませんでした。天井点検口をあけたところ、ヤマトシロアリ羽アリ死骸が数匹確認されました。

店内の隅々まで調査を行いましたが、シロアリ被害は確認されませんでした。このようなケースでは、目視できない箇所での発生が考えられます。もちろん店舗ですので床下がない逆ベタ基礎(土間床)構造ですので、実施可能な対策には限界があります。

このようなケースでは手間のかかる施工であるため、施工費用は高額になりがちです。施工が決まるかどうかはわかりませんが、決まれば創意工夫して対応したいと思います。このような物件では、改装工事の際にシロアリ対策を実施できればよいのですが、されないケースが多く残念です。

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2021年5月11日 (火)

ここにも群飛孔

床下通気口の型枠に群飛孔 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、大阪府内の物件にシロアリ調査でお伺いしました。お施主さまの話しでは、床下換気口から羽アリが出ていくのを見たとのことから、床下点検調査を実施しました。

点検調査を実施した結果、羽アリの確認された和室の床下でシロアリ被害が確認されました。地面には群飛孔である、空中蟻道も確認されました。中でも面白い群飛孔が右の写真で、人通口(床下通気口)で確認されました。この原因は床下通気口に型枠が残されており、その型枠が食害されていたことから、群飛孔が形成されたものと考えられました。

年代の古い物件では、床下通気口に型枠が残ったままの状態がよく確認されます。近年では型枠を残さないのが常識ですが、昔は面倒なのか型枠を残さない場合が多かったのでしょう。型枠が地面まで或いは地面近くまであるケースが多く、地中に生息するシロアリからすると容易に侵入できるため型枠は撤去するのが原則なのです。

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2021年5月10日 (月)

黒色ですがシロアリです

黒色ですがシロアリの羽アリです 先日いつもお世話になっている建築士の先生から、写真を送付いただき相談を受けました。知り合いの方から勝手口付近でたくさん虫が出たので見て欲しいと依頼されたとのことです。現場にお伺いして建築士の先生が撮影されたものを、送付いただきました。

この虫ですが、ヤマトシロアリの羽アリです。シロアリというと体色が白と思われている方が多いようですが、ヤマトシロアリ羽アリの体色は黒色です。その他の特徴としては、触角が数珠状につながっていること、胸の部分が黄色になっているケースが多くなっています。また翅は4枚とも同じ大きさで、一定時間が経過すると翅を落とします。1匹で翅を4枚落としますので、見た目大量の翅が落ちた状態となるのが特徴です。

羽アリは翅を落とした後、雌雄がペアリングし新たなコロニーを創出します。但し、肉食性の昆虫や爬虫類、鳥類などに食べられるため、そのほとんどが食べられてしまうため、生き延びる可能性は極めて僅かです。

羽アリは市販の殺虫スプレーで簡単に駆除できますが、これで発生が終わった訳ではありません。羽アリはシロアリのコロニーのごく一部でしかありません。そのため、シロアリのコロニーがどこにあるか、被害や生息場所がどこにあるのかをきちんと調査する必要があります。その調査っ結果を元にシロアリ対策を立案するのが、私たちシロアリ技術者の仕事です。

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2021年5月 9日 (日)

羽アリ発生個所

羽アリ発生箇所と考えられる土台 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、兵庫県内の物件にシロアリ調査でお伺いしました。以前部分的なリフォームを実施した古民家で、羽アリが発生したとのことからお伺いしました。

羽アリが発生したのは、リフォームを実施していない側の広縁部分です。床下側から点検調査した結果、広縁部分にあたる土台部分でシロアリ被害が確認されました。構造的に地面と土台が近いため、シロアリが侵入し易い構造です。特に礎石の隙間から侵入しているものと考えられ、駆除処理では丁寧な処理が必要です。

被害は当該箇所だけではなく、広範囲に確認されました。このような状態ですと部分的処理だけでは難しいため、部分的なシロアリ侵入防止処理が必要な旨をお施主さまとハウスビルダーさんに説明させていただきました。床下のカビ臭も酷く湿気も高い状態で、シロアリにとっては好都合な環境なようです。

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2021年5月 8日 (土)

事前調査では

タイルカーペット下で活動するシロアリ 右の写真は、先日シロアリ駆除のためお伺いしたマンションで撮影した1枚です。タイルカーペットを剥がすと、床の合板に活動中のヤマトシロアリと被害が確認されました。

当該箇所では、事前調査の段階でシロアリの侵入と被害が想定できました。しかし、剥がしてシロアリの生息と被害を確認することはしていません。調査の段階で確認したいと考える方が多いと思いますが、建物の構造によっては確認した方がよいケースと確認しない方がよいケースがあります。

シロアリは被害部をあけたり蟻道を壊したりすることで、その場所から逃亡する場合があります。これはヤマトシロアリに見られる、行動的特徴です。侵入経路が特定できる場合には、侵入経路から巣系に対して薬剤処理を施すことで巣系の駆除が可能です。しかし当該物件のように、構造的な問題から、侵入経路が特定できない場合には生息確認と同時に薬剤処理を行うことが得策なのです。

調査段階で安易に蟻道を壊すシロアリ防除業者がいますが、適切なシロアリ駆除(巣系のシロアリ駆除)をしたい場合には調査段階での工夫が必要なのです。

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2021年5月 7日 (金)

2階ベランダサッシで確認された羽アリ

2階ベランダサッシで確認された羽アリ 昨日はいつもお世話になっている建築士の先生からの依頼で、兵庫県内の物件にお伺いしました。知り合いの方のお宅で、先日羽アリが発生したようなので見て欲しいとのことから調査のためお伺いした次第です。

発生したのは2階ベランダサッシで、お伺いした際にはサッシにヤマトシロアリの羽アリ死骸が確認されました。床下側から点検調査した結果、シロアリ被害、侵入及び生息は確認されませんでした。今回の事例では、恐らくベランダの壁内又はベランダと接する壁内にシロアリが生息しているものと考えられました。

このようなケースでは、床下に薬剤を撒いても効果はありません。シロアリ駆除の原理原則である、生息場所に薬剤処理することが必須です。シロアリは床下だけでしか発生する訳ではなく、色々なケースがあるので、点検調査で生息場所を特定することが重要です。

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2021年5月 6日 (木)

厄介な構造

厄介な構造でのシロアリ駆除処理 昨日は、先日対策を実施できなかった京都府内の物件にお伺いしました。この物件は鉄骨マンションの1階で、逆ベタ基礎構造です。被害は和室で確認されており、二重床に支持脚、合板の上に断熱材、その上に縁なし畳がある状態です。

写真の部位は壁面から配線などが通っているスペースで、ボックスのように仕切られた木材は被害が大きくなっています。問題なのは逆ベタ基礎構造のため、侵入経路が特定できない状態です。ですので被害部からの対処が中心となります。

もう一つ問題があり、この和室の被害は局所的ではなく壁際は殆どといっても過言がない被害が広がってます。被害状況から侵入経路は複数で、かつ複数のコロニーの侵入が示唆されました。今回は一旦駆除処理を実施していますが、数か月後には確認評価を行う予定です。

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2021年5月 5日 (水)

殺菌殺虫処理

殺菌殺虫処理 昨日はいつもお世話になっている設計事務所の先生からの依頼で、兵庫県内の物件にお伺いしました。イタチが天井裏に侵入していた物件での、最終対策です。

この物件では増改築により天井が分断された状態にあったことから、天井点検口を新設したところ想定侵入経路が判明、それら箇所に侵入防止対策を施しました。その後、餌を設置し天井裏に侵入していないことを確認しています。今回は小屋裏及び天井裏の殺菌殺虫処理を施しました。

イタチの糞尿の臭気の問題や保有する菌類の対策として殺菌処理を、ノミやダニ対策として殺虫処理を行いました。小屋裏や天井裏という狭い空間ですので、ULV処理を実施しました。ULV処理とはUltraLowVolume(高濃度少量散布)の略称で、20ミクロン程度の微粒子で空間散布する方法で、食品工場や飲食店厨房等で使用されている施工方法です。薬剤微粒子は隅々まで到達し、効率的に殺菌効果や殺虫効果が得られる施工方法です。

今回で対策は完了となりますが、建物自体は古くイタチは新たな侵入経路として穴をあける可能性があることをお施主さまに説明させていただきました。

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2021年5月 4日 (火)

新築防腐防蟻処理

新築防腐防蟻処理 昨日は京都府内の物件でシロアリ駆除処理の予定でしたが、住宅管理会社さんとの行き違いで処理物件に入室することができず、とんぼ返りとなりました。大阪、兵庫、京都の緊急事態宣言が出ていましたが、レジャーらしき車の多いこと。京都で降りる車が少なかったので、宣言の出ていない滋賀などに行かれると思いますが、事態が酷くならないことを祈りたいと思います。

急遽予定が変更となり大阪府内の物件にお伺いすることとなりましたが、都合により今日は先日新築防腐防蟻処理でお伺いした物件をご紹介したいと思います。建築基準法では構造や材料によっては薬剤処理を行う必要はありませんが、かなり条件として厳しいため薬剤処理を行うのが現実的です。薬剤処理を実施せず建てられている事例もあるようですが、未実施のケースで訴訟も起きているためビルダーさん側は注意が必要です。

しかし構造的な観点から、実際に侵入する事例は殆どありません。とはいえ侵入しない訳ではなく、侵入経路が限定的です。その一つが玄関で、どうしてもコンクリートを重ねるためシロアリの侵入経路となる可能性があります。薬剤処理はそれを補填するものでありマニュアルで撒くものではないと思いますが、お役所はどう考えているのでしょうか。

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2021年5月 3日 (月)

例年よりも早めで

確認された成虫脱出孔 昨日はいつもお世話になっている設計士の先生からの依頼で、大阪府内の物件にお伺いしました。知人の方の物件で、フローリングに小さな穴と粉がたまるとのことです。

早速現場で調査すると、ヒラタキクイムシ類の成虫脱出孔であることがわかりました。虫孔内部から虫体死骸を採取、その場で同定を試みましたが同定は困難でした。事務所の持ち帰り同定した結果、在来種のヒラタキクイムシでした。

このフローリングは5年ほど前にリフォームによって交換され、数年前に確認されたとのことです。同定できなかった段階でしたが、ヒラタキクイムシ類の生態及び具体的な対策の内容について、お施主さまと設計士の先生に説明させていただきました。

ゴールデンウィーク前からヤマトシロアリの羽アリが発生し、羽アリの発生が落ち着いたころからヒラタキクイムシ類が発生するのが一般的ですが、今年は少し早い傾向にあるようです。ヒラタキクイムシ類は発生初期の対応次第で後々の被害が変わりますので、早期に適切な対策を実施することが重要です。

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2021年5月 2日 (日)

勝手口で確認された羽アリ

勝手口で確認された羽アリ 昨日は、勝手口で羽アリの発生が確認されたとご連絡をいただいた大阪府内の物件にお伺いしました。この物件では3年前に玄関で羽アリが発生し、シロアリ駆除処理を実施しています。

この物件では、床下の高さが殆どない転ばし床構造という致命的欠陥があります。この物件はリフォームを実施しており、元々は鉄骨構造の布基礎+土間コンクリートの床下であったところに、室内空間の高さを確保するため床の高さを下げています。挙句の果て、リフォーム時にシロアリ対策を全く実施していなかったようです。

勝手口を目視調査した結果、被害や群飛孔は確認されませんでした。壁面を中心に非破壊シロアリ探知機を用いて調査しましたが、シロアリの活動を確認することはできませんでした。室内側でもシロアリ被害が確認されていないので、布基礎と土間コンクリートの接合部から発生した可能性が高いと考えられます。その仮定を証明するため、床下にライトトラップを設置しました。これで床下側から発生しているかどうかの証明ができるものと考えます。その結果を踏まえて、具体的なシロアリ対策を立案したいと思います。

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2021年5月 1日 (土)

2021年5月度ウェブサイト更新

阪神ターマイトラボウェブサイト202105トップページ画像 今月も阪神ターマイトラボのウェブサイトを更新しました。今回のトップページ画像は、西宮市内にある一般住宅の玄関で発生したヤマトシロアリの羽アリです。既にヤマトシロアリの羽アリの姿はなく、大量の翅だけが落ちています。

ヤマトシロアリの羽アリは、阪神間で一般的に4月下旬から5月中旬の正午前後に確認されます。羽アリは発生後、地上に降りると体を震わせ翅を落とします。その後、ペアとなって隙間などに潜り込みます。落とした翅は残されるため、大量の翅が落ちた状態となります。

羽アリの発生場所で起こる現象で、玄関以外にも浴室や洗面などの水廻り、窓枠周辺やベランダなど広範囲で起こります。いずれも、シロアリは羽アリの発生した周辺に生息しています。シロアリの体色は白色(厳密には乳白色)ですが、羽アリの体色は黒色なのでシロアリと気付かないケースがあります。当該事例のように、ゴールデンウィーク前後で大量の翅が落ちているケースはヤマトシロアリの羽アリでほぼ間違いはありません。

羽アリが発生すると多くの方は多くの方は市販の殺虫スプレーを撒き、その後羽アリの発生は抑えられるため駆除が完了したと思われます。しかし、羽アリはシロアリの集団のわずかでしかなく、シロアリの集団は周辺に生息して家屋に被害を与えています。シロアリ調査ではそのシロアリがどこから侵入し、どこに生息しているかを調査して具体的なシロアリ対策を立案します。

無料調査を実施するシロアリ防除業者は、シロアリの生息場所を精査する必要はありません。必要のない場所にまで穿孔し薬剤注入を行い、かつ床下に大量の薬剤を散布します。当社のシロアリ対策では、事前のシロアリ調査で侵入経路と生息場所を精査し、必要最小限の薬剤を使用してシロアリ駆除を行います。確実にシロアリ駆除を行い、安全で安心なシロアリ対策を提供するのが当社のポリシーです。詳細は阪神ターマイトラボのホームページをご参照いただきますようお願いいたします。

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