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2021年9月30日 (木)

リスクの高い構造

接合部の隙間はリスクの高い構造 右の写真は、先日シロアリ調査でお伺いした物件で撮影した1枚です。いつもお世話になっている建築士の先生から依頼を受けた案件です。

この物件は大手ハウスメーカーの建物で、床下基礎構造は布基礎+土間コンクリートです。図面を確認すると、土間コンクリートの下には防湿シートが敷き込まれているようです。シロアリ調査結果ですが、シロアリ被害、侵入及び生息は確認されず問題ありませんでした。

布基礎+土間コンクリートだと一見シロアリは侵入し難い構造ですが、右の写真のとおり布基礎と土間コンクリートの接合部には隙間があります。防湿シートの下の土壌は、地中の水分の逃げ場がなく土壌含水率が高い状態となります。これがシロアリを誘引する要因となり、防湿シートの下にはシロアリが活発に活動する状態となります。ベタ基礎であっても同様で、解体工事現場で確認すると防湿シートの下にはシロアリが活動した形跡が多く確認されています。

ベタ基礎だと家屋内への侵入経路はありませんが、土間コンクリートでは布基礎との接点部分にあるこの隙間から侵入するのです。床下がコンクリートだからシロアリは侵入しないと過信しないことが重要です。

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2021年9月29日 (水)

構造の良し悪し

玄関周辺は侵入するリスクの高い箇所です 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、大阪府内の物件にお伺いしました。新築中の物件での、防腐防蟻処理でお伺いさせていただきました。

現在の建築基準法では、新築時には一部の条件を除き薬剤処理が必須です。一部の設計される方や造る方の中には、勝手な法の解釈で薬剤処理をしない場合があるようですが、それは厳密にいうと建築基準法違反となります。個人的な意見としては、構造がしっかりしていれば薬剤処理は不要ですので、建築基準法を現状に合うよう変えるべきだと小員は考えます。

多くのビルダーさんでは、薬剤処理を選択します。しかし残念ながら、コスト優先で安全性のやや劣る薬剤が使われているのが現状です。当社ではお住いの方へのリスクを考慮し、使用する薬剤の安全性に最大限配慮を行っています。建物構造も加味しながら、協会仕様書をベースにより効果的な対策を講じています。

その代表的な箇所は、写真にあるような玄関周辺です。ここの構造を見ればシロアリの侵入リスクはある程度考慮することができます。シロアリの侵入リスクは構造の良し悪しによって左右するので、設計段階から考慮する必要があると考えています。

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2021年9月28日 (火)

隙間

侵入経路となる隙間への薬剤処理 昨日はいつもお世話になっている住宅管理会社さんからの依頼で、大阪府内のマンションにお伺いしました。室内側でクロアリが徘徊している物件で、マンションの2階にあたります。

この物件で徘徊しているクロアリは、ルリアリです。このブログでも、よく室内徘徊種として紹介するクロアリです。ルリアリの動きを調査すると、物入の枠にある隙間から出入りする様子が確認されました。薬剤処理の基本は侵入経路と活動範囲への薬剤処理ですので、この隙間から薬剤処理を行いました。

入居者さまはルリアリの徘徊当初、市販のアリ用毒餌剤を購入し設置されたそうです。当然の結果と言えますが、ルリアリはアリ用毒餌剤に見向きもしなかったとのことで、何故毒餌剤に効果がなかったのか疑問だったそうです。今回の処理に伴い、アリ用毒餌剤の特性、クロアリの種類によって生態が異なること、市販の殺虫スプレーの問題点など説明させていただきました。薬は使い方によって効果が発揮されたり、発揮されなかったりすることをご理解いただいたようです。

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2021年9月27日 (月)

エクステリアの丸太

エクステリアの丸太で確認されたシロアリ 右の写真は、先日シロアリ調査でお伺いした物件で撮影した1枚です。定期点検調査でお伺いし、シロアリ被害、侵入及び生息は確認されていません。写真の部位は勝手口の外にあるエクステリアの丸太で、内部ではヤマトシロアリの活動が確認されています。

当該丸太は4年前に実施した前々回の調査で、ヤマトシロアリの活動が確認されました。2年前に実施した前回の調査では、ヤマトシロアリの活動は確認されませんでした。これは前々回の調査で生息部にストレスを与えたため地中の巣系に逃亡し、その後時間経過に伴い再侵入したものと考えられますが、前回の調査では更に奥で活動していたのかもしれません。

ちなみにこの丸太は、勝手口から1メートルも離れていません。これまでに3度、計4年となりますが、建物内には侵入していません。シロアリ防除業者の多くは、このような建物近くでシロアリの生息が確認されると、シロアリが床下に侵入するので薬剤処理をしましょうと勧めてきます。しかし、シロアリは活動範囲を大きく変えることはなく、自分たちにとって生活し易い場所で活動するのです。それが丸太であって、床下ではないのです。

このような状態で薬剤処理を勧めるのは、シロアリに関する知識が欠乏しているか、わかって勧める場合は悪質なシロアリ防除業者です。シロアリが侵入したらどうするのかと指摘する業者もいますが、そのための点検調査なのです。ヤマトシロアリの場合、急激に被害は進行しません。早期発見すれば、僅か数ミリリットルの薬剤で駆除ができる上、被害も殆どないのがヤマトシロアリの生態なのです。それがわかっていれば、床下全面への薬剤処理は過剰な対策であり、高額な出費で対費用効果が悪いことに気付くのです。ちなみにイエシロアリでは全く異なり、早急な対策は必要となりますので、ご注意ください。

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2021年9月26日 (日)

終わりが見えてきました

モニタリング用ライトトラップ 昨日は継続的にアフリカヒラタキクイムシ対策を実施している、大阪府内にあるマンションにお伺いしました。現在は化学的防除に加え、ライトトラップによるモニタリングを実施しています。

この物件では当社で対策を実施し始めてから5年目となっており、複数の住戸で対策を実施しています。フローリングを中心に虫孔及び木粉(フラス)の堆積が確認されていましたが、化学的防除及び物理的防除により殆どの住戸で発生を抑制できました。その後、住戸内でアフリカヒラタキクイムシの発生状況をモニタリングするため、ライトトラップの設置を実施しています。

室内側で発生いませんが、天井裏に設置したライトトラップにはアフリカヒラタキクイムシが数年の渡って捕獲が確認されました。これは室内側ではなく、壁内等に発生源があるものと考えられます。壁内で補強に使用される合板が主たる生息箇所であり、それらから発生したアフリカヒラタキクイムシ成虫がライトトラップに捕獲されるのです。

天井裏に対しては、化学的防除を施しながらライトトラップによるモニタリングを継続しています。その結果、昨年は捕獲数がゼロとなりました。しかし1年間の結果で判断するのは危険で、当社では2年間の捕獲数がゼロとなった時点で対策完了と判断しています。これは、これまでに対策を実施してきた結果から導かれるものとなっています。今回のモニタリング結果も捕獲数ゼロで、まもなく満2年を迎えます。ようやく終わりが見えてきました。

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2021年9月25日 (土)

侵入想定部注入処理

侵入想定部注入処理 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからのi依頼で、大阪府内の物件にお伺いしました。リフォーム中の物件で、解体中に玄関周辺でシロアリ被害が確認されたことから、先日シロアリ調査を実施しています。

この日は現場も休みということから、先行して被害部からシロアリ対策を実施しました。今回は、新しい薬剤を使用しています。薬剤メーカーさんからサンプルをいただき、自社試験評価で非常に良好な結果が得られたこと、使い方次第でその性能を最大限に発揮できることがわかったため今回実戦で使うこととなりました。

解体された明らかとなった被害部から、薬剤注入処理を行いました。すると不必要な箇所に薬剤に流出するのではなく、入って欲しいところに薬剤が入りました。使用した薬剤量はやや多めの1リットル、薬剤大量散布でしか対策のできないシロアリ防除業者からすれば驚かれるかもしれませんが、これで十分効果は得られるのです。

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2021年9月24日 (金)

侵入リスクの低い蟻道

昨日は侵入リスクの低い蟻道 いつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、大阪府内の物件にお伺いしました。以前リフォームを実施した物件でその当時はお付き合いがなかったこともあり、シロアリ対策を実施していないことから、点検調査の依頼をいただいた次第です。

床下側から点検調査を実施した結果、右の写真のとおり一度蟻道を構築したものの、途中で放棄した状態が確認されました。ちなみに侵入の形跡はこれだけで、床下側から点検調査できない箇所については非破壊シロアリ探知機を用いて調査を行い、未侵入及び未生息を確認しています。

この蟻道をどのように判断すべきかというところですが、殆どの場合再侵入することはありません。幾つもこのような事例を見てきましたが、いずれもシロアリは侵入していません。シロアリにとってこの床下には不都合なことがあるのでしょう。このようなケースでは薬剤処理を行うのではなく、定期的な点検調査を実施すれば十分対応可能です。

一般的なシロアリ防除業者が無料調査を行うと、この蟻道は今後侵入する可能性があるため薬剤処理をしましょうということになります。そして高額な薬剤処理を勧めてくるのですが、これをどう判断するのかはお施主さま自身にかかっています。

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2021年9月23日 (木)

膠着状態

膠着状態の続くボックス内 昨日はいつもお世話になっている害虫防除業者さんのイエシロアリ案件で、大阪府内の物件にお伺いしました。ブリングシステムを用いて、イエシロアリ対策を実施しています。

ブリングボックスの中にイエシロアリは入っているものの、喫食はあまり進行していません。枠木も食害を受けていますが、こちらも進行度合いは緩慢で膠着状態が続いている状態にあります。この物件は鉄骨の倉庫のため、シロアリの姿を確認できる場所が非常に限定的なため、なかなか他に設置できる場所がありません。もう少し当該箇所で、喫食させるしか方法はないようです。

設置箇所は条件的にあまり好ましい場所ではなく、温度や湿度的には厄介な場所です。今回は誘引できる可能性を考慮し、新たな手法を試みました。季節が進行しているので喫食が急激に進む可能性は低いのですが、少しでも改善できればと期待しています。

 

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2021年9月22日 (水)

玄関壁内

玄関壁内のシロアリ被害 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、大阪府内の物件にお伺いしました。リフォームのため解体中の玄関壁内でシロアリ被害らしきものを確認したとのことから、調査でお伺いしました。

玄関周辺は既に壁はなく、玄関のタイルも撤去されていました。被害は土台と接する柱で確認されましたが、シロアリの活動は確認されていません。最も被害が酷いのは玄関壁面の窓枠に隣接する柱で、恐らく窓枠の雨漏れに起因するものと考えられます。問題の侵入経路ですが、建物内側には侵入経路となる蟻道は確認されていません。このケースで考えられるのが、玄関枠隙間や基礎屋外側化粧モルタルとの隙間などです。被害部では比較的新しい被害も確認されましたので、解体時のストレスで地中の巣系に逃亡している可能性が高いものと考えれます。

床下側の点検調査を実施しましたが、現時点でシロアリ被害、侵入及び生息は確認されませんでした。本来であれば床下側を点検調査で対応可能な案件ですが、一部基礎構造に問題ありました。今回の調査結果から、ハウスビルダーさんと相談し床下側についても対策を実施することとなりました。

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2021年9月21日 (火)

風除けの一斗缶内で確認したセアカゴケグモ

風除けの一斗缶内で確認したセアカゴケグモ 右の写真は昨日、墓参りで行った墓地にある風除けの一斗缶内で確認したセアカゴケグモです。ちなみに本来は京都府内の物件での仕事でしたが、ついでに墓参りに行ったことで見つけた事例です。最初に確認したのは、背中に赤い模様のある雌でしたが、慌てて写真と取るため車に戻ったところ雌は見つかりませんでした。しかし一斗缶内には、写真の雄以外に2匹の雄を確認しました。

セアカゴケグモは外来種で、2005年に特定外来生物に指定されています。日本生態学会では、日本の侵略的外来種ワースト100に選定している毒グモです。咬傷事例は報告されているものの、重篤者の報告はまだないようです。

当社のある西宮では2000年にはセアカゴケグモが確認され、市政ニュースなどで注意が呼びかけられていました。マスコミをあれだけ取り上げていましたが、最近では紹介されることは殆どありません。

セアカゴケグモはおそらく、日本各地に定着しているものと考えられます。車のタイヤハウスなどに卵嚢をつくってしまえば、移動先で広がるのはよくある事項です。見つけたら駆除するのがポイントらしいのですが、昆虫類に詳しい人でないと気付かないケースが殆どでしょう。

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2021年9月20日 (月)

樹上営巣性

樹上営巣性のハリブトシリアゲアリ 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、大阪府内の物件にお伺いしました。玄関庇の柱付近でクロアリの徘徊が確認されており、周辺に木屑が確認されているとのことから、前回調査及び採取を実施しています。ちなみにこの物件で徘徊の確認されているクロアリは、ハリブトシリアゲアリです。

ハリブトシリアゲアリは樹幹の多層になった樹皮の層間の間隙や、枝や幹の枯死腐朽した部分に巣をつくる樹上営巣性のクロアリです。クロアリは地中に巣をつくるとお考えの方が多いようですが、土以外に巣をつくるケースが多いのです。今回の事例では柱と庇接合部の隙間に営巣するため、木を齧って隙間を形成しているため木屑が散乱しているものと考えられました。

この接合部を中心に、薬剤処理を施しました。薬剤注入を実施すると、内部では腐朽が進行している状態で、条件的にはハリブトシリアゲアリが侵入し易い条件と言えます。

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2021年9月19日 (日)

小動物と共に

小動物が侵入していた小屋裏 昨日はいつもお世話になっている建築士の先生からの依頼で、兵庫県内の物件にお伺いしました。この物件では小屋裏で小動物の足音のような音がするとともに、室内では刺咬事例が確認されています。前回の調査で、小動物の想定侵入経路を特定、閉塞が作業が完了したことから、小屋裏及び室内側の刺咬性昆虫又は節足動物対策を実施しました。

小屋裏には常に小動物が侵入している訳でなく、閉塞作業のストレスで建物内には侵入しておらず、閉じ込められた様子はありません。そこで小屋裏では空間を意識した殺虫作業を実施しました。室内側についても必要な養生を行い、殺虫作業を実施しました。

この付近ではイタチは勿論タヌキなども目撃されているほか、アライグマやハクビシンなども確認されています。これら小動物にはダニやノミなどの刺咬性昆虫や節足動物が生息しているケースがありますので、適切な対策を実施することが重要です。

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2021年9月18日 (土)

対策打ち合わせ

天井裏で確認されたアメリカカンザイシロアリ被害 昨日はいつもお世話になっている建築士の先生からの依頼で、打ち合わせのためお伺いしました。実際に被害の確認されている物件で建て替えを予定しておりどのような構造にすべきか、どのような対策を実施すべきかの打合せです。

今回建て替えを予定している物件は、アメリカカンザイシロアリの生息区域にあります。隣接する建物でもアメリカカンザイシロアリの被害が確認され、他のシロアリ防除業者によって駆除処理は行われているとのことです。当該物件の地域はイエシロアリの生息も確認されており、そちらの対策も考慮する必要があります。

先生と構造的な対策、薬剤処理による補完処理などを打ち合わせさせていただきました。構造的には鉄筋コンクリート造にすれば問題ないと考える方が多いようですが、内装以外にも木材は使用されます。壁の中など目視不可の箇所に生息してしまうと厄介ですので、その辺りを考慮しながら構造と対策を考えなければなりません。

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2021年9月17日 (金)

徘徊

殺虫スプレーによって放棄された活動域 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、大阪府内の物件にお伺いしました。室内でクロアリが徘徊しているとのことから、調査のためお伺いした次第です。

クロアリの徘徊場所は、洗面周辺で特に確認されているとのことです。早速現場で調査を行うと、クロアリの徘徊は確認されていません。お施主さまからの聞き取り調査では、市販の殺虫スプレーを撒いているとのこと。殺虫成分の合成ピレスロイドにより、クロアリは忌避している状況と判断されました。クロアリの死骸を見つけることができ同定した結果、室内徘徊種として当該ブログでもよく紹介しているルリアリでした。

ルリアリはタンパク質を好むため、市販のアリ用毒餌剤には見向きもしない種類として有名です。この物件でもお施主さまは当初、市販のアリ用毒餌剤を設置されたそうです。この毒餌剤に見向きもしなかったことから、市販の殺虫スプレーを使われたという経緯があります。

この状況で薬剤処理するのは得策ではなく、既にルリアリの活動域が変わっている可能性があるためです。もう少し様子を見て、活動域を見極めた上で対策を立案したいと思います。

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2021年9月16日 (木)

副次的効果

副次的効果 昨日はシロアリ対策のため、兵庫県内の物件にお伺いしました。この物件は大手ハウスメーカーの建物ですが、お施主さまからは設計段階からご相談をいただいている物件です。大手ハウスメーカーの建物ですので、新築時にはハウスメーカーと取引のあるシロアリ防除業者によって協会仕様書に従って処理が行われています。

保証期間が過ぎた後は、お施主さまからの依頼で薬剤処理を実施しています。協会仕様書に基づいた処理ではなく、建物構造を加味し処理箇所を絞り込むことで薬剤使用量を大幅に低減させています。シロアリの侵入を未然に防ぐことが理由ですが、お施主さまからの希望はゴキブリに対しての効果も期待されています。

シロアリ防除薬剤の中には、ゴキブリに対して効果のある薬剤もあります。しかし薬剤を撒けば効くというものではなく、ゴキブリの生態を考慮した処理も重要です。しかし気をつける必要があるのは、シロアリ薬剤をゴキブリ防除に使用するのは薬事法違反になります。そのため、ゴキブリに効果があることを謳わず、あくまでシロアリ処理をした副次的効果として捉える必要があります。

今回も処理前に床下の点検調査を実施したところ、ゴキブリの死骸が多数確認されました。薬剤処理の効果のうち、副次効果が的確に出ているものと考えられます。お施主さまからの聞き取り調査でも、室内でゴキブリは見かけないとのことです。

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2021年9月15日 (水)

駆除確認

非破壊シロアリ探知機による駆除確認 右の写真は、先日点検調査でお伺いした物件で撮影した1枚です。マンション1階でシロアリ被害及び生息の確認された物件で、今年の春に駆除処理を実施しました。マンションにありがちな土間コンクリート構造で、基礎と土間コンクリートの接合部からシロアリが侵入、床材を食害していました。部分的な被害かと思いきや、広範囲に被害と生息が確認されてため、一つ一つのコロニーを潰すよう丁寧に薬剤処理を実施しました。

勿論丁寧に処理しましたが万が一の可能性があることから、夏を超えたこの時期に生息状況の確認調査を実施しました。目視での確認ができない箇所が多いため、非破壊シロアリ探知機を用いて調査を行いました。その結果、駆除の際に非破壊シロアリ探知機で活動が探知した箇所及びその他の箇所いずれもシロアリの活動は探知されませんでした。

建物構造が厄介な物件でのシロアリ駆除では、きちんと駆除ができたかどうかの確認は重要です。薬剤を撒いてシロアリ駆除ですよというのは、シロアリ駆除ではありません。

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2021年9月14日 (火)

庭の支柱に大量のシロアリ

シロアリの侵入はありません 昨日はシロアリ定期点検調査のため、兵庫県内の物件にお伺いしました。この物件では、4年前にシロアリ調査を実施しており、その際にはシロアリ被害、侵入及び生息は確認されていません。元々はご実家で羽アリが発生、シロアリ駆除処理を実施しました。ご自宅もシロアリ駆除したほうがよいかとご相談をいただき、シロアリ点検調査を推奨した次第です。

今回ご依頼いただいた経緯ですが、庭木が枯れたので植え替えたところ、支柱にシロアリ被害が確認されるとともに大量のシロアリが確認されたとのことです。床下側にシロアリが侵入していないか不安になられたお施主さまが、点検調査していないことに気付きご依頼をいただいた次第です。

今回の点検調査ですが、現時点でシロアリ被害、侵入及び生息は確認されませんでした。床下の構造ですが、土の床下の上に防湿シートが敷き込まれた構造となっています。写真のとおりやや難のある構造ですが、シロアリが侵入していないのでこれまでとおり定期的な点検調査されることをお薦めしました。

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2021年9月13日 (月)

屋外で確認される羽アリ

天井裏胴差付近の被害跡 昨日はシロアリ対策のため、京都府内の物件にお伺いしました。いつもお世話になっている設計コンサルタントさんからご紹介いただいた物件です。

この物件は元々、前任者から引き継いだ物件です。建物コーナー部分の柱にシロアリ被害が確認されたことから、ホウ酸製剤を用いて対策を実施されたとのことです。以降の点検調査を当社で担当しているのが経緯です。ちなみに一昨年、床下側からの点検調査を実施しています。その際、シロアリの侵入及び生息は確認されませんでした。また、天井裏の点検調査でも天井裏胴差付近に被害が確認されていますが、現在は生息していません。

昨年の5月に中庭で、ヤマトシロアリ羽アリの発生が確認されています。周辺には発生した形跡、群飛孔などは確認されていません。中庭には土間コンクリートが打設されており、隙間から発生した可能性があることから土間コンクリート下に対して薬剤処理を実施しました。

今年の5月には昨年同様、中庭で羽アリの発生が確認されたとのことです。考えられる発生経路ですが、近隣から発生した羽アリが風向きで中庭に舞い込んだ可能性があることと、基礎と化粧モルタルの隙間から発生した可能性があると考えられました。後者の対応として、壁面から薬剤を土台周辺に落とす処理を今回実施しました。お施主さまには前者の可能性もあることを伝え、来年あたりには床下側からの点検調査の実施をお薦めするとともに、隣家に対してシロアリ調査実施のお薦めをして貰うこととしました。

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2021年9月12日 (日)

喫食

ベイトへの喫食が芳しくない 昨日はイエシロアリ対策で、大阪府内の物件にお伺いしました。ブリングシステムを用いて対策を実施しています。この物件は鉄筋コンクリート造の倉庫兼事務所で、問題点はシロアリの活動点が殆ど確認できない点です。

当初屋外でシロアリの活動が確認されましたが、設置してみましたが悪条件のためシロアリの侵入がなかったことから、継続してシロアリの活動点の調査を繰り返しました。その後、最初に羽アリが確認されたピット部分で、侵入の可能性があったことから再度ブリングボックスを設置しました。

なんとかボックス内にシロアリを呼び込むことができましたが、ブリングベイトの喫食が芳しくありません。理由はいろいろと考えられますので、随時対応していきたいと思います。

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2021年9月11日 (土)

定期シロアリ調査

定期シロアリ調査 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、奈良県内の物件にお伺いしました。パッシブソーラーシステム構造の一つであるOMソーラー構造システム住宅での、定期点検調査です。

この物件では築後数年で外壁側でシロアリ被害を受けたことから、ハウスビルダーさんがベイトシステムの一つであるセントリコンを用いて対策を実施されていたそうです。その後、当社とのお付き合いが始まり、社内勉強会でヤマトシロアリにベイト工法は生態的観点から不適であり、高額という欠点を指摘しました。より効果的なシロアリ対策として、パッシブソーラーシステム構造では早期発見のため定期的な点検調査をお薦めしたことから、この物件でも定期的な点検調査を実施しています。

もう既に何度か定期的な点検調査を実施していますが、今回の点検調査でもシロアリ被害、侵入及び生息は確認されませんでした。床下側から点検調査できない玄関周辺等は非破壊シロアリ探知機を用いて点検調査を実施しましたが、特に問題はありませんでした。

パッシブソーラーシステム構造でのシロアリ調査では、単に床下を見るだけでは点検調査になりません。一般的に実施されている打診でも、不十分なのです。構造的にどのような箇所から侵入する可能性があるかを考慮し、点検調査することが重要です。

ちなみに協会老舗のシロアリ防除業者が、パッシブソーラーシステム構造で薬剤処理を勧めた事例が過去にありました。居住者に対する安全を無視、構造を考えず、自社の売り上げと利益を追求する姿勢はいかがなものでしょうか。

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2021年9月10日 (金)

新設床下点検口から

被害等のない増築部 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、大阪府内の物件にシロアリ対策でお伺いしました。この物件は中古物件の内装をリフォーム中で、数ヶ月前にシロアリ調査を実施しています。その際の問題点として、増築部分に床下点検口がなかったことから、点検調査するにしてもシロアリ対策を実施しても、床下点検口の新設をお願いしました。

床下点検調査報告書では調査可能範囲にシロアリ被害及び侵入は確認されていないことを記載、具体的なシロアリ対策としては定期的な点検調査で十分対応可能である旨を提示しています。但し付帯報告として、床下ではゴキブリの死骸が多いこと、前のオーナーさまが床下に自家製のホウ酸団子を設置されていたことも報告しました。

お施主さまの要望は、薬剤処理によるシロアリ対策を実施したいとのことでした。その背景には、過去に羽アリ大量発生のトラウマがあること、ゴキブリも気になるとのことが理由でした。今回シロアリ対策を実施するにあたり、新設された床下点検口から、点検調査を併せて実施しました。

構造的に危険なコンクリートブロック基礎でしたが、現時点で侵入及び生息は確認されませんでした。この構造では、薬剤処理によるシロアリ対策は有効と判断しました。但し、協会仕様書の薬剤大量散布ではなく安全に配慮し、構造と生態を考慮した処理を実施しました。

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2021年9月 9日 (木)

リフォーム中に

被害部から既に逃亡 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、リフォーム中である大阪府内の物件にお伺いしました。リフォーム中にシロアリの活動が確認されたとのことから、お伺いした次第です。

早速現場で調査を実施すると、僅かな蟻道及び被害跡が確認されました。大工さんの話しによると、最初はシロアリの活動が確認されたものの、すぐに姿が見えなくなったとのことでした。これはヤマトシロアリの生態を如実に表しており、蟻道を壊すとシロアリはその場所から逃亡するため姿が見えなくなるのです。

ちなみに、この被害部には侵入経路となる蟻道が見えません。これは恐らく、リフォームを実施していない床下側から侵入したものと考えられます。しかい当該物件では、シロアリの姿は確認されていないものの、被害は広範囲に確認されました。

この物件は、元々構造的に床下の高さが低いという問題点がありました。ハウスビルダーさんは苦肉の策で、床下全面を土間コンクリートを打設するという方法を採用されました。そのため、土間コンクリート打設前に、薬剤処理を実施するのが得策です。ただし間もなく土間コンクリートを打設するとのことから、なんとか対応したいと思います。

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2021年9月 8日 (水)

新たな箇所

新たな箇所での糞の堆積 昨日は継続的にアメリカカンザイシロアリ対策を実施している、兵庫県内の物件にお伺いしました。窓際で新たな糞の堆積が確認されたとのことから、薬剤処理でお伺いしました。

今回確認されたのは、これまで確認されていない部屋の窓枠周辺です。糞の産卵状況から、脱糞孔の位置を推定、非破壊シロアリ探知機を用いて調査し活動域を特定、薬剤注入処理を実施しました。

この物件ではコンスタントに羽アリの発生が確認されていますので、捕獲による生息減と発生量把握のためライトトラップを設置していました。しかし今年は羽アリが発生の連絡をいただいていなかったので、設置しませんでした。今回お施主さまからの聞き取り調査では、今年の羽アリの発生は例年よりも随分と少なかったので、ライトトラップは不要と思ったとのことです。

アメリカカンザイシロアリの羽アリは、高い確率でペアリングし営巣します。羽アリを捕獲することは、生息数を減らす意味があるので当社としてはライトトラップの設置をお薦めしています。

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2021年9月 7日 (火)

再侵入はありません

床下点検調査 昨日はいつもお世話になっている設計事務所さんからの依頼で、兵庫県内の物件にお伺いしました。以前シロアリ調査を実施した案件で、シロアリ調査から4年以上が経過したことから再度シロアリ調査依頼をいただきました。

この物件では、前回のシロアリ調査で古いシロアリ被害が確認されています。しかし、現時点で侵入及び生息は確認されていないことから。定期的な点検調査をお薦めし現在に至っています。今回の点検調査では、以前からの被害は確認されたものの、新たな被害やシロアリの侵入は確認されませんでした。

ここの判断には非常に難しいものがあり、調査結果から何もしなくてよいのが、部分的に対策が必要なのかを判断するのが、シロアリ技術者としての判断です。薬剤処理するのは簡単で、全面処理すれば安心なのは言うまでもありません。しかし、薬剤の全面処理はお住いの方への薬剤曝露リスクを向上させるだけでなく、無駄に高額な費用を発生させます。処理の必要のない床下であれば、有料点検調査だけで十分と小員は思います。薬剤処理に費用をかけるのであれば、生物劣化の原因である水対策、屋根や壁に費用をかけるべきと考えます。

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2021年9月 6日 (月)

四分五裂

四分五裂となったトビイロケアリ 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、兵庫県内の物件にお伺いしました。室内でクロアリが徘徊するとのことから、調査のためお伺いしました。

早速現場で調査すると、ここ数日はクロアリの姿が確認されていないとのことです。小員も周辺の調査を行いましたが、明確に侵入している種類は確認されませんでした。お施主さまに何か対策を実施したか聞き取り調査をしたところ、発生当初はアリの巣コロリを、途中からクロアリ用殺虫スプレーを使用したとのことでした。

アリの巣コロリは全く見向きもしない状態だったとのことから、毒餌剤に含まれる餌がクロアリの食性と一致しなかったようです。クロアリ用殺虫スプレーは、直接クロアリにかかれば致死しますが、撒いた箇所では忌避してしまい、活動域が変わります。下手をするとかえって活動域を広げてしまいますので、注意が必要です。

お施主さまが捕獲いただいていたクロアリは右の写真のとおりで、四分五裂状態でした。チャック付きポリ袋に入れられていたようですが、何かの拍子につぶれてしまい四分五裂状態になったものと考えられました。但し、なんとか同定ができ、トビイロケアリであることがわかりました。後は室内での再活動が確認され次第、対策を実施する予定です。

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2021年9月 5日 (日)

やはり未侵入

未生息の被害部 昨日はイエシロアリ対策を実施中である、大阪府内の物件にお伺いしました。いつもお世話になっている住宅管理会社さんから、依頼をいただいている案件です。床下構造を持たない店舗であることから、ブリングシステムを用いた対策を実施しています。

当初の調査では建物内に本巣はなく、対応するのであればベイトシステムでないと対応できないと判断しました。但し問題なのが、羽アリの発生した周辺では店長さんが市販の殺虫スプレーを大量に使用してしまっていることです。

なんとかブリングボックス内にシロアリを呼び込めないかとチャレンジしましたが、ここまで侵入は確認されていません。天井裏などを何度も調査していますが、建物内でシロアリを現認することができません。季節も随分を進行したことから、今年の駆除はかなり困難と考えます。今後も定期的な調査を行いますが、来期に再チャレンジを視野に入れていきたいと思います。

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2021年9月 4日 (土)

10年以上経過しても

10年以上経過しても続く被害 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、大阪府内の物件にお伺いしました。先月始めに調査でお伺いした物件で、トイレ壁面でアフリカヒラタキクイムシの被害が確認されている案件です。駆除処理のためお伺いしました。

トイレ壁面に使用されているのはラワン合板で、クロスの表面に孔を開け成虫が脱出するとともに木屑の堆積が確認されています。発生は1面が中心で、この成虫脱出孔は500箇所以上確認されています。リフォームが10年以上も前に実施されたとのことで、現在も成虫の発生と木屑の堆積は確認されています。今回化学的対策と物理的対策を組み合わせて、駆除処理を実施しました。これで完全駆除できた訳ではなく、今回の処理はあくまで被害を広げないための処理です。最終的には被害材及び周辺部の撤去及び交換が必要です。

ならば直ぐに被害材等の撤去をと考えがちですが、現在は成虫の活動期ですので現時点での交換は得策ではありません。成虫が活動しない時期に交換するほうが、より安全で効果的に対策が可能となります。アフリカヒラタキクイムシに対して完全な対策はなく、色々な対策を組み合わせる必要があります。そのため、生態を考慮する必要があるのですが、文献に記載された情報やインターネットの情報には、多くのフェイクがあります。古くなった木材は餌であるデンプン質が変性し、生息できなくなるとされていますが、今回の物件のように10年が経過しても発生は続きます。別の物件ですが、20年が経過しても発生が続く物件は実際にあるのです。間違った情報を鵜呑みにすると、被害はいつまでも続きますのでご注意ください。

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2021年9月 3日 (金)

侵入及び生息はありません

古い蟻道跡 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、大阪府内の物件にシロアリ調査でお伺いしました。過去にリフォームを実施した物件だそうで、リフォームを実施する1年前にハウスビルダーさんと関係のないシロアリ防除業者によってシロアリ駆除予防処理が行われたそうです。シロアリ被害を受けた和室などをリフォームされたとのことですが、リフォームから10年近く経過したことから、床下点検調査を受けてみてはという進言により実施することとなりました。

床下側からの点検調査を実施した結果、現時点でシロアリの侵入及び生息は確認されませんでした。床下では右の写真のとおり、古い蟻道跡が確認されました。床下構造は土間コンクリートが打設されていますが、初期の設計図面を確認すると土間コンクリートの打設ではありません。途中、リフォームの際に土間コンクリートが打設されたそうです。シロアリは、その土間コンクリートが打設されてから侵入したものと考えられました。

土間コンクリートを打設するとシロアリ対策になると考えられている設計者さんやハウスビルダーさんがおられるようですが、シロアリ技術者の立場から言わせていただければシロアリを誘引する原因の一つです。それなりの対策が必要で、薬剤処理の選択肢の一つです。但し、大量散布の必要はなく、処理箇所を絞り込んでも十分対応は可能です。

ところで現在の状況ですが、定期的な点検調査を実施し早期発見に努めれば問題ないことをご説明させていただきました。高額な薬剤処理費用の必要がないことから、費用面で大きなメリットが出たとお施主さまには喜んでいただきました。

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2021年9月 2日 (木)

お施主さまの意思

床下で確認されたゴキブリ死骸 右の写真は、先日シロアリ調査でお伺いした物件で撮影した1枚です。いつもお世話になっている設計事務所さんからの依頼でお伺いした、兵庫県内の物件です。

お施主さまが建てたハウスビルダーさんから、建築から10年が経過したのでシロアリ消毒をしてくださいと頻繁に来るとのことで、知り合いの建築士の先生を通じてご相談をいただきました。とりあえず床下のシロアリ調査をさせていただき、状況を判断した上で相談することとなりました。

床下側からの点検調査を実施した結果、現時点でシロアリの生息及び活動は確認されませんでした。床下側から点検調査できない玄関周辺等について、非破壊シロアリ探知機を用いて調査した結果、特に問題はありませんでした。基礎構造はベタ基礎で、シロアリの侵入経路になりそうな問題点もありません。

この結果から薬剤処理の必要はないものと判断し、定期的な点検調査を実施し早期発見に努めれば問題ないと説明させていただきました。今回の物件ですが奥さまは大の虫嫌いで、特にゴキブリはダメだそうです。床下ではゴキブリの死骸が確認され、家屋内には何度か侵入が確認されているようです。ということからお施主さまは薬剤処理も視野に入れたいとのことで、最終的にはお施主さまの意思を尊重したいと思います。

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2021年9月 1日 (水)

2021年9月度ウェブサイト更新

阪神ターマイトラボウェブサイト2109トップページ画像 今月も阪神ターマイトラボのウェブサイトを更新しました。今回のトップページ画像は、天井付近に徘徊するクロアリです。ちなみにこのクロアリは、室内徘徊種として当該ブログでもよく紹介するルリアリです。

クロアリは羽アリが発生しているケースと、室内で徘徊してしているケースでそれぞれお問い合わせをいただきます。このような場合、重要なのは発生種又は徘徊種が何のアリなのかを特定することです。クロアリは種類によって生態が異なり、営巣場所や食性などが種類によって違います。

多くの場合、市販の殺虫スプレーを使用するか、クロアリ用毒餌剤を設置された後、効果不十分のためお問い合わせをいただきます。酷いケースになると、害虫防除業者が薬剤処理した後、再発したものの保証期間がない或いは保証期間を過ぎたとの理由で害虫防除業者が再処理を断るケースもあります。

殺虫スプレーでは薬剤曝露したクロアリは致死しますが、巣内には活動中のクロアリが生息しています。それらが薬剤未曝露の箇所で活動しますので、お問い合わせをいただく次第です。またクロアリ用毒餌剤では、効果が全くないと相談をいただく事例が殆どです。これは答えが簡単で、毒餌剤を喫食していないからです。クロアリ用毒餌剤が対象となるクロアリの食性に一致していないだけにしか過ぎないのです。ですので、種類を特定せず薬剤処理を実施する害虫防除業者は信用できません。それは生態を考慮せず、ただ薬剤を撒けばよいという甘い考えであること、結果的に市販の殺虫スプレーを撒く考え方と同じにしか過ぎないのです。

当社では現地調査を実施し、種の特定、活動状況を把握した上で対策立案及び見積を行います。クロアリ駆除及び対策は阪神ターマイトラボのホームページをご参照いただきますようお願いいたします。

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