« 2021年11月 | トップページ | 2022年1月 »

2021年12月31日 (金)

2021年度総括

大阪市内の店舗で確認されたイエシロアリ羽アリ 2021年もいよいよ今日1日を残すこととなりました。年頭から新型コロナウイルスで問題となったこの1年ですが、今年を振り返ってみたいと思います。

今年はコロナ禍で揺れた1年でしたが、コロナだからと家屋害虫が発生しないことはありません。しかし緊急事態宣言中はもう少し延期したいとの申し出が多いかったり、ウッドショックの影響も相まって仕事の延期が多かった1年でした。後半にはワクチン接種が終わったか、副反応があったかどうかが話題となりました。

今年の現場を振り返ると、イエシロアリの難しい案件が複数ありました。ひとつは大阪市内にある鉄骨倉庫での発生で、被害は屋外に放置された木材のみで室内側には被害がありません。地中にコロニーがあると考えられ、ベイト剤への誘引も困難を極めました。

もう一つのイエシロアリ羽アリの発生も、大阪市内の店舗でした。羽アリは室内側での発生でしたが、被害は殆どなくコロニーも建物内にありません。ここも徹底した調査を実施した結果、建物外にコロニーがあると判断、ベイト剤への誘引を試みましたが未だ室内での活動も確認されておらず、駆除に苦慮している状況です。

阪神間の多くのシロアリ防除業者は、イエシロアリとヤマトシロアリで防除方法に差はないと考えておられるようです。同じミゾガシラシロアリ科に属していますが、生態は大きく異なるので同じ防除方法でよい訳はありません。シロアリを一括りに考えるから、アメリカカンザイシロアリの駆除ができないのも当然と言えるのです。当社ではシロアリの生態に合わせ、省薬剤で対応できるべく日々精進いていきたいと思います。

| | コメント (0)

2021年12月30日 (木)

SDGsへの取り組み

SDGsへの取り組み 今年はよくメディアでSDGsという言葉を耳にしました。SDGsとは『持続可能な開発目標』で、2015年9月の国連サミットで加盟国の全会一致で採択された『持続可能な開発のための2030アジェンダ』に記載された、2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標です。17の世界的目標と169の達成基準によって構成されています。

当社のような個人事業では、個としてSDGsに取り組んでいます。以前から再生紙を利用するなどの対応を行ってきました。今年からはご賛同をいただいたお施主さまに対して、見積書や報告書などを紙媒体ではなくPDFなどの電子媒体による提出を実施しました。

元々当社のシロアリ対策のコンセプトは、必要最小限の薬剤量でシロアリ駆除を実施する、薬剤の大量散布に頼らず点検調査による早期発見を行うシロアリ対策となっています。投下薬剤量を大幅に削減することで環境負荷を軽減しています。勿論、使用水量や使用電力が少ないため、環境に対応しています。

SDGsをビジネスチャンスとして捉えている企業もあるようですが、当社ではお住いの方の安全と環境を第一に考えています。

| | コメント (0)

2021年12月29日 (水)

薬剤を注入したからシロアリが侵入しなかった訳ではない

無意味な穿孔処理 右の写真は、先日シロアリ調査でお伺いした物件で撮影した1枚です。大引に薬剤を注入するためぶあけられた孔が、確認されています。この孔に薬剤を注入する作業を、薬剤穿孔注入処理と呼ばれています。

如何にも仕事をしていますと思われがちですが、実際には何の役にも立たない処理です。木材に孔をあけて薬剤を注入しても、薬剤は木材内部に入ることはありません。研究員時代に孔の廻りを1㎜単位で採取、薬剤の分析を行いましたが穿孔箇所かた数㎜しか薬剤は存在しませんでした。この薬剤穿孔注入処理は、何の意味もない処理であることを表しています。

当社でも穿孔処理を実施する場合がありますが、被害がある場合です。被害部分の内部へ薬剤を効率的に注入するために、穿孔処理を行うのです。被害のない場所に穿孔処理するのは、被害のない木材へ被害を与えている人為的被害と言っても過言ではありません。

この物件ではシロアリ被害や生息は元より、侵入の形跡もありませんので薬剤処理はお薦めしていません。薬剤を注入したからシロアリが侵入しなかった訳ではなく、元々シロアリが侵入し難い環境であったことと考えられます。そのため当社のお薦めするシロアリ対策は、定期的にシロアリ調査を実施し、早期発見に努めれば問題ないと思います。薬剤処理は高額ですが、有料調査は低額なシロアリ対策です。

| | コメント (0)

2021年12月28日 (火)

新築防腐防蟻処理

新築防腐防蟻処理 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、大阪府内の物件にお伺いしました。新築物件における防腐防蟻処理の案件です。

新築防腐防蟻処理は、建築基準法施行令第49条外壁内部等の防腐措置等に規定されています。第2項で『構造耐力上主要な部分である柱、筋かい及び土台のうち、地面から一メートル以内の部分には、有効な防腐措置を講ずるとともに、必要に応じて、しろありその他の虫による害を防ぐための措置を講じなければならない』とされています。

それを補足するべく建設省住指発第176号では建築物の構造耐力上の安全確保に係る措置について規定されており、『公益社団法人日本しろあり対策協会による木造建築物防腐・防蟻・防虫処理対策技術指針・同解説版を参考として、環境汚染の防止、作業上の安全確保等に配慮した施工工法を採用すること』となっています。

施工技術もあったものではない状態で、規定とおりに処理させていただきました。ベタ基礎構造で本当に薬剤処理が必要なのかと葛藤しながら、法律なので仕方なく処理を行いました。

| | コメント (0)

2021年12月27日 (月)

化粧モルタルに滲む薬剤

化粧モルタルに滲む薬剤 右の写真は、先日シロアリ駆除処理でお伺いした物件で撮影した1枚です。基礎の外側、化粧モルタル部分に薬剤の滲みが確認されています。

この現象は何故起きるかというと、この物件の基礎構造にあります。この物件は鉄骨で、基礎はコンクリートブロックとなっています。シロアリはそのコンクリートブロック接合部から侵入し、床板などの木部に被害を与えています。鉄骨だからシロアリが侵入しても大丈夫という、設計者の過信が生んだ被害です。

きちんとコンクリートブロック接合部に薬剤を流し込むと、このように隙間に滲みができます。薬剤に間違いなければ、確実に効果が得られるものと考えられます。地中のコロニーを駆逐したいのであれば、使用する薬剤の濃度と使用量に注意することが必須です。

| | コメント (0)

2021年12月26日 (日)

対策必要との判断

リフォーム前事前シロアリ調査 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、大阪府内の物件にお伺いしました。リフォーム開始直後の物件で、シロアリ被害の可能性があるとのことからシロアリ調査でお伺いした次第です。

まだ床板の撤去は一部しか実施されていませんでしたが、床板未撤去部分で蟻道の構築が確認されました。現時点でシロアリの活動は確認されませんでしたが、季節的要因も考えられます。床上にまで被害が広がっていることを考慮すると、ある程度のシロアリ対策は必須と判断されました。

建物のどの程度までシロアリ対策を施すかは、もう少し撤去が進んだ時点で判断したいと思います。いずれにしても最終的にはお施主さまとハウスビルダーさんの意向を踏み、最善なシロアリ対策の提案をしていきたいと思います。

| | コメント (0)

2021年12月25日 (土)

迎春準備

粗大ごみ持ち込み 例年であれば12月に入ると現場作業が少なくなり、大掃除や確定申告に向けての準備を行います。しかし今年は緊急事態宣言解除の影響もあり、12月に入っても現場作業が続く状態でした。今週に入り少し落ち着いたことから、やっと掃除を始めたり年賀の準備を始めました。

昨日は廃棄しなければならない粗大ごみがあったことから、西部総合処理センターに持ち込みをしました。粗大ごみを持ち込み場合には、事前予約が必須です。特にこの時期は10日以上前に予約が必須ですので、少し前に予約だけさせていただきました。

まだまだ大掃除も進んでいませんが、事務作業と同時進行で対応したいと思います。

| | コメント (0)

2021年12月24日 (金)

死角

死角で確認された蟻道 右の写真は、先日シロアリ調査でお伺いした物件で撮影した1枚です。この物件では、構造的に洗面の床下には侵入することができませんでした。元々床下通気口(人通口)が狭い上、この通気口の真ん中に、束があるため洗面の床下に侵入しての点検調査はできません。そのため床下点検口を新設することとなり、再度点検調査を実施した次第です。

新設された床下点検口から点検調査を実施した結果、床下側から死角となる両方の基礎コーナー部分に蟻道の構築が確認されました。処理可能なため、この後の処理では問題なく実施することができました。

この案件では、別のシロアリ防除業者が点検調査を実施しています。その業者は、床下点検口新設を薦められなかったそうです。その業者からすれば薬剤大量散布するので、床下が点検調査できる構造であること、適切な駆除処理ができる構造であることなど関係ないのです。大量散布し、費用が高額になればよいだけなのです。ちなみにこのシロアリ防除業者は、シロアリとは無関係な工事を見積もりに入れていたそうです。これを利益優先主義という言い方以外に、何があるのでしょうか。

| | コメント (0)

2021年12月23日 (木)

巣穴近辺処理

巣穴近辺処理 右の写真は、先日サクラアリ対策でお伺いした物件で撮影した1枚です。この物件では、和室窓枠及び畳隙間からサクラアリの羽アリが発生しました。屋外側調査ではサクラアリ活動の兆候がなく、床下側調査ではサクラアリの活動は確認されませんでした。しかし、土壌表面では巣穴が確認されたことから、薬剤処理を床下で実施しました。

この床下の構造は、サクラアリにとって都合のよい構造でした。サクラアリは石の下に営巣しますが、この物件では布基礎が混んでいる上に地中梁まである構造です。地質もサクラアリの好むものであり、生息には好都合です。

現時点でサクラアリの活動が確認されなかった要因として、市販の殺虫スプレーが噴霧されたものと考えられます。忌避性の強い合成ピレスロイド系化合物を有効成分としていますので、逃亡する事例はよく見られます。恐らく巣内に逃亡しただけで、当該物件から逃亡した訳ではありません。そのため、巣穴に近い場所で巣系の駆除ができる薬剤を用いて処理を実施しています。

| | コメント (0)

2021年12月22日 (水)

土壌灌注処理

Extermination838 右の写真は、先日シロアリ対策で実施した物件で撮影した1枚です。いつもお世話になっている設計事務所さんの案件で、ある施設を改修するため既存部分床組を撤去した段階でお伺いしました。

年数が経過した物件であるため、シロアリ被害は広範囲に確認されています。床組部分ではシロアリ被害部分に加え、想定侵入経路に対して薬剤処理を実施しました。問題は建物の一部で、床下のない構造部分です。厚みのあるコンクリートにタイルが貼られている構造で、そのコンクリートと既存床下部分の境界部分でもシロアリ被害が確認されています。タイル部分から薬剤を穿孔注入することが困難であったため、境界部分で土壌灌漑処理を実施しました。

シロアリはコンクリートを貫通することはありませんが、コンクリートのような構造物は好みます。そのため、このような境界部分の地中に対する処理は有効です。ただしどの薬剤でもよいという訳ではなく、濃度や処理量を最適化し処理することが重要です。

| | コメント (0)

2021年12月21日 (火)

羽アリ発生箇所

発生想定部注入処理 昨日はいつもお世話になっている建築士の先生からの依頼で、兵庫県内の物件にお伺いしました。この物件では玄関に隣接する部屋の屋外側で羽アリが発生したとのことで、シロアリ調査は実施済です。

問題は床下側の基礎面に蟻道は確認されていないものの、土台交差部にのみ蟻道が確認されています。屋外側にも蟻道はありませんので、基礎表面に上塗りされている化粧モルタル内部から侵入し、土台に到達しているものと考えられます。そのためシロアリのコロニーは、屋外側の地中にあると判断されます。丁度その屋外側には玄関ポーチがあり、布基礎とポーチの隙間にはクラックが確認されています。恐らく羽アリは、このクラックから発生したものと考えられました。

駆除処理としてはこのクラックから注入処理を行うとともに、床下側土台の隙間についても薬剤処理を実施しました。シロアリのコロニーを確実に駆除するため、使用する薬剤、処理濃度と処理量を最適化して処理しました。

| | コメント (0)

2021年12月20日 (月)

被害部薬剤注入処理

被害部薬剤注入処理 昨日はシロアリ駆除処理のため、兵庫県内の物件にお伺いしました。いつもお世話になっている設計事務所の先生から依頼いただいた案件で、シロアリ調査については実施済です。

シロアリ被害はシロアリ調査の結果、玄関上り框の床下側土台で確認されています。この被害の侵入経路は、コンクリートブロック基礎の隙間や内側などから侵入しています。そのため、基礎面に蟻道の構築は確認されていません。シロアリ駆除処理としては、被害部から薬剤注入処理する方法を選択しました。

使用する薬剤の種類、濃度及び処理量を最適化して処理を実施していますが、もう一つ重要なのは、注入処理する際にポンプ圧です。圧が高いと被害内部で破裂し、木材表面から大量に薬剤が流出します。そのためできるだけ低いポンプ圧で注入することで、被害材内部の隅々まで薬剤が行き渡ります。流出量が最小限で抑えることが可能で、不必要な薬剤を使用することはないのです。

ポンプ圧が高いと薬剤を遠くまで放出できる能力がありまが、これは薬剤の無駄遣いにしか過ぎません。逆に言うと薬剤を大量に短時間で使用したいがために使用するのであって、シロアリ駆除処理したいがためではないのでご注意ください。

| | コメント (0)

2021年12月19日 (日)

床下からの侵入

サクラアリ羽アリ 昨日は室内で羽アリが大量発生したとご相談をいただいた、兵庫県内の物件にお伺いしました。この時期に発生する羽アリは、ほぼ間違いなくサクラアリというクロアリで間違いありません。問題は屋外で発生したのが室内に侵入したのか、床下で発生したのが室内に侵入したのかを確認することが必須です。

お施主さまからの聞き取り調査では、当初和室の窓際で大量発生したそうですが、その後畳の隙間から発生する様子が確認されたとのことです。当該和室で羽アリ死骸を採取、同定した結果予想とおりサクラアリであることが確認されました。屋外側からの点検調査では、クロアリの徘徊は確認されませんでした。床下側からの点検調査ではクロアリの徘徊は確認されませんでしたが、当該和室の床下で巣穴が複数個所で確認されました。

和室なので1つの床下かと考えておりましたが、和室の中央部に基礎があるという構造です。その上、地中梁もある構造となっていました。サクラアリは石の下などに営巣することが知られており、基礎や地中梁が多い条件では営巣しやすい条件が揃っていると言えます。サクラアリの駆除は簡単ではなく、生態に考慮し工夫して処理する必要があります。

| | コメント (0)

2021年12月18日 (土)

変化のある場所

変化のある場所 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、床下点検調査のため大阪府内の物件にお伺いしました。この物件は4年前にも点検調査を実施している物件で、かなり前に依頼をいただいています。駆除案件が立て込んでいたため、やっとお伺いすることができました。

4年前の調査でもシロアリの侵入及び生息は確認されておらず、今回の点検調査でもシロアリの侵入等は確認されませんでした。シロアリは何故侵入するのかとよく聞かれますが、シロアリが侵入するのは餌である木材を求めて侵入します。そこに木材があるから侵入するという訳ではなく、侵入するのは偶然です。

シロアリが家屋に侵入するのは基本的には地中からで、その際変化のある場所から侵入します。地中での大きな変化とは布基礎で、シロアリは布基礎に沿ってトンネルを掘ります。やがて床下側に侵入すると、基礎面に蟻道を構築し床組に到達し食害します。地中にある大きな変化は他にも配管や、土間コンクリートなどが挙げられます。点検調査時にはこれら箇所を丁寧に点検調査することが重要なのです。

| | コメント (0)

2021年12月17日 (金)

薬剤処理は不必要

想定侵入経路の点検調査 昨日はいつもお世話になっている建築士の先生からの依頼で、兵庫県内の物件にお伺いしました。建てたハウスメーカーさんからシロアリのサイクル施工(保証期間後の再施工)をしつこく勧められており、本当に実施したほうがよいか知人を通じて建築士の先生に相談があったそうです。そこで、専門家に点検調査して貰えばと推奨、今回のシロアリ調査実施に至りました。

建物は木造軸組工法ですが、基礎はベタ基礎となっています。床下側からの点検調査を実施した結果、現時点でシロアリの侵入及び生息、被害等は確認されませんでした。構造的にシロアリの侵入する可能性のある場所については、更に精査しましたが問題ありませんでした。

この構造でサイクル施工を実施するのは、ナンセンスとしか言いようがありません。薬剤処理をしなくても今後シロアリが侵入する確率はほぼないと考えても問題ありません。ですので、薬剤処理ではなく定期的な点検調査で十分対応可能です。高額な薬剤処理を実施するよりも、定期的な点検調査の方が比較にならないほど安価です。大切な家を守りたいのであれば、シロアリに費用をかけるのではなく、必ず劣化する屋根や壁にかけて欲しいと小員は考えています。

| | コメント (0)

2021年12月16日 (木)

玄関外壁から発生した羽アリ

床下側で確認された群飛孔 昨日はいつもお世話になっている設計事務所さんからの依頼で、兵庫県内の物件にお伺いしました。今年の春に玄関屋外側基礎周辺で、羽アリを確認したとのことです。

床下側から点検調査を行った結果、羽アリの発生が確認された基礎及び土台周辺には蟻道の構築及び被害は確認されませんでした。しかしその近くの土壌表面に、空中蟻道が確認されました。それが右の写真で、この空中蟻道は羽アリの出口である群飛孔です。

問題はこの群飛孔が、屋外で確認された羽アリとリンクしているかです。おそらくこの群飛孔と屋外で確認された羽アリは全く別と判断しました。それは玄関屋外基礎面で、ここにはクラックが確認されています。このクラックをルーぺで拡大すると、クラック部分で僅かに土の付着が確認されました。群飛する際に形成された蟻道の一部であると考えられました。

ここで分けて考えなければいけないのは、屋外の群飛孔と床下側の群飛孔が同一コロニーではないということです。一つのコロニーとして考えてしまうと、どちらかに薬剤処理すればよいという甘い考えがおこってしまうことです。それぞれ単独のコロニーとして考え、それぞれにきちんとした駆除処理することがシロアリ駆除の本質です。

| | コメント (0)

2021年12月15日 (水)

基礎のクラック

シロアリの侵入経路である基礎クラック 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、大阪府内の物件にお伺いしました。この物件では建物のおよそ1/3を全面リフォームしており、その際シロアリの生息及び被害が確認されていたことから、シロアリ駆除を中心としたシロアリ対策を数箇月前に実施しています。

問題はこのシロアリの侵入経路でリフォームした部分からの侵入ではなく、未実施部分からの侵入となっています。そのためできるだけ早い段階でのシロアリ調査を提案、今回既存部分のシロアリ調査でお伺いした次第です。

床下側からの点検調査を実施した結果、広範囲にシロアリ被害が確認されましたが薬剤処理跡も確認されました。問題のシロアリ生息箇所に近い部分では、基礎交差部にクラックがありこのクラックに形成された蟻道が侵入経路と判断しました。

問題はこの箇所以外にも新しいシロアリ被害及び蟻道が確認されました。過去に実施された薬剤処理は古い時期のものらしいのですが、その際本当のシロアリ駆除を実施していれば、当該事例のようにシロアリが侵入する可能性は低かったものと経験から考えられます。一般的に実施されている薬剤大量散布によるシロアリ防除がシロアリ駆除ではありません。そのため、保証期間が過ぎると再処理の必要があるため、お施主さまからすれば多大なコストが発生します。しかしシロアリ防除業者からすれば、打ち出の小槌ですので薬剤大量散布は都合が良いのです。

| | コメント (0)

2021年12月14日 (火)

また同じ経路

コンクリートブロック接合部処理 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、兵庫県内の物件にシロアリ対策でお伺いしました。床下に放置していた木材にシロアリが涌いているという物件で、先々月にシロアリ調査を実施しています。

シロアリ調査の際には放置木材は勿論、基礎面にも蟻道の構築が確認されました。問題はこの基礎で、この物件でもコンクリートブロックが基礎として使用されています。コンクリートブロックを基礎に使用している理由は、この物件が鉄骨構造であることです。

鉄骨物件でよくコンクリートブロック基礎が見られますが、荷重を支える構造材が鉄骨ですので屈強な基礎は必要ないためコンクリートブロックが基礎として使用されます。鉄骨なのでシロアリは侵入しないと考えておられる方がおられるようですが、床板などの床組には木材が使用されていますので、結局は食害を受けます。

そのためシロアリの侵入経路となっているコンクリートブロックの接合部を中心に、薬剤処理を実施しました。シロアリ対策は構造とシロアリの動きに合わせて処理することが重要で、マニュアルで処理するのは無駄で高額な処理ですのでご注意ください。

| | コメント (0)

2021年12月13日 (月)

サクラアリ羽アリ

サクラアリ羽アリ 右の写真は、先日大阪府内のマンションで発生した羽アリです。いつもお世話になっている住宅管理会社さんの案件で、半年前にクロアリ対策を実施しています。

今回発生したクロアリは、この時期に羽アリが発生するサクラアリです。働きアリは非常に小さなアリで、室内徘徊種としてよく知られています。ちなみに半年前に対策を実施したクロアリは、トビイロシワアリです。トビイロシワアリとサクラアリでは、生態ピラミッド上からするとトビイロシワアリが上位種となります。そのトビイロシワアリが駆除されたことで、サクラアリが優占種となり、室内に侵入したものと考えられました。

駆除については、サクラアリの生態を考慮すれば問題ありません。それよりもオーナー様が、半年前に駆除処理を実施したのに何故また処理をしなければいけないかということに理解をいただけるかというところです。住宅管理会社さんの説明及び交渉が進み次第対応したいと思います。

| | コメント (0)

2021年12月12日 (日)

コンクリートブロック基礎

コンクリートブロック基礎のシロアリ被害 昨日はいつもお世話になっている設計事務所さんからの依頼で、奈良県内の物件にお伺いしました。古い施設を改築中で、床の撤去が終わったことから薬剤処理のためお伺いした次第です。

この物件では、前回シロアリ調査を実施しています。要所要所でシロアリ被害が確認された状態で、その際には床の撤去が決まっていたことから、撤去時に薬剤処理を実施することと判断しています。

床撤去時に確認された事項としては、当該物件の基礎がコンクリートブロック基礎であったことです。複数の箇所でシロアリ被害が確認されていたのですが、いずれも基礎表面に蟻道は確認されておらず、コンクリートブロックの空洞部分から侵入して状態でした。

薬剤処理のポイントは、コンクリートブロックと土台の接合部です。シロアリ対策は建物構造とシロアリの動きに合わせることが重要で、マニュアルで処理することではないのです。

| | コメント (0)

2021年12月11日 (土)

殺虫消毒処理

イタチの糞が確認された小屋裏 昨日はいつもお世話になっている建築士の先生からの依頼で、兵庫県内の物件にお伺いしました。イタチが小屋裏に侵入していた物件で、侵入経路を閉塞、小屋裏にイタチが侵入していないことを確認しました。その後の処理として、殺菌消毒及び殺虫処理でお伺いした次第です。

小屋裏にイタチが侵入した場合、断熱材の上に糞尿をします。この糞尿に菌類が含まれている場合があるため、殺菌消毒処理が必須となります。そのため天井裏で殺菌剤の空間処理を行いました。併せてイタチにはダニなど生息しているため、殺虫処理も併せて行いました。

イタチ対策は、捕獲や侵入経路の閉塞だけではありません。殺虫消毒処理も重要な対策の一つです。

| | コメント (0)

2021年12月10日 (金)

コンクリートブロックの功罪

玄関床組のシロアリ被害 昨日シロアリ調査を実施した現場では畳に被害が確認された床下以外に、玄関周辺の床組にも蟻道の構築や被害が確認されました。それが右の写真で被害や蟻道が確認されており、床上での調査でも被害が確認されています。

玄関ではコンクリートブロックが組まれ、その上に土台などの床組が形成されています。コンクリートブロックの表面に蟻道の構築は確認されておらず、コンクリートブロック上端から土台にかけて蟻道が構築されています。地中に生息するシロアリは、通常基礎面に蟻道を構築して木部に到達します。コンクリートブロックでは空洞部分にモルタルを詰めますが、充填が甘いとその隙間をシロアリが通って侵入します。

今回の事例では床組に明確な被害が確認されましたが、明確な被害がないケースでは床上に被害が確認されるまで被害に気付きません。侵入経路がシロアリ調査で見つからないケースがありますが、コンクリートブロックの空洞部分から侵入している場合が多いのです。そのため玄関や勝手口、浴室などコンクリートブロックが使用されている場合、特に入念な調査が必要なのです。

コンクリートブロックは作業がし易くコストや工期を抑えることが可能ですが、シロアリの問題があるので注意が必要です。どうしても使用する場合には、モルタルの充填作業には十分注意が必要です。

| | コメント (0)

2021年12月 9日 (木)

畳の被害

典型的な侵入事例 昨日はシロアリ調査のため、兵庫県内の物件にお伺いしました。いつもお世話になっている建築士の先生からご依頼いただいた案件です。和室畳に被害が確認され、畳を上げたところシロアリの活動が確認されたとのことです。

被害が確認されたのは増築部分で床下側からの点検調査を実施した結果、床組に蟻道の構築及び被害が確認されるとともに、ヤマトシロアリの活動も確認されました。教科書に出てくるような侵入形態と被害です。

この増築部分は築20年が経過していますが被害の程度から判断すると、相当年数が経過しているようです。おそらく増築時にシロアリ対策を施していなかったことが、要因の一つと考えられました。床下は非常に乾燥しており、シロアリは侵入しないだろうと考えられていたようです。シロアリに対して、乾燥というのは何の役にも立ちません。蟻道を構築してしまえば、蟻道内部は加湿状態にあり、幾らでも環境に対応できるのです。人間の勝手な思い込みは、環境に対応していないと考えてもよいのではないでしょうか。

| | コメント (0)

2021年12月 8日 (水)

大量散布は不必要

侵入想定経路への処理 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、大阪府内の物件にお伺いしました。リフォーム計画段階で縁側にシロアリ被害の確認された案件で、シロアリ調査を実施しています。

シロアリ調査結果では、現時点で床下内にシロアリの侵入等はありませんでした。構造的には布基礎+土間コンクリートで、建物自体年数が経過していることから、布基礎と土間コンクリートの接合部には隙間が多数確認されました。また、床下ではゴキブリの死骸も多数確認されました。

お施主さまとハウスビルダーさんが協議した結果、シロアリ対策を実施することとなりました。当社からは構造に併せ、薬剤の使用量を大幅に低減させた薬剤処理をお薦めしました。シロアリは土間コンクリートと布基礎の接合部から侵入するのですから、薬剤処理はこの隙間に対して処理するのが適切です。丁寧な処理を求められるため薬剤を大量散布よりも時間を要しますが、確実に侵入経路に対して処理することができます。これ以外にも、構造的に問題のある箇所について薬剤処理を実施しました。

| | コメント (0)

2021年12月 7日 (火)

これも構造の問題

納屋内側で確認された蟻道 右の写真は、昨日ご紹介した物件で撮影した1枚です。シロアリ調査を実施した際、離れの納屋で確認された蟻道です。納屋という構造上、床下のない逆べた基礎(土間床)構造となっています。土間から基礎が立ち上がっているので、隙間がなければシロアリは侵入できません。ちなみにこの納屋には土間床と基礎に隙間はなく、隙間から侵入するルートではありません。それではシロアリはどのように侵入したのでしょうか。

シロアリはこの納屋の屋外側から侵入しており、原因は外壁にあります。この納屋では金属サイディングの外壁となっていますが、その構造に問題がありました。その金属サイディングが地面にまで下りていたのです。そのため、金属サイディングと基礎の隙間から蟻道が立ち上がり、基礎と土台の隙間から侵入していたのです。写真では木材が見えますが、これは納屋の壁面に立て掛けてあった板です。

金属サイディングが土台の底面から少し下であれば、シロアリは侵入しなかったでしょう。シロアリからすれば屋外に出ることは、外敵に襲われるという多大なリスクを伴います。それだけに、シロアリと建物の構造は密接な関係があり、注意しなければならない構造上の問題に対処する必要があるのです。

| | コメント (0)

2021年12月 6日 (月)

構造が招いた被害

掃き出し窓枠シロアリ被害 昨日は、シロアリ調査のため兵庫県内の物件にお伺いしました。いつもお世話になっているハウスビルダーさんの案件です。数年前に玄関外壁でシロアリ被害が確認されたため、お施主さまのご希望で部分駆除処理を実施しています。

昨年には離れで蟻道と羽アリの発生が確認され、調査を実施したもののお施主さまの意向で駆除処理は実施していません。今年は増築部分勝手口付近で羽アリが発生し、ご家族で話し合いを行った結果、当社に駆除の依頼をいただいた次第です。そのため今回あらためて調査にお伺いした次第です。

被害は勝手口に隣接する掃き出し窓の枠に、シロアリ被害が確認されました。ちなみに羽アリはこの枠隙間から発生したとのことです。問題はこの増築部分の構造で、布基礎+土間コンクリート構造です。更に問題なのが床下の高さで、土間コンクリート面から床板までの高さは20㎝程度しかありません。勿論、大引がありますので床下への侵入は不可となっています。

このようなケースでは発泡施工に頼るか、床下点検口を多く新設するしか方法はありません。厄介なのが離れと母屋を結合するように増築したため、発泡施工では限界があると判断しました。そのため床下点検口を新設し、対応することとなりました。母屋側は床下の高さがあるようですが、侵入口がありませんのでこちらも新設する予定です。床下点検口を新設できた段階で、再度調査を実施する予定です。

| | コメント (0)

2021年12月 5日 (日)

捕獲数0が2年間

ライトトラップ捕虫紙検定結果 右の写真は、先日検定を実施したライトトラップの捕虫紙です。2013年からアフリカヒラタキクイムシ対策を実施している物件で、遠方のためお施主さまに取り外しをしていただき、捕虫紙を送付いただいています。

この物件は2009年築で、お伺いした2013年時点で被害部は撤去された状態にありました。本来であれば薬剤処理と物理的対策を組み合わせて対策を実施したかったところですが、ご家族さまの中にアレルギー体質の方がおられるとのことから、ライトトラップによるモニタリングと捕獲による対策を実施しています。

ピーク時には年間で10数匹の捕獲が確認されましたが、数年前から年間捕獲数が1匹が続き、一昨年には年間捕獲数が0となり、今年の結果も年間捕獲数が0でした。この結果から、当該物件では対策完了と判断しました。発生から捕獲がなくなるまで、10年を要した計算となります。

捕獲することで交尾機会が減少し、繁殖数も減るものと考えています。実験室での結果を現場にフィードバックしたものですが、無事対策完了し一安心です。

| | コメント (0)

2021年12月 4日 (土)

パンク修理と車検前検査

修理と車検前検査 昨日は午前中にリフォーム中の現場での打ち合わせを実施した後、カーショップでオイル交換を行いました。法定点検や車検ディーラーさんで実施するのですが、オイルは年間走行距離が多いことから合成油を使用することが理由です。その後、ややこしいのですがディーラーさんにお伺いしました。運転中に左後の動きが気になったことと、2月に車検を迎えることから打合せでお伺いしました。

左後タイヤについては螺子を踏んでおり、空気圧がやや下がった状態とのことでした。パンク修理を行うと同時に、車検前検査を受けました。エンジンや足回りでオイルのにじみが確認され、交換を薦めていただきました。ポイントはその部位を写真撮影し、タブレットで見せていただいた点です。聞くよりも、やはり見て説明いただくと非常にわかりやすいです。

これは私たちにも言えることで、床下の状況を写真で見せながら説明をします。シロアリ調査を実施した場合、最低でも数十枚、時には100枚を超える枚数を撮影します。それらをできるだけ報告書に添付し、わかりやすい報告書をつくるのが当社のポリシーであり、コンセプトです。

| | コメント (0)

2021年12月 3日 (金)

無意味な調湿材マット

無意味な調湿材マット 右の写真は、先日シロアリ調査でお伺いした物件で撮影した1枚です。いつもお世話になっているハウスビルダーさんの案件で、リフォーム予定の物件です。

この物件では古いシロアリ被害が確認されるとともに、薬剤処理跡が確認されました。幸いにも現時点でシロアリの侵入は確認されなかったことから、定期的な点検調査でも十分対応可能な旨を説明させていただきました。勿論、薬剤処理の選択肢もあることから、薬剤処理を行う場合に必要最小限の薬剤量で処理する方法も説明させていただきました。最終的にはお施主さまとハウスビルダーさんが相談し、決定される予定です。

今回の物件では、床下に調湿材のマットが置かれていました。表面が不織布、裏面が防湿フィルムのマットにセピオライトという多孔質の鉱物が入った調湿材です。しかしこれは床下全面に敷き詰めてこそ効果があるもので、まばらに置かれている状態では調湿効果は全くありません。全面に敷き込むことで裏面の防湿フィルムが生きるのですが、まばらに置いてしまうと全く効果はありません。既に吸湿性能は飽和状態で破過となっています。これでは全く効果がなく、これで高額な費用を取るのは詐欺としか言いようがありません。これが協会加盟の大手さんの仕事ですので、ご注意ください。

| | コメント (0)

2021年12月 2日 (木)

透湿防水シート

透湿防水シートへの影響 右の写真は、先日新築防腐防蟻処理でお伺いした現場で撮影した1枚です。いつもお世話になっているハウスビルダーさんの案件です。

今回の物件は外壁通気工法の物件で通気胴縁があり、こちらも薬剤処理の対象となります。しかし、ここで使用する薬剤に注意が必要です。一般的に使用される防腐防蟻薬剤は乳剤が主流であるため、壁面に使用されている透湿防水シートに影響がでます。乳剤には乳化剤(界面活性剤)が含めれており、透湿防水シートの防水性を低下させることがあります。乳剤希釈液処理直後には、透湿防水シートには何の影響も与えません。しかし水分が蒸発すると、界面活性剤が残り透湿防水シートの防水層に影響を与え結果的に水を透してしまう状態となります。

雨水がかかることで、この現象は顕著に起こります。きちんと雨仕舞いをすれば大丈夫という感が方もありますが、完全に雨水の侵入を防ぐことは難しい考えるべきです。そうなるとポイントは使用する薬剤で、やはり乳剤タイプの薬剤は使用を避けるべきです。

当該物件では、ハウスビルダーさんにご理解をいただいて薬剤を選定し、処理を行いました。ちなみにこのハウスビルダーさんではこのような構造にされるのは珍しいと思っていたら、別に設計士さんがおられたようです。基礎構造にも問題があったので、できればもう少し勉強して欲しいところですね。

| | コメント (0)

2021年12月 1日 (水)

2021年12月度ウェブサイト更新

阪神ターマイトラボウェブサイト2112トップページ画像 今月も阪神ターマイトラボのウェブサイトを更新しました。今回のトップページ画像は、大阪府内の物件で確認されたヤマトシロアリの被害の様子です。床下に放置された木材にシロアリの生息と被害が確認されました。

この物件ではご家族の方が床下に木材を置いたことで、シロアリが侵入し被害を与えていました。シロアリがこの放置木材に侵入したことで、結果的に家屋内にも侵入していました。床下にこのような木材を放置することは、シロアリを侵入させる要因の一つのなるため厳禁です。

最近の家屋では建築時に端材木片を放置する事例はありませんが、年数の経過した家屋ではよく見られます。このように床下土壌表面に放置された木材には、シロアリが容易に侵入します。健康な土壌であれば、シロアリは普通に生息しています。地中で枯死した木の根などの木材を、餌として生活しています。家屋に侵入するのは、餌である木材を求めて侵入するのです。

その場合、シロアリにとっては外敵という多大なリスクがあります。肉食性のアリやクモ、ヤモリなどシロアリを捕食する外敵が生息しています。その外敵から身を守るため蟻道を構築して侵入しますが、もっと楽に餌に辿り着けるのが地面に放置された木材なのです。地中から外敵に襲われず、餌である木材に到達できるのでシロアリにとっては好都合です。

床下土壌面に木材を放置されている事例はありますが、それよりも問題なのが構造的に地面と木材が接している事例です。構造的にしたのか、建築中にそうなってしまったのかわかりませんが、絶対にしてはいけない事例です。シロアリ調査でシロアリが侵入していない場合もありますが、必ず改善して貰うようお願いしています。シロアリ対策は薬剤散布だけではなく、構造面からの対策も必須と当社では考えています。当社では薬剤散布だけではない、シロアリ対策を提供します。安心と安全なシロアリ対策のお問い合わせは阪神ターマイトラボのホームページをからお願いいたします。

| | コメント (0)

« 2021年11月 | トップページ | 2022年1月 »