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2022年1月31日 (月)

解体完了

コロニーを意識した処理 右の写真は、先日シロアリ対策でお伺いした物件で撮影した1枚です。浴室入口枠にシロアリ被害が確認された物件で、いつもお世話になっているハウスビルダーさんの案件です。

既存の浴室は今回、ユニットバスへとリフォームされます。それに伴い既存浴室が撤去されたタイミングで、薬剤処理を行いました。シロアリは地中から浴室入口枠へと侵入していることから、浴室の地中にコロニーがあるものと考えられます。現時点でシロアリの姿は確認されていませんが、いずれ再侵入する可能性が考えられますのでシロアリ対策は必須です。

地中にあるコロニーからシロアリが、今後どのように動くかを考える必要があります。その上で薬剤の種類、処理方法、処理濃度と処理量を最適化する必要があります。常に状況判断に応じて対応するのがシロアリ対策であり、マニュアルで対応するものではないのです。

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2022年1月30日 (日)

蟻道跡

確認された蟻道跡 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、大阪府内の物件にお伺いしました。リフォーム中の物件で蟻道らしきものが確認されたとのことから、シロアリ調査依頼をいただきました。

早速現場で点検調査を行った結果、複数の箇所で蟻道の構築が確認されました。リフォームによって蟻道が壊れており、シロアリの姿は確認されませんでした。お施主さまからの聞き取り調査では過去にシロアリ防除処理は未実施であることを確認、現場での点検調査でも防除処理跡は確認されませんでした。

このようなケースでは、地中にコロニーがあるものと判断します。そのため必要なシロアリ対策は、地中のコロニーを駆除すること、シロアリの侵入し易い箇所に対して適切な対策が必要です。地中のコロニー駆除するためには、適切な薬剤の使用と処理方法が必要です。また侵入し易い箇所への薬剤は同じではなく、最適な薬剤の使用が重要です。

これらの説明をお施主さまとハウスビルダーさんに行い、当社の薦めるシロアリ対策で実施することとなりました。リフォームの進行状況に合わせて、対策を実施する予定です。

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2022年1月29日 (土)

天井

天井で確認されたシロアリ被害 昨日はいつもお世話になっている建築士の先生からのご相談いただた、兵庫県内の物件にお伺いしました。天井付近に奇妙な模様が確認されていることから、点検調査のご依頼いただきました。

早速現場で脚立を立てて点検調査を実施した結果、この模様はシロアリ被害によるものでした。しかしこの物件の問題点は、床下点検口がないことでした。過去に実施されたリフォームの際、キッチンにあった床下収納庫はリフォームの際再設置されなかったようです。

床下収納庫は床下点検口を兼ねており、床下でのメンテナンスを実施するのに必須です。シロアリ対策を実施する以外に、配管のメンテナンスとして必須なのです。使用しないからといって撤去は不可で、撤去しないのであればその他の箇所に新設する必要があるのです。

今後は建築士の先生の知り合いの大工さんに、床下点検口を新設していただく予定です。その上で改めてシロアリ調査を実施し、その結果を元にシロアリ対策を立案したいと思います。

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2022年1月28日 (金)

接種閑話

ワクチン接種 先日、家内が新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)3回目の予防接種するため、クリニックに送迎しました。接種はかかりつけ医が便利なのですが、医療従事者のため接種会場が限定されます。そのため、自宅から少し離れたクリニックでの接種となりました。ちなみに問題となる副反応はなかったそうです。

国内のワクチン接種状況ですが、職域接種分含む接種人数と接種率でみると3回目は2.7%となっています(首相官邸出展1/27現在)。その一方でワクチンの接種を希望する人の割合は70%を超えているとのこと。この乖離は、やはりワクチン不足と言われても仕方のないところでしょう。2回目を8月に接種した小員は、いつ3回目が打てるのか不明です。

ワクチン接種するか否かは個人の自由です。ワクチン接種は新型コロナウイルス感染症の発症を予防する高い効果があり、また感染や重症化を予防する効果も確認されています。それが重要でお施主さまや関係各所の方に感染させないことがポイントと考えています。

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2022年1月27日 (木)

薬剤処理の必要性

薬剤処理不要の床下 昨日はいつもお世話になっている設計事務所さんからの依頼で、大阪府内の物件にシロアリ調査でお伺いしました。設計事務所さんが設計した物件で、近所の方が建てたハウスメーカーさんからシロアリ予防処理を勧められたことから一緒にしませんかと話しがあり、念のため設計事務所さんに相談されたとのこと。そこで本当に薬剤処理が必要なのかどうか、シロアリ調査を実施することとなりました。

基礎構造はベタ基礎で、配管周辺の隙間もありませんのでシロアリ侵入リスクは極めて低いと判断しました。小員の結論としては薬剤処理の必要はなく、何年に一度かの点検調査で十分対応可能です。シロアリの侵入リスクが極めて低いのに、高額な薬剤処理はナンセンスです。

この設計事務所さんでは、新築時に土台等にはホウ酸製剤を塗布されています。一般的に実施されている土壌処理は実施していません。基本的にはベタ基礎ですので土壌処理は不要ですが、全く侵入しない訳ではありません。ですので定期的に点検調査を実施するのが、シロアリ対策としては最も安価で効果的な対策と考えます。

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2022年1月26日 (水)

捕獲数

ライトトラップによるモニタリング 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、大阪府内の物件にお伺いしました。この物件では、数年前からアフリカヒラタキクイムシ対策を実施しています。

アフリカヒラタキクイムシはフローリングで確認されるとともに、洗面のシーリングライト内に死骸が確認されました。これは最も問題のパターンで、フローリング以外に天井裏や壁内でアフリカヒラタキクイムシが繁殖していることを表しています。そこでフローリングについては化学的防除処理及び物理的対策を施し、次年度以降新たな虫孔の発生及び木粉の堆積はなくなりました。

しかし天井裏及び壁内で発生が想定されることから、モニタリング用として天井裏にライトトラップを設置しています。設置初年度には数百匹のアフリカヒラタキクイムシを捕獲し、天井裏及び壁内で発生していることを確認しました。次年度からは化学的防除を組み合わせ、モニタリングを継続しました。

それから順調に捕獲数は減りましたが、どこの現場でも共通するよう捕獲数が一桁になってからが難しくなります。この現場でも同様で、一桁になってからなかなか0にはなりません。もう少し化学的防除とモニタリングを継続したいと思います。

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2022年1月25日 (火)

侵入の形跡

齧られた断熱材のカス 昨日はいつもお世話になっている建築士の先生からの依頼で、大阪府内の物件にお伺いさせていただきました。先日雨漏れのあった物件で、今回は床下側から点検調査を実施しました。

基礎構造はベタ基礎で、シロアリの侵入はありません。可能性のあるクロアリについてですが、兆候は確認されました。それが右の写真で、土台と大引の交差部に白いものが確認されています。これは齧られた断熱材のカスです。クロアリが侵入するのに断熱材が邪魔なため、齧ったものと考えられました。

現時点でクロアリの活動は確認されていませんが、過去に活動していたのは事実のようです。お施主さまと建築士の先生には写真を見せながら説明を行い、今後当該箇所の床上部分でクロアリの徘徊が確認されれば駆除処理を実施することとしました。

クロアリの場合、生息場所を突然放棄する事例が見られます。そのため、当該壁内でも逃亡した可能性はあります。活動していないのに薬剤処理を実施するのはほぼ詐欺で、活動が確認されてこその薬剤処理は妥当なのです。

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2022年1月24日 (月)

2021年度決算経理

決算経理準備 昨日は屋外での作業予定でしたが、雨天により延期となりました。そこで、ここまであまり進んでいなかった決算経理に取り掛かりました。

日常的な経理は伝票枚数も少ないため、銀行管理と現金管理で対応しています。但し確定申告を行うためには、正しい帳簿管理が必要なため会計ソフトを用いて管理を行ってます。

今年の確定申告は2月16日から始まりますが、それまでに決算経理を行い確定申告の資料を作らなければなりません。会計ソフトを用いて伝票入力すれば、全ての帳簿を作成してくれるため作業労力として簡単です。

現場作業に追われてつい経理作業が遅れがちとなりますが、効率的に時間を使いながら確定申告に向けて対応したいと思います。

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2022年1月23日 (日)

大寒を過ぎて

冬季でも活動するシロアリ 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、大阪府内の物件にお伺いしました。浴室リフォームを実施している最中の物件で、シロアリ被害らしきものが確認されたとのことです。他にもシロアリ被害及び侵入があるかどうかを調査するため、床下側からの点検調査を実施しました。

床下側からの点検調査を実施した結果、浴室に隣接する洗面に蟻道の構築が確認されました。蟻道を丁寧に壊すと、内部からヤマトシロアリの職蟻が確認されました。大寒を過ぎてこの立春までが最も寒い時期をされていますが、シロアリは活動しています。シロアリは冬眠すると考えておられるようですが、実際には冬場でも活動しています。ただ夏場と比べると活性は大きく劣り、動きは非常に緩慢です。

シロアリ駆除を実施する場合、活性の高い夏場と活性の落ちる冬場では薬剤の使い方を変えて処理します。地中にあるコロニーを考慮すると、それは必然なのです。決められた濃度と処理量で処理するのは、マニュアル主義の弊害とも言えます。本当のシロアリ駆除を理解していない場合、マニュアルに頼るのです。

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2022年1月22日 (土)

雨漏れ

雨漏れの確認された壁内 右の写真は、先日いつもお世話になっている建築士の先生からご相談いただいた写真です。どうやら雨漏れがあった壁内の様子で、雨漏れによる滲みが確認されています。

建築士の先生がお施主さまから聞き取り調査を行ったところ、昨年の秋に羽アリを確認したとのことで、羽アリの死骸や写真はありません。恐らくクロアリの羽アリであると考えられます。壁内に営巣又は活動しているようであれば駆除対象となりますが、一過的であれば特に何もしなくて大丈夫でしょう。念のためファイバースコープなどを用いて調査可能な範囲について調査する予定としています。

雨漏れはこの後修繕する予定ですが、クロアリについては急いて対策する予定はありません。人に危害を与えるクロアリであれば対策が必要ですが、昨年の羽アリ発生以降に室内側でクロアリの徘徊はありませんので今年の秋まで様子を見て、必要に応じて対策を施したいと思います。

家屋内で昆虫類を確認した場合市販の殺虫スプレー等を噴霧しがちですが、重要なのはその昆虫類が人に危害を与えるかどうかを判断することです。そのためには昆虫類の種類の特定が必須です。利益優先主義の業者は、昆虫類の種類に関係なく薬剤を撒いて費用を請求するのでご注意ください。

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2022年1月21日 (金)

放置木片

放置木片から立ち上がった群飛孔 昨日はいつもお世話になっている建築士の先生からの依頼で、大阪府内の物件にシロアリ調査でお伺いしました。建物インスペクションのため床下に潜られた建築士の先生が、もしかしたらシロアリかもしれないとのことから、床下点検調査にお伺いした次第です。

床下側からの点検調査を実施した結果、玄関を中心にシロアリ被害が確認されました。ちなみに写真は建築士の先生がシロアリかもしれないと思われた、床下に放置された木片です。木片に突起のようなものが確認されていますが、これは羽アリの出口である群飛孔です。地中に生息するシロアリがトンネルを掘り、木片に到達し食害しています。概ね食害された時点で、空中蟻道を立ち上げ羽アリの出口である群飛孔にした事例です。

このような状態の場合、地中にシロアリのコロニーがあることに間違いありません。群飛孔が確認される事例では、周辺に被害が広がる事例が多いためより精査が必要です。当該事例ではここが玄関周辺であったことから、基礎と土台の隙間に蟻道が確認されました。玄関周辺には隙間が多いため、教科書に出てくるような蟻道は形成されません。シロアリ調査のポイントは、基礎構造を考慮する必要があるのです。

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2022年1月20日 (木)

反対側

Extermination841 昨日はいつもお世話になっている設計事務所さんからの依頼で、大阪府内の物件にお伺いしました。建てたのは設計事務所さんと関連のない工務店ですが、昨年リフォームを実施されています。

リフォーム実施の際、蟻道の構築に気づかれていたそうですが、シロアリの姿が確認されなかったことから何も対策を実施されなかったそうですが、後々心配になり相談をいただきました。季節的に蟻道部及び被害部周辺にシロアリの姿が目に見えないのは至極当然で、適切なシロアリ調査を実施した上で、必要なシロアリ対策を実施されるよう提案させていただきました。

先日シロアリ調査を実施、蟻道の構築及び被害は1箇所だけであることから、部分駆除処理を提案させていただき、この日の駆除処理を実施しました。ちなみに写真は蟻道の構築及び被害の確認された箇所から薬剤注入処理を実施した反対側になります。土台の隙間周辺に薬剤が滲み出る様子が確認されています。

シロアリ駆除処理はこれで完了で、地中にあるコロニーはいずれ駆除が完了します。シロアリ予防処理については、お施主さまがアレルギーをお持ちとのことで薬剤に対して不安があるとのことから、薬剤処理によるシロアリ予防ではなく定期的な点検調査で対応することとしています。

薬剤を撒かないとシロアリが侵入すると指摘がありますが、当社では何百例とこのように部分処理+定期的な点検調査で対応しています。実際、新たなに蟻道を構築して侵入した事例は僅か1例だけです。それも駆除処理2年後の定期点検調査で発見しており、被害は土台の隙間を僅かに齧っただけで被害は殆どなく、追加のシロアリ駆除処理で駆除が完了しています。ちなみにその物件は追加処理2年後及び5年後に点検調査していますが、新たなシロアリ被害や侵入などは確認されていません。シロアリ対策は薬剤全面処理だけではありません。健康に不安をお持ちの方は、阪神ターマイトラボまでご相談ください。

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2022年1月19日 (水)

確定申告案内

確定申告のお知らせ 西宮税務署から今年も確定申告のお知らせが送付されてきました。令和3年分確定申告の所得税及び復興特別所得税の申告は令和4年2月16日(水)から受付開始、締切が3月15日(火)となっています。

今年からスマホの画面の大きさに適したレイアウトで表示され、入力しやすくなるそうです。一般の方には便利になると思いますが、数年前から国税庁ホームページの『確定申告書等作成コーナー』で申告書を作成し、ID・パスワード方式でe-Tax送信しています。ID・パスワード方式はマイナンバーカードが普及するまでの暫定的な対応なので、いずれマイナンバーカードは取得する必要がありそうです。以前はICカードリーダライタが必要でしたが、現在ではスマートフォンからマイナンバーカードを読み取ることができればICカードリーダライタは不要とのことです。

e-Tax申告なので、確定申告会場である税務署にお伺いする必要はありません。以前は締切日が近づくと会場が混雑するためできるだけ早くという意識がありましたが、事務所から申告できるので焦ることはなくなりました。そのためついつい締切日まで余裕があると思っているうちに、現場が集中するのがここ数年でした。今年はそうならないよう上手く時間を調整して早めに準備したいと思います。

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2022年1月18日 (火)

悪徳商法

悪徳商法に気を付けましょう 昨日は阪神淡路大震災の発生した日で、小員も27年前既に西宮市内に住んでいましたので被災しました。近所の道路は陥没や隆起が確認されましたが、研究所勤務時代に住んでいた社宅は古いものながらも、倒壊は免れました。室内は食器棚が倒れたものの、寝室のタンスは地震対策をしていたため押し潰されことは免れました。

水道は弱いながらも出ましたが、電気は翌日まで停電、ガスは普及まで3ヶ月近くかかり不便な生活でした。最も困ったのが風呂で、近所の銭湯は大行列でした。幸い勤めていた研究所には工場が隣接しており、風呂があり会社の好意で入浴できたため社宅の人たちが乗り寄って入浴しました。

床下で仕事を始めてから、これまでに幾つかの残念な現場を見てきました。それが右の写真にもあるような耐震金具で、お施主さまからの聞き取り調査では有名なシロアリ防除業者が施工したものです。

震災後、耐震金具を設置して高額な請求をしていたようです。シロアリ予防の費用を無料にするので、安心のため耐震金具の設置を口八丁でやや強引に契約させたようです。震災後はこのような事例が多く見られ、耐震診断をせずこのような耐震金具を設置し、荒稼ぎしていた業者が多数いたそうです。

地震に対する不安は皆さんお持ちで、その不安に悪徳商法を絡めるケースが非常に多くなっています。当社で耐震に関するご相談をいただいた際、専門的にされている建築士の先生をご紹介し、相談に乗っていただくようにしています。シロアリ業者は耐震の専門家ではありませんので、ご注意ください。

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2022年1月17日 (月)

部分侵入防止処理

部分侵入防止処理 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、大阪府内の物件にお伺いしました。先日シロアリ調査を実施したリフォーム中の古民家で、シロアリ侵入防止処理のためお伺いしました。

シロアリ調査の段階では広範囲にシロアリ被害跡が確認されましたが、薬剤処理跡も確認されました。しかし、中には薬剤処理跡がない箇所にシロアリ被害も確認されています。お施主さまとハウスビルダーさんが協議しシロアリ対策を実施することとなりましたので、シロアリ侵入リスクの高い箇所のみ処理する内容で提案、了承いただいたことから処理を行いました。

写真の箇所は、過去に薬剤処理を全く実施していない部位となっています。そのため、少し広範囲に薬剤処理を実施しました。但し、薬剤処理濃度と処理量は最適化してあり、安全に配慮を行っています。

薬剤処理はマニュアルで処理するものではなく、シロアリ被害状況や建物構造に合わせて処理すべきです。大量散布だけがシロアリ対策ではありません。

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2022年1月16日 (日)

侵入する雰囲気がありません

点検調査で対応可能な床下 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、大阪府内の物件にお伺いしました。以前リフォームした現場で、お施主さまからシロアリ対策について相談がありシロアリ点検調査依頼をいただいた次第です。ちなみにこの物件では、リフォーム時にシロアリ対策は実施していません。

早速床下側からの点検調査を実施した結果、現時点でシロアリ被害、侵入及び生息は確認されませんでした。侵入する雰囲気すらありませんので、薬剤処理は不要と判断しました。ちなみにこの物件ではリフォームから10年が経過していますが、薬剤未処理状態でも10年間1度もシロアリは侵入していないということになります。

このような物件では、今後もシロアリの侵入する可能性は限りなく低いものと考えられます。今後シロアリが侵入する可能性があるからと、薬剤を大量に撒くのはナンセンスです。定期的な点検調査で十分対応可能と考えられるため、お施主さまとハウスビルダーさんに説明させていただきました。

定期的な点検調査に対して異論を唱えるシロアリ防除業者がいるようですが、これは自社のシロアリ対策が否定されていることに対する反論でしょう。薬剤を撒くことで儲けているので反論するのは仕方ないのかもしれませんが、当社ではお住いの方の安全を優先するというポリシーで対応しているだけにしか過ぎません。点検調査のサイクルについてはお施主さまのシロアリ対策に対する意識を優先させていますので、毎年の点検調査を強制している訳ではありません。

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2022年1月15日 (土)

床下で確認された足跡

床下で確認された足跡 右の写真は、先日シロアリ調査でお伺いした物件で撮影した1枚です。増築部分をリフォームした箇所にある掃き出し窓枠にシロアリ被害の確認された物件で、母屋部分で撮影しました。

この母屋もリフォームが実施された際、床下点検口がありませんでしたので新設いただきました。床下を確認するため、床下点検口を開けた状態がこの写真です。土間コンクリートが打設され、その上で動物の足跡が確認されました。その足跡を確認するとイタチであることがわかり、お施主さまに確認すると以前天井裏で暴れるような足音を聞いたとのことです。

床下点検調査を実施した結果、明確な侵入経路が確認できましたのでお施主さまには修繕いただくポイントを説明させていただきました。ちなみにこの母屋はおそらく石場建て構造で床下の高さが高かったため、土間コンクリートを打設しても床下の高さが確保できたものと考えられました。ちなみに石場建て構造に土間コンクリートを打設すると、シロアリの想定侵入は限定的となります。薬剤処理を実施するのであれば、部分的で十分対応可能です。しかし、今のところ侵入する雰囲気がありませんので、定期的な点検調査で対応可能です。最終的には、お施主さまに選択いただこうと考えています。

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2022年1月14日 (金)

被害跡

シロアリ被害跡 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、リフォーム中の物件にお伺いしました。大阪府内にある古民家で、シロアリ被害が確認されていることから点検調査依頼をいただいた次第です。

早速現場で点検調査を実施した結果、広範囲にシロアリ被害が確認されました。但し、薬剤注入処理跡も確認されたことから、過去にシロアリ被害があった或いは羽アリの発生があり対処されたものと考えられました。被害部位を更に調査すると、被害はあるのに処理跡のない箇所もありました。これは薬剤処理後にシロアリが侵入し、被害を与えたものと判断されました。

構造的観点からもある程度広範囲の薬剤処理は必要と考えられましたが、既にハウスビルダーさんとお施主さまの間でシロアリ対策を実施する方向で調整中とのことでした。そこで処理箇所を絞り込み、薬剤使用量を大幅に削減した方法で提案したいと思います。

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2022年1月13日 (木)

被害部の床下

被害が確認されなかった被害部の床下 昨日は兵庫県内の物件に、シロアリ調査のためお伺いしました。先月もお伺いしており、勝手口付近の掃き出し窓枠にシロアリ被害が確認された案件です。

被害は増築部をリフォームした部分で、床下点検口がありませんでした。先月お伺いした時点でお施主さまが先行し、被害窓枠から離れた箇所に床下点検口を新設いただいておりました。床下にはコンクリートが打設されており、大引までの高さが20㎝もありません。これでは床下側からの点検調査ができないため、被害部付近や水廻り、その他基礎構造を図面で確認しながら床下点検口の新設をお願いしました。

今回床下点検口新設工事が完了したとご連絡をいただいたことから、再調査のためお伺いした次第です。新設された床下点検口から点検調査した結果、被害掃き出し窓枠部分の床下では被害は確認されませんでした。窓枠被害は、想定とおり屋外からの侵入で確定とさせていただきました。ひととおり床下点検口から点検調査を実施しましたが、シロアリ被害等は確認されませんでした。

今回の最大の問題は、床下の高さが確保されておらず点検調査ができなかったという点です。この増築部分をリフォームした際、元々床下の高さが高くなかったところに、土間コンクリートを打設したことが理由です。以前有名なリフォーム番組でもよく見かけたシーンですが、リフォームの際土間コンクリートを打設する場合には、床下の高さが確保できるよう対応していただきたいと思います。

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2022年1月12日 (水)

部分薬剤処理

部分薬剤処理 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、大阪府内の物件にお伺いしました。先日、腐朽か蟻害かわからないと相談をいただいた物件で、部分薬剤処理案件です。

被害が確認されたのは浴室壁内で、解体された浴室に対して薬剤処理を実施した以外に隣接する洗面の床下についても薬剤処理を施しました。蟻害が確認されたのは、浴室と洗面が接している柱部分であったことから、洗面も実施しました。

前回床下の点検調査ができていませんでしたが、床下点検口がなかったことが理由です。どうやら過去に他社でリフォームされた際、キッチンにあった床下収納庫は撤去されたようです。今回の薬剤処理に合わせて床下点検口を新設いただいたことから、点検調査を実施しました。

点検調査結果ですが、現時点でシロアリ被害、侵入及び生息は確認されませんでした。浴室では侵入していたものの、他の箇所には侵入していません。シロアリの被害が1箇所見つかると、建物全体がシロアリ被害を受けていると思われている方が多いようです。

シロアリの生態を理解していないシロアリ防除業者にかかると、いつ侵入するかわからないため建物全体の処理が必要と称して床下全面に薬剤大量散布を推奨します。しかし本物のシロアリ駆除ができれば、薬剤未処理部分が殆どでもシロアリは侵入することが殆どありません。本物のシロアリ駆除ができない場合、薬剤残効性が消失するとシロアリは侵入するのです。本物のシロアリ駆除は薬剤大量散布ではなく、薬剤の特性を生かし、処理濃度と処理量を最適化することで可能となるのです。薬剤大量散布してシロアリ駆除と称しているのは、本物のシロアリ駆除を知らない証拠です。

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2022年1月11日 (火)

2022冬支度

スタッドレスタイヤ交換 昨日は午前中にリフォーム中物件でのシロアリ調査案件をこなした後、施工者車のタイヤをノーマルタイヤからスタッドレスタイヤへの入れ替えを行いました。

阪神間ではここ数年暖冬が続いていますが、今年は寒冬の予報となっています。当社のある西宮(海側)は勿論、隣接する大阪や神戸で積雪することは極めて稀です。関西では積雪とは縁遠いと考えがちですが、兵庫や京都の北部は割と積雪があります。滋賀になると、特に北部は年末の国道閉鎖のニュースがあったとおり降雪があります。ちなみに今週の木曜日には、この辺りでも雪の予報となっています。

スタッドレスタイヤ未着用で事故のニュースをよく見ますが、周辺で渋滞するなどまわりに多大なな迷惑をかけます。以前積雪のある兵庫県の山間部にお伺いした際、あちらこちらで事故や脱輪などが見ました。いずれも冬用タイヤが未着用、雪道に不慣れなことなどから事故にいたったものと考えられました。

スタッドレスタイヤを履いていても、スリップはします。そのことを念頭に置いて、過信することなく安全運転で業務当たりたいと思います。皆さんも雪を甘く見ず、無理をなさらないようご注意ください。

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2022年1月10日 (月)

ディーラー車検

自動車継続検査 昨日は施工車の自動車継続検査(通称:車検)を受けるため、購入ディーラーであるホンダカーズ兵庫上甲子園店さんにお伺いしました。

最近では安価な民間車検もあるのですが、16年目まもなく24万キロとなることから、安心を求めてディーラーさんで車検を受けています。車検前の点検で、交換が必要な部品が多数見つかりました。年数を考慮すると、仕方ないところですね。

ディーラー車検といえば、マニュアルに従い一定年数が経過すれば交換することが当たり前でした。最近では正しく点検整備を行い、その上で必要な部品を確認して交換するという方法に変わっています。

世の中の流れやSDGsなどの思想に従えば、当然の流れです。シロアリ業界は依然として旧態依然で、薬剤の大量散布が横行しています。 防疫分野ではIPMが常態化されているのに、依然としてシロアリ分野では大量消費が当然です。

これは技術の欠落が原因で、そもそもシロアリ調査も点検調査する担当者の技量に大きく差が見られるようです。以前見た資料での調査精度は、5~85%と大きな差があるようです。シロアリフォーラムメンバーの多くが実施している有料点検調査に、異論を唱えるシロアリ防除業者が多いのは事実です。有料で点検調査できる技術がないことの裏返しにしか聞こえないのは私だけでしょうか。点検調査は毎年しなければならないのですかとお問い合わせをいただきますが、車検のように年数が決まっているという訳ではありません。お住いの方の意識に応じており、特に年数の決まりはありません。

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2022年1月 9日 (日)

施工車タイヤ交換

施工車タイヤ交換 先日施工車の車検前点検の際、タイヤの溝が車検ギリギリですと言われたので車検前にタイヤ交換を行うことにしました。タイヤはネットで購入し、取り外し及び交換を西宮ベースさんでお願いしました。西宮ベースさんでは、これまでにサマータイヤやスタッドレスタイヤ交換を行っています。

ディーラーやカーショップでもタイヤ交換はできるのですが、価格は圧倒的にネットの方が安価です。西宮ベースさんは、このようにネットで購入したタイヤを交換する専門のショップです。4本を入れ替え交換して貰い、作業は1時間超ほどで終了。作業費は軽トラ用でタイヤ廃棄料やエアバルブ交換を含めて8,800円と安価で、ネットでタイヤを購入した費用と合算してもディーラーやカーショップと比べて安価です。

交換後のタイヤを確認させていただきましたが、思っていたよりも内側が摩耗していました。雨天時の制動距離が気になっていたので、これで安心して乗ることができます。いずれにしても、安全運転で業務にあたりたいと思います。

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2022年1月 8日 (土)

蟻害と腐朽

蟻害と腐朽 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、大阪府内の物件にお伺いしました。昨年末、リフォーム中に腐れかシロアリによる被害か判定できないので見て欲しいとのことから、調査のためお伺いしました。

早速現場で調査すると、被害は蟻害と腐朽の混在したものでした。浴室の壁内で、浴室からの水分によりシロアリが侵入し食害するとともに腐朽も進行した事例です。シロアリは水の存在が必須な昆虫で、雨漏れなどがあればそれら箇所に侵入し食害します。水の存在がない場合には、水を持ち込んで木材を加湿しながら食害します。イエシロアリでは唾液腺に水をためて木材に到達しますが、ヤマトシロアリでは唾液腺の存在が確認されているものの、明確に水を持ち込む方法が確認されていません。ベタ基礎でエアサイクル住宅のような非常に乾燥した条件でシロアリの侵入及び食害を確認したことがありますが、構築中蟻道の先端や被害部が水で濡れていたことから、水を持ち込んでいることが事実です。可能性としては湿らせた土を持ち込んだのではないかと考えられます。

建築の教科書では、乾燥がシロアリ対策であると記載されています。確かにシロアリが乾燥に弱いのは事実ですが、それはあくまで単体で裸のシロアリについての内容です。実際のシロアリは集団で行動し、乾燥から身を守るため蟻道を構築し、被害部を蟻土で覆います。蟻道や蟻土の内壁に防水層をつくることで、乾燥から身を守ります。どんなに乾燥した条件であっても、侵入さえすれば簡単に生息及び活動できるのです。

シロアリは人間が考えているよりも、多岐の環境に対応できる昆虫です。だからといって薬剤処理を薦めている訳ではなく、原則は構造的にシロアリが侵入し難い構造にするべきと考えます。そしてもう一つ重要なのは、点検調査ができる構造にすることです。点検調査が隅々までできれば、早期発見が可能となり、無駄な薬剤処理は不要なのです。リフォーム中に点検調査を行うのは、シロアリ駆除方法を策定するとともにどのような構造的工夫ができるかどうかアドバイスする意味もあるのです。多くにシロアリ防除業者は薬撒き屋ですが、当社は建物をシロアリから守るためのアドバイザー屋です。

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2022年1月 7日 (金)

給水

水を飲むアメリカカンザイシロアリ擬職蟻 今日はまだまだ現場が本格的に動いていないため、アメリカカンザイシロアリ飼育ケースから紹介したいと思います。前回ご紹介した飼育ケースと同様に、シロアリフォーラムメンバーである尾屋シロアリ技研の尾屋さんからいただいた個体です。薬剤評価試験用として13年前にいただいた丸太で、虫体採取後そのまま飼育ケース内に放置していました。

試験のため虫体を採取した後の丸太は、その後10年以上殆ど糞の堆積は確認されませんでした。もしかしたら虫体を使い切ってしまい、絶滅したかと思われましたが、昨年から再び糞の堆積が確認され始めました。どうやら復活したようで、非破壊シロアリ探知機ターマトラックを使い確認すると、結構な動きも確認されました。

こうしたアメリカカンザイシロアリの生息する丸太に対して、定期的に給水しています。アメリカカンザイシロアリは木材中の水分で生息するとされていますが、実際に飼育するといろいろなことが見えてきます。

今回、給水の間隔が少し空いたことから、給水したところ内部からアメリカカンザイシロアリ擬職蟻が這い出てきました。給水した箇所に集まり、水を飲んでいます。木材が乾燥すると、木材中の水分だけでは厳しいようです。実際の現場でも雨水の当たる垂木屋外側などでよく被害が確認され、水の取り易さを考えると頷ける内容です。教科書に書かれていることを信じると、痛い目に合うので注意が必要です。

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2022年1月 6日 (木)

新築防腐防蟻処理

新築防腐防蟻処理 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、兵庫県内の新築中の物件にお伺いしました。昨年末、急遽防腐防蟻処理しなければならなくなったようで、大工工事が始まっていないこの日に防腐防蟻処理を実施することとなりました。

建物は施設で、基礎はベタ基礎です。施設ですので、床下はなく、ベタ基礎の上に転ばし床となる予定です。配管類が適度にあるため、写真のような箇所が数箇所あるようです。ベタ基礎構造は極めてシロアリの侵入し難い構造ですが、配管周辺では注意が必要です。

写真のような配管仕舞いの場合、配管周辺は無収縮モルタルで詰められます。ここでポイントになるのは、どれだけ丁寧に処理できるかどうかです。過去にこのような配管周辺仕舞いでシロアリが侵入した事例を見ていますが、モルタルの詰め方が甘かった事例でシロアリが侵入しています。勿論薬剤処理は行いますが、薬剤はやがて分解して残効性は消失しますので、できるだけ構造で対応するのがお薦めです。

今回も建築基準法に従い、公益社団法人日本しろあり対策協会の仕様書に基づき処理を行いましたが、個人的にはここだけ処理すれば問題ないだろうと思いながら処理を行いました。薬剤の大量散布ですが、法律に従わないと仕方のないところですね。

 

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2022年1月 5日 (水)

戎参り

西宮神社戎参り 昨日は午前中にリフォーム中の現場での打ち合わせを行い、午後から戎参り西宮神社にお参りさせていただきました。コロナ禍であることを考慮し、戎参り戎大祭を避け福笹授与が昨日から始まりましたのでお参りした次第です。

西日本を中心に商売繁盛を祈願するため、初恵比寿の日にえびす神社へお参りする習慣があります。西宮神社はそのえびす神社の総本社で、9日宵えびす、10日本えびす、11日残り福となっています。西宮神社は、開門神事である福男選びがニュースなどで紹介されることでご存知の方も多いと思います。建物構造がどのようななっているか、腐朽や蟻害がないかなど見てしまうのは商売柄の性分なのでしょう。

商売をする人間にとって十日えびすは正月のようなもので、十日えびすが過ぎると商売が本格化します。例年、冬季作業に最適な小屋裏作業が中心となるアフリカヒラタキクイムシ対策やアメリカカンザイシロアリ対策などの案件があります。近年では、リフォームに伴うシロアリ調査やシロアリ対策も増加してきていますので、順次対応する予定です。

併せて先日ご紹介したとおり3月にセミナー講演も予定しており、確定申告準備など多く案件を抱えた状態ですので時間を効率的に使い対応したいと思います。

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2022年1月 4日 (火)

初詣

門戸厄神東光寺参拝 昨日は西宮市内にある門戸厄神東光寺に初詣としてお参りさせていただきました。門戸厄神東光寺さんは西宮市内へ移り住んで30年以上になりますが、移り住んでから毎年お参りしています。

小厄は3年ごとに訪れるとされており本来であれば前回の小厄から3年が経過した年になるのです、2年後には本厄の前厄となるため今年は小厄にはならないそうです。『厄』は人生の節目で肉体的、社会的にも様々な変化による区切りの節目にあたり、あらかじめ心の準備を怠らいように昔人の習わしからきています。かならず厄があるというのではなく、注意することの重要性を説いていると捉えることが重要なのです。

良い仕事をするためには健康であること、それに対して注意することが重要であるというのがわたしのポリシーです。健康に留意し、健康管理を普段から怠らないよう現場と対峙していきたいと思います。

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2022年1月 3日 (月)

アメリカカンザイシロアリ飼育ケース

11月に確認されたアメリカカンザイシロアリ羽アリ死骸 昨年ほとんどご紹介できなかった、アメリカカンザイシロアリ飼育ケースの様子をご紹介したいと思います。シロアリフォーラムメンバーである尾屋シロアリ技研の尾屋さんからいただいた個体で、飼育し始めて14年が経過しています。

昨年の羽アリは、2月に発生して以降、4月、6月、10月及び11月に確認されました。文献や資料などによるとアメリカカンザイシロアリの羽アリは、6〜9月の日中に発生するとされています。これは一般論でしかなく、実際の現場では季節に関係なく発生することをこの目で確認しており、2月の小屋裏で羽アリを確認したことがあります。6~9月の日中に羽アリが発生するというシロアリ防除業者がいれば、それはアメリカカンザイシロアリの現場経験がない又は経験が浅いことを表しています。当然ですが経験がない又は経験が浅いシロアリ防除業者に駆除を依頼すると、結果がどうなるかはご察しのとおりです。

シロアリ駆除を行うのに必要なのは、薬剤を大量に使用することではありません。シロアリの生態を考慮し、適切に薬剤を使用することが重要です。薬剤使用量はお住いの方の安全に配慮すると、必要最小限の薬剤量で処理することが重要です。薬剤の大量散布では対処できないシロアリであることは言うまでもありませんので、ご注意ください。

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2022年1月 2日 (日)

住宅医スクール告知

住宅医スクール2022告知 2013年から講師をさせていただいている一般社団法人住宅医協会主催の住宅医スクール2022について、今年も講演させていただくこととなりました。住宅医スクール2020はコロナ禍による影響で中止になったものの、住宅医スクール2021はオンラインで開催、今年の住宅医スクール2022も続けてオンラインで開催されることとなりました。今年の題目は昨年に引き続き『防蟻対策の実務〜蟻害事例から学ぶ診断・対策のポイント』で、3月5日(土)となっています。


住宅医スクール2022は今季で13期となり、2月から11月まで開催、オンラインにて年1回通年制で合計11日間 22講義が開催予定となっています。詳細は一般社団法人住宅医協会の住宅医スクール2022をご参考ください。オンライン講義ですのでオンデマンド受講も可能となっており、1日(2講義)から受講可能でスポット受講は10,000円/2講義となっています。ちなみに小員の講義の日には、昨年同様京大大学院簗瀬准教授による『木材の劣化と対策~木材腐朽菌・害虫の生態と対策』となっています。


小員の講演では、実際の現場でのシロアリ蟻害事例から調査診断のポイント、シロアリの生態から考えるシロアリ対策、駆除処理や予防処理の実例、シロアリ防除用薬剤など多岐に渡る内容をお話しさせていただきます。


住宅医スクールは、既存住宅の調査診断・改修設計・施工・維持管理等の基礎から実践までを学ぶ実務者向けのスクールです。講演後には毎回聴講者の方から、シロアリ対策について相談をいただいています。ベタ基礎でのシロアリ侵入事例報告した際には、そのどうなシロアリ対策が有効なのかと相談いただくことが圧倒的です。シロアリは環境や構造に対応するため、構造と化学的対策をどのように組み合わせるかののヒントを伝えることができればと考えております。当社ではビルダーさん向けのセミナーやビルダーさん主催で一般の方向け勉強会の講師などもさせていただいておりますので、詳細は阪神ターマイトラボのウェブサイトをご参考ください。

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2022年1月 1日 (土)

2022年1月度ウェブサイト更新

阪神ターマイトラボウェブサイト2201トップページ画像 新年あけましておめでとうございます。新年早々からシロアリ調査隊のブログにご訪問いただき、厚く御礼申し上げます。新年から阪神ターマイトラボのウェブサイトを更新させていただきました。今回のトップページ画像は、兵庫県内の物件で撮影したヤマトシロアリ被害の様子です。

お施主さまは家具を移動させた際、シロアリ被害に気づかれたとのことです。シロアリ調査を実施した結果、床組に蟻道の構築及び被害、シロアリの活動が確認されました。シロアリは原則として地中から侵入するため、床下側からの点検調査は必須です。シロアリの侵入経路、生息範囲を特定し、最適な薬剤の選択、使用濃度と使用量を最適化し駆除処理を行います。

一般的なシロアリ防除業者のシロアリ調査は少し異なり、シロアリ被害や生息を見つけることがポイントです。被害や生息が確認されると、被害や生息の範囲に関係なく薬剤全面処理を提案します。当社では、このような薬剤大量散布をお薦めすることはありません。

シロアリ被害や生息のない場合、もっと大きく異なります。一般的なシロアリ防除業者では、被害等がなくても理由をこじつけて薬剤処理を勧めます。当社では被害等がない場合、薬剤処理ではなく定期的な点検調査をお薦めします。早期発見することで、早期対応するスタイルです。薬剤曝露リスクがないメリットに加え、費用面でも大きなメリットがあります。薬剤大量散布では高額となりますが、当社の有料点検調査では少額で対応できます。詳細は阪神ターマイトラボのウェブサイトをご参照いただき、ご不明な点につきましてはお問い合わせいただきますようお願いいたします。

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