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2022年3月 2日 (水)

鋭意作成中

ベタ基礎に構築された空中蟻道 週末に予定している、一般社団法人住宅医協会が主催の第13期住宅医セミナーに向けて資料を鋭意作成中です。一般的とされている知識はお持ちなので、実際の現場ではどのようなことが起こっているのか、事例を紹介しながらシロアリ対策について考えてもらうことを意識した内容となっています。

その中でやはりポイントとなるのがベタ基礎で、ベタ基礎ではシロアリは侵入できないと考えておられる方が殆どです。しかし実際の現場と対峙すると、ベタ基礎であってもシロアリが侵入する事例は多くあります。右の写真はその典型的な事例の一つで、ベタ基礎の中央部に空中蟻道(群飛孔)が確認されています。右上にはベタ基礎でよく見られる、鋼製束です。

シロアリを理解していない方からすれば、この立ち上がった土はシロアリが構築したものと思わないでしょう。クロアリや他の昆虫などが、構築したものと勘違いすることが殆どです。ましてやこの空中蟻道を壊してもシロアリは出てきませんので、シロアリが構築したものとは微塵にも思わないのです。セミナーでは空中蟻道の事例を紹介し、その目的、用途などを説明した上でこの群飛孔についても説明する予定です。

薬剤大量散布しか考えていないシロアリ防除業者からすると、だからベタ基礎でも薬剤散布が必要と主張するでしょう。しかし実際にこの物件で薬剤処理が必要と判断される場所は限定的で、部分処理で十分対応可能です。無駄に薬剤を撒くのは、無駄に費用を出すことに繋がりますので、よく考えてから判断されることをお薦めします。

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