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2022年5月31日 (火)

吸血事例

集水桝への薬剤処理 昨日は蚊対策を継続的に実施している、兵庫県内のマンションにお伺いしました。このマンションでは、ここ数年に渡り、継続的に蚊対策を実施しているマンションにお伺いしました。この物件では2015年にデング熱が同地区で確認されたことから、蚊対策を実施しています。特に立体駐車場周辺で蚊が多く、パレット移動の待ち時間中に蚊が群がる状態だったそうです。

蚊の対策の骨子は、蚊の幼虫であるボウフラ対策が重要です。そのボウフラの発生源である水溜まりや集水桝などに薬剤処理を実施するのが当社の蚊対策です。対策の期間は活性の高い時期を考慮して5~10月、月一回の処理で年間計6回を予定しています。チカイエカのように年中活動する種類もいますが、コストを考慮すると晩秋から春は目撃事例も少ないことから実施していません。

ちなみにこれまでの実績ですが、蚊の目撃事例や吸血事例は僅かで住民の方から喜ばれています。今年も対策が始まりましたが、きちんと抑制できるよう対応していきたいと思います。

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2022年5月30日 (月)

監視ステーション定期点検

監視ステーション定期点検 右の写真は先日兵庫県内にある物件で、定期点検調査でお伺いした際の1枚です。継続的にシロアリ対策を実施しているマンションで、このマンションでは、植え込み部分にヤマトシロアリが生息してます。シロアリが侵入する形成が1階の住戸で確認されたことから、シロアリ対策の依頼をいただき実施しています。

植え込み部分にシロアリ監視ステーションを設置し、建物内に侵入しようというシロアリの動きを捉えることがこのシロアリ対策の目的です。ちなみにシロアリの生息が確認されていた支柱は、極めて少量の薬剤を用いて駆除処理を実施しています。

これまでにシロアリ監視ステーション内へのシロアリの侵入は、建物近くのステーションでは侵入が確認されていなかったものの、建物から離れた箇所では確認されていました。ここで重要なのは建物に近づくシロアリは駆除対象となりますが、建物から離れた箇所に生息するシロアリは建物に影響を与えませんので放置しても構わないです。ここが無差別にシロアリ駆除を行うベイト方法と違い、分解者としてのシロアリを尊重して環境に考慮する点がコンセプトです。

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2022年5月29日 (日)

副次的効果

副次的効果 昨日は以前シロアリ対策でお世話になったお施主さまから、シロアリ侵入防止処理依頼をいただきお伺いしました。前回の処理から8年が経過した、大阪府内の物件です。

この物件では、隣家で羽アリが発生したことからシロアリ調査の依頼をいただきました。その際、隣家のシロアリ防除処理を実施したシロアリ防除業者が、隣で薬剤処理することで逃げてくるのでシロアリ予防処理をしてはどうかと言われたそうです。不安になったお施主さまから相談をいただき、シロアリ調査を実施しました。その結果、シロアリ被害、侵入及び生息がないことを確認しました。

シロアリが逃げてくるという表現ですが、シロアリのコロニーが駆除できていれば逃げるシロアリはありません。即ちシロアリ駆除ができないでので、シロアリを逃がしてしまいましたということになります。しかしシロアリは地中のコロニーに逃亡しただけですので、わざわざ隣家にまで侵入することはほぼありません。そもそもまともにシロアリ駆除ができない業者に任せること自体、間違いなのです。

前回は定期的な点検調査でも対応可能な旨の説明をしましたが、お施主さまの要望もあること、街中の狭小住宅のため薬剤処理をしても点検調査とのコスト差が大きい訳ではないことから部分的な薬剤処理を実施しました。そしてもう一つ大きな要因として、ゴキブリの侵入が挙げられました。当社の処理ではゴキブリにも副次的効果が期待できるため、処理を実施しました。今回の事前点検調査では、床下で数十匹のゴキブリの死骸を確認しました。副次的効果はきっちりと得られたようで、お施主さまからの聞き取り調査でもこれまで殆ど見かけなかったとのことです。しかし今年になって1匹室内で見かけたとのことから、今回も部分的な侵入防止処理の依頼をいただき実施した次第です。薬剤残効性が消失するとこの副次的効果もなくなるようですが、それまでに8年間は副次的が継続したことになったと考えられました。

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2022年5月28日 (土)

和室窓枠から発生したヤマトシロアリ羽アリ

畳で確認されたシロアリ被害 昨日は住宅管理会社さんからの依頼で、大阪府内の物件にシロアリ調査でお伺いしました。この物件は一般家屋ですが、用途として施設として利用されています。羽アリは和室窓枠で大量発生したとのことですが、責任者の方から聞き取り調査を行うと昨年も2階の窓枠で羽アリは少数ながら確認されていたとのことです。

羽アリの発生した和室の畳を上げると、コーナー部分で畳や畳寄せ、床板などにシロアリ被害が確認されました。和室には床下点検口がなかったことから、床板の一部に開口部を設けて床下側からの点検調査を実施しました。

その結果、シロアリ被害が確認された床下基礎面には蟻道の構築が複数確認されました。これら以外に、同じ和室で対角線の箇所に蟻道やシロアリ被害、玄関上框部分にも蟻道やシロアリ被害が確認されました。

問題なのは基礎構造で、人通口(床下通気口)がなく隣室に侵入することができません。隙間から覗くと、やはり基礎に人通口がありませんので床上に床下点検口を複数新設する必要があります。隙間から確認した限りでは蟻道やシロアリ被害が確認されましたので、広範囲のシロアリ駆除が必要と考えられます。

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2022年5月27日 (金)

敷地内に姿が見えません

ピット内の蟻道ですが活動はありません 昨日は、昨年から継続案件となっている大阪府内の物件にお伺いしました。イエシロアリ羽アリが発生した倉庫兼事務所で、ブリングシステムで対応を行っています。

昨年羽アリ発生直後に屋外でブリングボックスを設置したものの、イエシロアリの姿が消えてしまい、晩夏に倉庫内ピット部分で僅かに活動が確認されたことからブリングボックスを移設しました。しかしボックス枠木に食害が確認されたものの、ブリングベイトには食い付きの悪い現象が確認され晩秋を迎えました。どうやら羽アリ発生時使用された、市販殺虫スプレーの影響も多少あるものと考えられました。

春からブリングベイトを全量入れ替えを実施し、対応しておりますが今回もまだボックス内への侵入は確認されませんでした。他にも蟻道の構築が確認されているピット部分を確認しましたが、イエシロアリの姿は確認されませんでした。どうやら、敷地内から姿が消えた模様です。1階部分は鉄骨製倉庫なので、食害を受ける可能性のある箇所は極めて限定的です。

駆除能力の極めて高いブリングシステムですが、敷地内にシロアリがいないことには対応できません。来月には羽アリが発生しますので、ridottoを設置し、羽アリが捕獲されるか確認したいと思います。

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2022年5月26日 (木)

蔵から発生したヤマトシロアリ羽アリ

蔵入口敷居のシロアリ被害 昨日は住宅医スクールで小員の講義を聴講いただいた設計事務所の先生からの仲介物件にお伺いしました。自治体が管理する物件で、蔵で羽アリが発生したとのことからシロアリ調査でお伺いした次第です。

羽アリが確認された蔵を確認すると、写真のとおり入口の敷居に被害が確認されました。羽アリはこの入口枠の上部から発生するとともに、蔵の奥でも確認されたそうです。それぞれの羽アリは発生時期が少しずれていること、発生場所が少し離れていることからコロニーはそれぞれにあるものと考えられました。

コロニーは地中にあると考えられることから、地中に対する処理は必須です。一般的には土間に穿孔を行い土壌灌注処理をするところですが、価値のある建物であるため穿孔はできるだけ最小限に抑える必要があります。そのため穿孔は2箇所以内で対応できるよう、工夫をして対応したいと思います。

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2022年5月25日 (水)

古い被害に見えますが

古い被害に見えますが活動中 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、大阪府内の物件にお伺いしました。お施主さまが広縁部分にシロアリ被害を確認されたとのことから、シロアリ調査のためお伺いした次第です。

広縁の被害状況を確認したところ、食害痕と蟻土の噴き出しが確認されました。屋外側に地面からの蟻道の伸長は確認されてないことから、床下側からの侵入と考えられました。床下側から点検調査した結果、コンクリートブロック基礎の接合部に僅か蟻道の構築が確認され、土台部分には広範囲にシロアリ被害が確認されました。蟻道は新しく設置された断熱材と根太の接合にまで伸長しており、活動中の蟻道と判断しました。

屋外側の被害は一見古い被害に見えますが、現在も活動中です。シロアリ被害は見た目の判断だけで、古いものと判断してはいけない典型的な事例です。古い被害でもシロアリが放棄したケースもありますので、正しく判断して薬剤処理が必要かどうかの判断を行うことが重要です。

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2022年5月24日 (火)

ウッドデッキのシロアリ駆除

ウッドデッキのシロアリ駆除昨日はいつもお世話になっているせ設計事務所の先生からの依頼で、設計事務所にシロアリ駆除処理でお伺いしました。この事務所のウッドデッキに、シロアリ被害が確認されています。

シロアリは、ウッドデッキ下の土壌から侵入しています。そのため、ウッドデッキを部分的に外して処理を行いました。ウッドデッキの上部にまでシロアリ被害が確認されていますが、この上部への薬剤処理は微量で大丈夫です。シロアリのコロニーは地中にありますので、このコロニーを意識した処理を行うことが重要です。

薬剤注入処理を実施したところ、被害部からシロアリが流出しました。少し薬剤注入量が多かったようで、多く処理したからといって駆除できる訳ではありません。最近のシロアリ防除薬剤は非常に殺虫力が高くなっており、駆除だけであれば極めて微量で駆除が可能なのです。5年という長期間効果を発揮させるため、高濃度の処理を行う必要があるのです。

薬剤を大量に使って駆除するのは、絨毯爆撃です。シロアリの有無にかかわらず処理するのが、今のやり方です。それが本当に環境、地球にとってよいものなのでしょうか。

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2022年5月23日 (月)

捕虫紙検定

捕虫紙検定 右の写真は、先日アフリカヒラタキクイムシ対策を実施している物件から送付いただいたライトトラップの捕虫紙です。モニタリング中のアフリカヒラタキクイムシの捕虫数について、検定を行っています。

この物件では室内側にアフリカヒラタキクイムシの虫孔や木粉の対策は確認されていないものの、アフリカヒラタキクイムシ成虫の捕獲が確認されました。その理由として、針葉樹無垢のフローリングが使われており、壁も土壁となっています。洗面やトイレはプラスターボードのため、アフリカヒラタキクイムシの生息可能な場所はありません。家具などは広葉樹が使われていますが、生息の兆候は確認されていません。このようなケースでは、壁内側に使用されている合板から発生しているものと考えられました。壁内側に合板を使うのと疑問を持たれるかもしれませんが、プラスターボードを支える材料として使用されています。

虫孔などが確認されれば薬剤処理や物理的対策を取ることができますが、今回の事例では難しい状況です。併せてご家族さまがアレルギーをお持ちとのことから、薬剤を使用せずライトトラップによる捕獲、交尾生息数を削減させる対応を行っています。

設置から13年目で今回初めて捕獲数が0となりました。だからと言って過信は禁物で、今年1年の捕獲数で判断したいと考えています。ちなみにこの物件は遠方であることから、お施主さまに捕虫紙及び捕虫ランプの交換を実施していただき、送付いただいています。

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2022年5月22日 (日)

処理すべき場所

シロアリ想定活動箇所 昨日はシロアリ対策のため、大阪府内の物件にお伺いしました。この物件は9年前にシロアリ対策を実施しており、今回お施主さまからシロアリ対策の依頼をいただいた次第です。

この物件では9年前にご相談いただいた際のシロアリ調査で、シロアリ侵入や生息、被害等は確認されませんでした。しかしこの地区ではヤマトシロアリだけでなく、イエシロアリの生息も確認されています。実際にお施主さまからイエシロアリ羽アリを捕獲されていたのを確認していますので、点検調査だけでは対策として難しいことから薬剤処理による対策を実施しました。

処理から9年が経過したことから、今回も同様に薬剤処理を施しました。ちなみに9年より以前には、別のシロアリ防除処理業者により処理が行われています。右の写真にあるとおり、土台の穿孔跡が確認されています。しかし土台に穿孔を行い薬剤注入処理しても、木材内部に薬剤は入りません。そもそも木材の中に薬剤を入れるよりも、シロアリが動く隙間を意識した処理が必要です。

この穿孔処理を〇〇式と称して、自社の名前を入れて正当化する老舗のシロアリ防除業者がいます。正直、シロアリの生態を考慮せず、薬剤使用量を如何に増やして、施工金額を高額にするかしか考えていないのでシロアリ対策をお考えの方は参考にしていただければと思います。

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2022年5月21日 (土)

地面との距離と物陰

地面との距離と物陰が招いたシロアリ被害 右の写真は、先日シロアリ調査でお伺いした物件で撮影した1枚です。シロアリ被害が確認されたのは、木製のカーポートの交差部です。

木製なので常にシロアリ被害を受けるリスクがありますが、今回は要因がはっきりしています。その理由は地面との距離です。駐車スペース側は高さのあるコンクリート基礎ですので問題ありませんが、反対側は地面との距離が非常に近い状態にあります。地面から木部までの距離が近いと、蟻道の構築が短時間で行われます。シロアリにとって空気の流れに伴う乾燥と、外敵から身を守るのが蟻道です。内皮構造が防水化されていますので、蟻道を構築さえすれば幾らでも乾燥に耐えることができます。もう一つの理由は、草花によって空気の流れが抑制されていることが挙げられます。草花が障害物となり、外敵から発見されることなく蟻道を構築できる点もシロアリにとってはプラスです。

セミナーでも、シロアリは餌となる木材の位置がわかっているのですかとよくご質問をいただきます。答えですが、木材があるとはわかっておらず、齧って初めて木材であることを認識します。そのためシロアリが家屋に被害を与えるのは、あくまで偶然で様々な要素が絡むことで起こるのです。

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2022年5月20日 (金)

多数の虫孔

多数の虫孔 昨日は中古マンション購入をご検討されている方からご相談をいただき、兵庫県内の物件にお伺いしました。フローリングに沢山穴があいているとのことです。

現場で調査するとヒラタキクイムシ類による虫孔であると考えられ、虫孔内部から虫体死骸を採取し同定を行った結果、外来種のアフリカヒラタキクイムシでした。築10年が経過している物件ですが、坑道内部から幼虫も採取できていますのでまだまだ被害は継続しているものと考えられました。

購入を検討されている方のお話しでは、販売会社が薬剤処理をしているので大丈夫とのこと。フローリングはリフォーム時に撤去するので問題ないと、害虫防除業者から言われているとのこと。

もうこの時点で話しになりません。被害はフローリングだけと考える時点で、害虫防除業者の知識と技術レベルの低いとしか言いようがありません。ご相談をいただいた方には、購入をもう一度検討いただくよう提言しました。もし購入して対策をするのであれば全ての壁を撤去し、必要な対策を施さなければならないことをご説明させていただきました。

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2022年5月19日 (木)

ウッドデッキのシロアリ被害

ウッドデッキのシロアリ被害 昨日はウッドデッキにシロアリ被害が確認されているとご相談をいただいた、設計事務所さんにお伺いしました。いつもお世話になっている建築士の先生からの依頼で、この設計事務所のウッドデッキに被害が確認されています。

ウッドデッキに取り付けられた壁の上部にまで蟻道が伸びており、地面からは2メートル近い高さまで登っています。ウッドデッキは地面に近く、床下にあたる部分は見ることができません。ウッドデッキの床束に蟻道を構築し、侵入しているものと考えられました。

対応するためにはウッドデッキを外す必要がありますが、木ねじで留められていますので対応できそうです。外すのは設計事務所のスタッフさんで対応していただけるようですが、恐らくコーススレッドですので頭をなめないように注意して抜く必要があります。

デッキを外すことができれば、後はコロニーの駆除を意識した処理を行えば十分です。ちなみに建物構造は逆ベタ基礎(土間床)構造ですので、基本的には対応は不要です。日常、被害の有無に注意を払えば問題ありません。積極的に対応するのではあれば、非破壊シロアリ探知機を用いて点検調査を行う方法があります。

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2022年5月18日 (水)

ベタ基礎構造は定期点検調査が有効です

反射鏡調査 昨日はいつもお世話になっている建築士の先生からの紹介で、兵庫県内の物件にお伺いしました。新築から8年が経過した物件で、シロアリ調査のご相談をいただきました。

シロアリ調査をいただいた経緯ですが、同区画で同じハウスビルダーが建てた分譲住宅で最近羽アリが発生したとのことで、不安を感じたお施主さまが建築士の先生に相談、小員がシロアリ調査を実施するということになりました。

シロアリ調査ですが床下側から点検調査した結果、現時点でシロアリ被害、侵入及び生息は確認されませんでした。基礎構造はベタ基礎、換気構造はねこ土台でシロアリ侵入リスクが低い構造です。お施主さまに羽アリが発生した物件の状況を聞き取り調査をすると、壁を剥がしていたとのこと。恐らく防水に問題があり、壁内にシロアリが侵入し被害を与えながら生息、今年羽アリが出たものと考えられます。

そうなると床下側から点検調査だけでなく、屋外側からの点検調査も必須となります。水切り部分からの目視調査、化粧モルタル部分の打診調査などを実施しました。シロアリの侵入経路は、床下だけではないのです。

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2022年5月17日 (火)

虫体同定

キイロヒメアリ 先日、いつもお世話になっているハウスビルダーさんからのご相談がありました。マンションの10階でアリが多数徘徊しているとのこと。アリ対策を行う場合、先決なのはアリの種類の特定です。アリの種類から生態を調べ、より効果的な対策を立てることが基本です。そのため、アリの捕獲を依頼し、送付いただきました。

事前に小さなアリと少し大きなアリが徘徊していると連絡をいただいていたので、ヒメアリの可能性が高いと考えていました。しかし実際に送付されたのは右の写真で、キイロヒメアリです。ヒメアリと似ていますが、ヒメアリは腹部は褐色から黒褐色の明瞭な2色性を有しています。しかしキイロヒメアリでは明瞭な2色性ではないことが特徴です。生態としては、ヒメアリに似ているそうです。

体長の大きな虫体は女王ですが、キイロヒメアリは単為生殖によって増えます。女王が働きアリも生むし、女王も生みますので無限に増える種類です。ハウスビルダーさんを通じて入居者さまにできるだけ早く対処されることをお薦めしましたが、危機感がないようなのでもう少し様子見になりそうです。どの害虫もそうで勿論アリもそのとおりですが、初期対応が重要です。初期であれば安価で対応できますが、被害が甚大になってからでは、費用も要するケースが多いので注意が必要です。

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2022年5月16日 (月)

定期健康診断申込

定期健康診断申込 先日、加入している阪神土建労働組合さんに特定健診の申し込みを行いました。病気の早期発見のため、毎年受診しています。

昨年はコロナ禍のため、胃カメラ検査が受信できない可能性がありました。唾液が多く出るため高感染リスクであるというのが理由でしたが、無事に胃カメラ検査ができました。今年は今のところ宣言も出ていないので、無事に健康診断が受診できそうです。

受診するのは毎年受診している特定健診で、これは生活習慣病の予防のため、メタボリックシンドロームに着目した健診となっています。特定保健指導を受けることができますが、指導を受ける時間がないことなどから自分でメタボリックから脱却できるよう無理ない程度に頑張りたいと思います。

自らの健康を守るためには、自分自身のからだに向き合うことが予防の第一歩となります。安心して業務を行うため、今後もきちんと健康診断を受診したいと思います。

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2022年5月15日 (日)

改築中

改築中に確認されたシロアリ被害 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、兵庫県内の物件にお伺いしました。改築中の物件でシロアリ被害らしきものが確認されたとのことから、調査のためお伺いした次第です。

早速現場で調査を実施した結果、複数の箇所でシロアリ被害が確認されました。現時点でシロアリの姿や活動が確認されなかったのは、解体時に地中へ逃亡したことが理由と考えられます。このままシロアリ対策を実施せずリフォームを進めると、直後~数年後以内にシロアリが再侵入し被害を与えます。シロアリは新しく柔らかい木材を好みますので、リフォームした箇所に被害を与えるケースが多いため注意が必要です。

シロアリ被害がありながらシロアリ対策を実施せずにリフォームを進めた結果、数年後に被害が発生した物件で裁判がありました。その判決はハウスビルダー側の敗訴で、シロアリ駆除費用や修復費用などをハウスビルダー側が全額負担しなければならない判決でした。ですのでシロアリ被害を放置せず、必ずシロアリ対策を実施しなければなりません。

だからといって、協会仕様書に基づいた薬剤大量散布しかないという訳ではありません。薬剤大量散布したからといって、地中のシロアリのコロニーは駆除できません。地中にあるシロアリのコロニーを適切に駆除し、その上で侵入防止をどのように考えるかが重要です。

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2022年5月14日 (土)

過去にシロアリ防除処理が実施されていますが

土壌表面に形成された群飛孔 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、兵庫県内の物件にお伺いしました。和室に隣接する広縁から羽アリが発生したとのことから、シロアリ調査でお伺いしました。

お施主さまが捕獲していた羽アリ死骸を確認すると、ヤマトシロアリの羽アリです。羽アリの発生が確認された広縁や和室を調査したところ、シロアリ被害は確認されませんでした。床下側からシロアリ調査を実施した結果、床下の広範囲に蟻道の構築やシロアリ被害が確認されました。写真は広縁に近いところの床下部分で、群飛孔が確認されています。空中蟻道が何本も形成されていることから、過去にも何度か羽アリが発生したことを表しています。

お施主さまからの聞き取り調査では、10年程前にシロアリ駆除予防処理を行ったとのこと。保証期間は5年なのに、10年後には再発するのかとお施主さまからご質問をいただきました。5年保証の考え方は、5年後にシロアリの侵入防止できる濃度の残効性があるということです。残効性は5年でいきなり消失する訳ではなく、徐々に消失します。残効性が消失すれば、シロアリの侵入リスクは高まります。

群飛孔である空中蟻道が複数あるケースは数年前から羽アリが発生しており、これは地中にシロアリのコロニーがあることを表しています。薬剤を土壌表面に大量散布しても、地中のコロニーが駆除できないため土壌表面に群飛孔を形成するのです。シロアリ防除は、シロアリ駆除と違います。シロアリ駆除をきちっと実施していれば、10年程度で再発することはないのです。

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2022年5月13日 (金)

床下炭マットは必要なのか

発生したヤマトシロアリ羽アリ 昨日はいつもお世話になっている設計事務所の先生からの依頼で、大阪府内の物件にお伺いしました。浴室から羽アリが発生したとのことから、シロアリ調査で同行しました。

この物件は設計事務所の先生の知人宅で、発生したのはヤマトシロアリでどうやら浴室洗い場のクラックと判断しました。床下側からシロアリ調査を実施した結果、浴室に隣接する洗面の浴室側土台にシロアリ被害が確認されました。基礎面に蟻道の構築が確認されていないことから、浴室地中側から侵入し、浴室壁内等食害しながら活動しているものと考えられました。

調査時点で気付いたのは、被害土台で穿くった跡が確認されました。お施主さまに確認すると、先にあるシロアリ防除業者にシロアリ調査して貰ったとのことです。協会仕様書に基づいた薬剤大量散布のシロアリ防除に加え、床下の湿気が高いため床下に炭のマットを敷き込む見積書が提出されたとのこと。

高額な薬剤処理に加え、これまた高額な炭のマット敷き込むことに対して疑問を持たれたお施主さまが設計事務所の先生に相談されたのが経緯です。結論から言うと炭のマットなどの調湿材を敷き込む必要はありません。このシロアリ防除業者が指摘した、床下の湿気とシロアリの関係はありません。シロアリが侵入した要因は、浴室が在来工法で隙間が多いのが理由です。協会加盟の業者ですが、不必要なものを勧めるのはいかがなものでしょうか。

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2022年5月12日 (木)

和室で発生したヤマトシロアリ羽アリ

屋外基礎面に構築された蟻道 昨日はいつもお世話になっている建築士の先生からの依頼で、兵庫県内の物件にお伺いしました。建築士に先生の知人宅で、和室で羽アリが発生したとのことからシロアリ調査でお伺いしました。

当該物件の床下構造は布基礎で、土壌表面には防湿シートが敷き込まれており、砕石が押さえとして使用されています。床下側から点検調査を実施した結果、シロアリの侵入及び生息、被害などは確認されませんでした。そうなるとシロアリの侵入は屋外側と考えられることから、屋外側の調査を行いました。

それが右の写真で、屋外基礎面に蟻道の構築が確認されました。和室で発生したヤマトシロアリ羽アリは、この蟻道から侵入したものと考えられました。このようなケースで、床下側に薬剤を撒いてもシロアリ駆除はできません。過去にもこのような事例があり、あるシロアリ防除業者が床下に薬剤を何度撒いても、毎年羽アリが発生することがありました。シロアリ対策の原点であるシロアリ調査で、侵入経路と生息範囲の把握を怠ったことが原因です。シロアリ調査は、薬剤を撒くための理由を捻出するために実施するものではないのです。

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2022年5月11日 (水)

長期優良住宅

長期優良住宅薬剤処理 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼アで、大阪府内の物件にお伺いしました。新築中の物件で、防腐防蟻処理のためお伺いしました。

この物件は急遽依頼をいただいた案件で、長期優良住宅認定を受けるため薬剤処理が必須とのことから日程調整を行いました。長期優良住宅は国が定めた長期優良住宅認定制度の基準をクリアし、行政の認定を受けた住宅のことです。防腐防蟻分野では、劣化対策は数世代にわたり住宅の構造躯体が使用できることが対象となります。劣化対策等級3をベースとした内容で、防腐.・防蟻措置について定めれています。材料によっては現場処理が不要なケースがありますが、ほとんどのケースで現場処理は必要です。

このハウスビルダーさんは普段の新築では薬剤処理を実施されていないため、長期優良住宅で薬剤処理が必要と気付くのが遅れたようです。しかも今回の物件は、使用する薬剤に限定がありホウ酸製剤(DOT/八ホウ酸二ナトリウム四水和物)での処理が必須でした。今回は薬剤調整も慌てて実施し、対応させていただきました。

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2022年5月10日 (火)

和室で確認されたヤマトシロアリ羽アリ

和室で確認されたヤマトシロアリ羽アリ 昨日はいつもお世話になっている建築士の先生からの依頼で、兵庫県内の物件にお伺いしました。和室にヤマトシロアリ羽アリが大量発生してとのことから、シロアリ調査のため同行しました。

床下側から調査した結果、広範囲に蟻道の構築が確認されました。しかし蟻道の中には、壊されたものの確認されました。調査結果をお施主さまと建築士の先生に報告、蟻道が壊されている原因について確認した結果、原因がわかりました。

蟻道の壊された原因はお施主さまだったのですが、壊すまでに至った経緯がありました。羽アリは数年前から発生したとのことで、最初に取られた対策は建物の周囲に自分で埋めるタイプの薬剤を使用したとのこと。残念ながら素人療法で、設置環境が適切でなければシロアリが毒餌に食いつくことはなく、駆除は到底できるものではありません。

その次はマニュアルのついたシロアリ撃退キットを使用されたとのことですが、その際蟻道を壊したとのことです。残念ながらそのキットで駆除に取り組んだものの翌年には再びヤマトシロアリ羽アリが発生したとのことです。

シロアリはマニュアルで駆除できるものではないことを、シロアリの生態面や行動学から説明させていただくとともにキットで使用していた薬剤の特性なども説明させていただきました。シロアリは生息状況を踏まえ、どこの施薬するかなど建物構造も加味する必要があるため千差万別です。シロアリは生き物で、必ず考えているとおりに動く訳ではないのでマニュアルで駆除できないのは当然なのです。

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2022年5月 9日 (月)

ウッドデッキから発生したヤマトシロアリ羽アリ

羽アリの発生したウッドデッキにはシロアリ被害が 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、大阪府内の物件にお伺いしました。ウッドデッキから羽アリが発生したとのことから、シロアリ調査でお伺いしました。

早速現場で調査した結果、ウッドデッキ床束の数本にシロアリ被害が確認されました。ウッドデッキで確認されたヤマトシロアリ羽アリは、このウッドデッキから発生したものと考えられました。建物自体はベタ基礎で、床下側からの点検調査でもシロアリ被害や侵入等確認されませんでした。床下側から調査できない玄関については、非破壊シロアリ探知機を用いて調査を実施、当該箇所への侵入は確認されませんでした。

シロアリ対策としては、このウッドデッキ周辺となります。シロアリのコロニーは地中にありますので、地中に対する薬剤処理が対策となります。住居部分については、シロアリ侵入リスクがほとんどないことから、薬剤処理の必要はありません。

このようなケースで、ウッドデッキに生息するシロアリが家屋に侵入するから床下への薬剤処理は必須であると説明するシロアリ防除業者が多いようです。必要のないシロアリ防除処理を勧めるのが、常套手段ですのでご注意ください。

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2022年5月 8日 (日)

処理に慎重さが求められる案件

玄関での薬剤処理 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、兵庫県内の物件にシロアリ駆除でお伺いしました。玄関枠でシロアリ被害が確認された案件で、先日シロアリ調査を実施しています。

この物件の最大の問題は、建物の構造です。この物件は、パッシブソーラーシステム構造の一つであるOMソーラー構造です。小屋裏で暖められた空気を床下へ送り込みと同時に、室内側へ流入させることで建物全体を暖められるシステムです。この構造の欠点は、床下に薬剤を撒いては絶対にいけない点です。

幸いにも当該物件の床下はベタ基礎ですので、シロアリ侵入リスクは極めて低くなっています。そのため、建物本体にはシロアリ対策の必要はありません。そのため玄関周辺のみの対策で対応可能です。それでも家屋内での薬剤の影響を最小限に抑えながら、的確にシロアリのコロニーへ薬剤を届ける必要があります。

今回の処理は、玄関の構造も加味して薬剤処理を実施しました。侵入防止についても物理的対策を施していますので、恐らく再侵入することはないと考えられます。

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2022年5月 7日 (土)

畳の隙間から這い出てきたヤマトシロアリ羽アリ

シロアリ羽アリ出口である群飛孔 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、兵庫県内の物件にお伺いしました。畳の隙間からヤマトシロアリの羽アリが這い出てきたという物件に、シロアリ調査でお伺いしました。

床下側から点検調査を行った結果、現時点で床組に被害は確認されませんでしたが、束石に構築中の蟻道が確認された以外に、土壌表面には多数の空中蟻道が確認されました。この空中蟻道は、羽アリの出口である群飛孔です。恐らくこの群飛孔から発生した羽アリが、床板の隙間から畳の裏に侵入した後、畳の隙間から室内側に這い出てきたものと考えられました。

この群飛孔が床下土壌表面に多数確認されていることから、地中に複数のコロニーがあると考えられます。既に床束に構築中の蟻道が確認されていますので、床組に被害を与えるのは時間の問題と考えられます。

このような条件では、地中のコロニーを駆除する必要があります。一般的に床下へ薬剤を散布する方法では、地中のコロニーを駆除することができませんので注意が必要です。適切な方法で駆除処理する必要があるため、シロアリ技術者の技量が問われます。平米や坪単価で費用を算出するシロアリ防除業者では、適切な駆除はできませんのでご注意ください。

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2022年5月 6日 (金)

古民家で確認されたヤマトシロアリ羽アリ

古民家でのシロアリ被害 昨日はいつもお世話になっている建築士の先生からの依頼で、奈良県内の物件にお伺いしました。築年数が経過した古民家で、庭に羽アリが確認されたことからシロアリ調査でお伺いした次第です。

床下側から点検調査を行った結果、広範囲にシロアリ被害や蟻道の構築が確認されました。床視野で発生したヤマトシロアリ羽アリが建物隙間から出てきた際に、屋外で見かけたものと考えられました。古民家は石場建て構造のため、隙間が多いことから床下から容易に羽アリが脱出できたものと考えられました。

広範囲にシロアリ被害が確認されている場合、一つづつコロニーを潰す丁寧な処理が必要です。建物内ではコロニーが一つとは限らず、複数あると考える必要があります。これを怠ると、薬剤を大量散布しても再発します。薬剤大量散布はあくまで追い出しているだけにしか過ぎず、駆除している訳ではないので注意が必要です。

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2022年5月 5日 (木)

薬剤注入処理

薬剤注入処理昨日は先日は羽アリがダウンライト内に確認された、兵庫県内の物件にお伺いしました。この物件はある施設で、昨年もヤマトシロアリの羽アリが発生しています。

昨年もダウンライト内に羽アリが確認されましたが、当該箇所は前年に別のシロアリ防除業者によって処理が行われています。同時に室内側でも、ヤマトシロアリ羽アリの発生が確認されました。そのため、室内側で確認されたヤマトシロアリのコロニーを意識してシロアリ駆除を実施しています。

今年は室内側で羽アリの発生が確認されなかったことから、当該箇所の駆除は完了したものと考えられました。ダウンライト部分に発生した羽アリは、昨年処理したコロニーとは別と判断しました。

問題はダウンライトに侵入したコロニーですが、当該箇所は別のシロアリ防除業者によって処理されています。処理がコロニーに当たっていないことを表しているため、駆除処理には最新の注意が必要で、別の業者が実施した場所とは異なる箇所での処理が必要ですが、構造を想像することが重要です。処理時には薬剤の流出状況から検証することも必須ですので、今回は丁寧な薬剤処理を施しました。

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2022年5月 4日 (水)

床下のない店舗から発生したヤマトシロアリ羽アリ

床下のない店舗から発生したヤマトシロアリ羽アリ 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、大阪府内の物件にお伺いしました。この物件は店舗で、室内側にある柱の根元から羽アリが発生したとのことからシロアリ調査でお伺いしました。

柱の根元を調査すると、木材表面に蟻覆が確認されました。羽アリの群飛孔で、既に群飛孔が蟻覆で閉じられた状態です。非破壊シロアリ探知機を用いて点検調査を行った結果、当該箇所ではシロアリの活動が確認されました。

問題はこの物件の構造で、床下がなく土間コンクリートが直接地面に打設されています。元々倉庫のような建物を、店舗用にリフォームした物件です。シロアリは土間コンクリートの隙間から、当該柱に侵入したものと考えられました。

ちなみに設計された建築士の先生もよく知っていますが、この建物を設計した時点ではシロアリ対策についてあまりお考えがなかったようです。しかしこの先生も近年シロアリ被害が確認された物件でご一緒するうち、シロアリ対策について構造面からお考えいただくようになられました。この先生の物件はこれまでにシロアリ駆除は経験がありますので問題なく対応できると思います。

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2022年5月 3日 (火)

ダウンライトの中で確認されたヤマトシロアリ羽アリ

ダウンライトの中で確認されたヤマトシロアリ羽アリ 昨日は羽アリが入口ダウンライト内に羽アリが発生しているという、兵庫県内の施設にお伺いしました。この物件では昨年も羽アリが発生しており、経緯もややこしい案件です。

この物件では数年前に羽アリが発生し、あるシロアリ防除業者によって防除処理が行われています。再発後に同業者によって処理されたものの、再々発したことからご相談をいただいた次第です。昨年はダウンライトにも発生していましたが、室内側でも発生が確認されました。そのため、昨年は室内側から処理を実施しました。

ダウンライトはポーチ柱と壁面が侵入経路として考えられましたが、ポーチ柱はシロアリ防除業者によって処理が行われていることから、昨年は室内側から壁面に処理を行っています。今年は室内側に羽アリの発生が確認されず、ダウンライトのみに発生していることから、ポーチ柱は侵入経路と判断しました。

シロアリ防除業者によって処理が行われていますが、おそらく注入箇所が適切でないと考えられました。施設のため連休中の処理を希望されていることから、調整して対応したいと思います。

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2022年5月 2日 (月)

2階洋室で発生した羽アリ

浴室天井裏で確認されたヤマトシロアリ羽アリ昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからのい依頼で、大阪府内の物件にお伺いしました。2階の洋室で羽アリが発生したとのことから、シロアリ調査でお伺いした次第です。

現場で2階の羽アリが発生した洋室を調査したところ、被害や群飛孔は確認されませんでした。この洋室の1階部分は浴室に当たることから、浴室の調査を行いました。この物件は元々別のハウスビルダーが建てた鉄骨で、いつもお世話になっているハウスビルダーさんによって浴室がユニットバスへとリフォームされています。そこでユニットバス天井の点検口から調査を行いました。すると天井裏では徘徊するヤマトシロアリの羽アリが確認されました。

元々の図面を確認すると、基礎構造は布基礎+土間コンクリートとなっています。おそらく布基礎と土間コンクリートの接合部隙間から発生したものと考えられました。問題は床下で、転ばし床構造のため床下に侵入することはできません。

ややこしい構造では、どのような薬剤を用いてどのように処理するかがポイントです。よい提案ができるよう、思考を凝らしたいと思います。

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2022年5月 1日 (日)

2022年5月度ウェブサイト更新

阪神ターマイトラボウェブサイト2204トップページ画像 今月も阪神ターマイトラボのウェブサイトを更新しました。今回のトップページ画像は、以前にお伺いした大阪市内の一般住宅で発生したヤマトシロアリの羽アリです。勝手口周辺に大量の翅だけが落ちており、ヤマトシロアリ羽アリの姿は確認されていません。

阪神間では通常4月下旬から5月中旬にかけてヤマトシロアリの羽アリが確認されますが、今年は少し早めで4月中旬から確認されています。ヤマトシロアリ羽アリは一般的に正午前後に確認されますが、コロニーから遠い場合は時間が遅れる傾向にあります。正午前後に羽アリが発生するのは、羽アリに正の走光性(光に集まる性質)であること、日中は上昇気流に乗り遠くまで飛翔できることなどが理由として考えられています。羽アリは被害部や隙間などから発生後に飛翔しようとしますが、飛翔は上手くありません。翅の大きさが4枚同じであるため、ふらふらとしか飛べません。

やがて地上に降りた羽アリは、体を震わせ翅を落とします。この状態を専門用語で落翅虫(らくしちゅう)と呼び、この落翅虫の雌雄がペアとなって隙間などに潜り込み、新しいコロニーを創生します。1匹の羽アリが4枚の翅を落としますので、大量の翅だけが残された状態となります。羽アリの落翅行動は数時間で完了するため、日中外出していたのち帰宅した際に気付くケースが多いのです。

シロアリの体色は乳白色ですが、羽アリの体色は黒色で白くないためシロアリではないと考えられる方が多いので注意が必要です。このケースのように、ゴールデンウィーク前後で大量の翅が落ちている場合はヤマトシロアリの羽アリでほぼ間違いはありません。羽アリが発生すると、市販の殺虫スプレーを撒くケースが殆どです。殺虫スプレー散布後は羽アリが発生しなくなったため、駆除が完了したと思われる方が非常に多いようです。しかし実際には、シロアリの集団のうち羽アリはごく一部でしかなく、シロアリは周辺に生息しており家屋に被害を与えています。シロアリ調査では、シロアリの侵入経路と生息場所を調査特定及び想定し、具体的なシロアリ対策を立案します。

無料調査を謳うシロアリ防除業者は、シロアリの生息場所を調査する必要はありません。被害があれば建物に甚大な被害を及ぼすと説明し、床下に大量の薬剤を散布して高額なシロアリ対策費用を請求します。当社のシロアリ対策は侵入経路と生息場所を調査し、必要最小限の薬剤を使用したシロアリ駆除を行います。確実にシロアリ駆除を実行し、安心で安全なシロアリ対策を提供するのが当社のポリシーです。詳細は阪神ターマイトラボのホームページをご参照いただき、お問い合わせいただきますようお願いいたします。

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