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2022年5月 7日 (土)

畳の隙間から這い出てきたヤマトシロアリ羽アリ

シロアリ羽アリ出口である群飛孔 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、兵庫県内の物件にお伺いしました。畳の隙間からヤマトシロアリの羽アリが這い出てきたという物件に、シロアリ調査でお伺いしました。

床下側から点検調査を行った結果、現時点で床組に被害は確認されませんでしたが、束石に構築中の蟻道が確認された以外に、土壌表面には多数の空中蟻道が確認されました。この空中蟻道は、羽アリの出口である群飛孔です。恐らくこの群飛孔から発生した羽アリが、床板の隙間から畳の裏に侵入した後、畳の隙間から室内側に這い出てきたものと考えられました。

この群飛孔が床下土壌表面に多数確認されていることから、地中に複数のコロニーがあると考えられます。既に床束に構築中の蟻道が確認されていますので、床組に被害を与えるのは時間の問題と考えられます。

このような条件では、地中のコロニーを駆除する必要があります。一般的に床下へ薬剤を散布する方法では、地中のコロニーを駆除することができませんので注意が必要です。適切な方法で駆除処理する必要があるため、シロアリ技術者の技量が問われます。平米や坪単価で費用を算出するシロアリ防除業者では、適切な駆除はできませんのでご注意ください。

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