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2022年5月14日 (土)

過去にシロアリ防除処理が実施されていますが

土壌表面に形成された群飛孔 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、兵庫県内の物件にお伺いしました。和室に隣接する広縁から羽アリが発生したとのことから、シロアリ調査でお伺いしました。

お施主さまが捕獲していた羽アリ死骸を確認すると、ヤマトシロアリの羽アリです。羽アリの発生が確認された広縁や和室を調査したところ、シロアリ被害は確認されませんでした。床下側からシロアリ調査を実施した結果、床下の広範囲に蟻道の構築やシロアリ被害が確認されました。写真は広縁に近いところの床下部分で、群飛孔が確認されています。空中蟻道が何本も形成されていることから、過去にも何度か羽アリが発生したことを表しています。

お施主さまからの聞き取り調査では、10年程前にシロアリ駆除予防処理を行ったとのこと。保証期間は5年なのに、10年後には再発するのかとお施主さまからご質問をいただきました。5年保証の考え方は、5年後にシロアリの侵入防止できる濃度の残効性があるということです。残効性は5年でいきなり消失する訳ではなく、徐々に消失します。残効性が消失すれば、シロアリの侵入リスクは高まります。

群飛孔である空中蟻道が複数あるケースは数年前から羽アリが発生しており、これは地中にシロアリのコロニーがあることを表しています。薬剤を土壌表面に大量散布しても、地中のコロニーが駆除できないため土壌表面に群飛孔を形成するのです。シロアリ防除は、シロアリ駆除と違います。シロアリ駆除をきちっと実施していれば、10年程度で再発することはないのです。

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