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2022年7月 4日 (月)

クロアリの羽アリが発生しましたが

クロアリの羽アリのおかげで見つかったシロアリ被害昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、大阪府内の物件にお伺いしました。洗面で羽アリが発生したとのことから、点検調査でお伺いした次第です。

羽アリ死骸を捕獲していただいていたのでその羽アリを確認した結果、トビイロケアリの羽アリでした。洗面から発生したことから、浴室土台等腐朽が進行した箇所で営巣している可能性が示唆されました。

そこで状況確認のため床下側から点検調査を行いました。その結果が右の写真で、床組に蟻道が確認されました。トビイロケアリも蟻道を構築する種類のアリですが、この蟻道はトビイロケアリのものではなく、シロアリが構築した蟻道です。

よくクロアリが生息していると、クロアリはシロアリの天敵でシロアリを駆逐すると考えておられる方が多いようですが実際は違います。積極的に狩りをするのはオオハリアリなど特定のアリ、多くのアリは活動中のシロアリに対して狩りをしません。シロアリと共存するトビイロケアリを見たことがありますので、今回のような事例は当然ながらあり得るのです。

いずれにしても、適切なシロアリ駆除が必須です。今回の事例のようにクロアリの羽アリが発生し床下調査を実施した結果、シロアリ被害が見つかった事例は多々あります。クロアリの羽アリであっても何かしら理由があって発生したものですので、クロアリだからと放置しないことが重要です。

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