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2022年7月 3日 (日)

マンションの2階でも

ルリアリの徘徊が確認された窓枠 昨日はいつもお世話になっている住宅管理会社さんからの依頼で、大阪府内の物件にお伺いしました。室内でクロアリが徘徊するとのことから、現地調査のためお伺いした次第です。

この物件はマンションの1室で、クロアリの徘徊が確認されたのは2階部分です。クロアリを捕獲して同定を行った結果、ルリアリでした。写真にもあるとおりアリ用毒餌剤(スーパーアリの巣コロリ)を設置されたようですが、ルリアリは見向きもしなかったとのことです。これはアリ用毒餌剤の誘因成分が糖類主体であり、肉食性のルリアリとは合いません。スーパーアリの巣コロリにはタンパク質系の誘引成分が使用されているとのことですが、他に餌があれば毒餌剤を食餌することはありません。

ルリアリは当該ブログで何度も紹介しているとおり、壁内に営巣します。写真に写っていますが、アリ用殺虫スプレーは巣系駆除できません。かえって活動範囲を広げてしまいますので、お薦めできない処理です。ましてやアリ用毒餌剤とは厳禁です。アリ用殺虫スプレーは忌避性の合成ピレスロイドが使用されていますので、噴霧した場所にアリ用毒餌剤を設置しても周囲を徘徊することすらないのです。ルリアリ駆除は、薬剤撒けば駆除できるという簡単なものではありません。生息範囲をきちんと調査した上で、対応することが重要なのです。

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