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2022年10月11日 (火)

膨らむ腹部

腹部が膨らんだ生殖虫 本日は久しぶりに、アメリカカンザイシロアリ飼育ケースからご紹介したいと思います。今年のアメリカカンザイシロアリの羽アリは、コンスタントに発生しました。

真冬の1月及び2月も、羽アリの発生が確認されました。アメリカカンザイシロアリと対峙したことがないシロアリ防除業者のホームページでは、6月から9月の日中に発生すると記載されていることが多いようです。しかし、広島県内の現場や兵庫県内の現場の小屋裏で、実際に活動中の羽アリを確認しています。ですので羽アリの発生時期を特定していること自体、アメリカカンザイシロアリを理解していない証拠です。

ちなみに当社で飼育中のアメリカカンザイシロアリは、5月中旬に最も沢山羽アリが発生しました。その後もズルズルと羽アリの発生が続きましたが、これがアメリカカンザイシロアリの生態なのです。

ちなみの写真の落翅虫は、恐らく先月発生した羽アリが翅を落とした個体です。腹部が膨らんでいるので、既に交尾産卵した生殖虫と考えれます。

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