再開
昨日は前日に引き続き、愛知県内でのアフリカヒラタキクイムシ対策でした。継続的に実施している案件が殆どですが、中にはお施主さまの都合により昨年対策を実施できなかった物件があります。
この場合、ライトトラップのランプは消えた状態にあります。ライトトラップのランプは、条件さえよければ2年以上点灯している場合があります。しかしランプに誘虫効果は点灯直後から低下し、半年を過ぎる頃には大きく低下します。ランプ交換後の冬場には実質的な誘虫の効果はなくなり、翌年には交換が必須となります。
そのため昨年交換できなかった物件では、今年から再度ランプ交換となります。来年には捕虫紙の計測を行い、その捕獲数に応じて次年度の対策を立案します。そのため1度対策ができないと、その影響は計り知れないのです。
アフリカヒラタキクイムシは対策開始から10年以上経過しても発生が収まらないのが特徴です。対策が長期に渡る可能性があることをご理解いただくと共に、初期対応が最も重要であり素人療法が更なる長期化を招くことをご理解いただけますと幸いです。
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