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2023年3月25日 (土)

築25年以上

床下点検調査すべき箇所 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、大阪府内の物件にお伺いしました。リフォーム計画中の物件で、事前シロアリ調査依頼が今回の案件です。

床下構造ですが築25年以上経過したベタ基礎です。床下側から点検調査した結果、現時点でシロアリ被害、侵入及び生息は確認されませんでした。ベタ基礎ですのでシロアリが侵入し難い構造ですが、実際に侵入している事例もあります。写真は玄関上り框の裏にあたる部分ですが、このような箇所もベタ基礎での侵入が確認される場所です。これら以外も注意すべき場所は、幾つかあるのでこうした場所を丁寧に点検調査する必要があります。

お施主さまは築年数が25年を超えており、新築時にシロアリ対策を実施して以降何もしていないので薬剤処理は必須と考えておられたようです。25年以上シロアリが侵入していませんので、こらからも侵入するリスクは低いと考えられます。しかし侵入するリスクはゼロでないこと、どこかにクラックが発生すればシロアリは容易に侵入しますので定期的な点検調査されることをお薦めしました。

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