« 皆無の食餌跡 | トップページ | 巣穴周辺 »

2023年8月26日 (土)

リフォーム現場

リフォーム現場で確認されたシロアリ被害 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、大阪府内の物件にお伺いしました。リフォーム現場でシロアリ被害が確認されたものの、シロアリの活動が確認されていないので点検調査して欲しいとのことからお伺いした次第です。

被害が確認されたのは右の写真のとおりで、低い基礎の上に土台が敷き込まれた箇所でした。築年数が結構古いため、構造的なことが考慮されず建てられたことが原因と考えられました。薬剤処理跡が確認されていませんので、放棄されたものと考えられました。被害は古いものではないため、依然として地中にコロニーがあるのではと考えられました。

この状態であること、リフォームによってスケルトン化されていること、対策費用は床下に潜り込むことよりも安価であることから、薬剤処理は効果的であると判断されます。個人的な見解ですが、協会仕様書に準拠した処理は高濃度大量散布ですのでお薦めしません。安全性の高い薬剤イコール安全ではないので、使用する場合必要最小限であるべきという考え方を当社では推奨しています。

|

« 皆無の食餌跡 | トップページ | 巣穴周辺 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 皆無の食餌跡 | トップページ | 巣穴周辺 »