« ウッドフェンスのシロアリ被害 | トップページ | リフォームでのシロアリ対策 »

2023年8月 4日 (金)

再調査

新たに確認された床組の蟻道 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、大阪府内の物件にお伺いしました。キッチン窓枠付近から5月に羽アリの発生した物件で、前回シロアリ調査を実施しています。しかしながら基礎構造に問題があり、人通口(床下通気孔)が狭く複数の床下に侵入できない状態でした。

今回、複数の箇所に床下点検口を新設していただいたことから、再調査と併せて駆除処理を実施しました。新たに点検調査した床下では、複数の箇所で蟻道の構築やシロアリ被害が確認されました。やはり侵入できない床下には、リスクがあることが否めない結果となりました。

シロアリ防除業者の中には、人通口(床下通気孔)周辺のはつり作業を行い、人通口の拡張を行う場合があります。しかしこれは基礎の強度を大きく低下させ、耐震性に大きな影響を与える作業です。建築士の先生のお話しでは皆さん口を揃えて、人通口のはつり作業は厳禁とのことです。人通口のはつり作業を推奨するシロアリ防除業者は、悪質業者扱いして当然と言えるのではないでしょうか。

|

« ウッドフェンスのシロアリ被害 | トップページ | リフォームでのシロアリ対策 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« ウッドフェンスのシロアリ被害 | トップページ | リフォームでのシロアリ対策 »