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2023年8月 2日 (水)

侵入経路処理

活動範囲薬剤処理 右の写真は、先日ルリアリ対策でお伺いした物件で撮影した1枚です。前回調査以降、2階キッチン窓枠で大量に確認されたとのことです。最近は見なくなったとのことですが、お施主さまからの依頼で薬剤処理でお伺いした次第です。

ルリアリは室内侵入種として当該ブログでもよく紹介していますが、室内で散見されるケースとして2つのパターンがあります。壁内に侵入して営巣しそこから室内で活動するケースと、屋外側から侵入し室内で活動するケースです。

この物件では過去に壁内で営巣したケースと、屋外側から侵入したケースの2パターンともに事例があります。今回は調査結果から、屋外側から侵入と判断しました。そうなると薬剤処理は、侵入経路に対する処理が基本となります。

クロアリ駆除だからといって、薬剤を撒けばよいというものではありません。対象となるクロアリの生態を考慮し、どのような行動をしているのかをきちんと調査しより最適な手段を講じることが重要です。

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