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2023年11月27日 (月)

勉強会質疑

築数年でシロアリ被害を受けた玄関 今日は先日講師をさせていただきました勉強会で、多くの方が疑問に思われた事項についてご紹介したいと思います。設計や建築される方からすると、ベタ基礎構造なのになぜシロアリ被害が発生するかという事項です。

ベタ基礎構造でシロアリ被害が発生する場合の多くは玄関周辺で、これは在来工法でも理由は同じです。コンクリートの接合部から、シロアリが侵入するというのが結論です。玄関は設計される方や建築される方によって、構造は千差万別です。しかし共通して言えることは、コンクリート同士の接合面が必ずあるということです。

一度固化したコンクリート同士は一体化しません。コンクリートは乾燥して固まるのではなく化学反応によって固化するため、コンクリート同士が一体化することはないのです。そのためコンクリート同士にはわずかな隙間があり、その隙間が一定の大きさになるとシロアリは侵入します。その隙間が出来やすい条件というのが必ずあります。

玄関もポーチと一体化して打設できれば侵入リスクは大幅に低下しますが、玄関とポーチをべつbするとその接合部に侵入リスクは高くなります。平面で打設したコンクリートの上からモルタルやタイルを貼ると、その接合部も侵入経路となります。この場合、コンクリート表面の仕上げやジャンカ処理が重要となります。

もちろんベタ基礎構造では基礎面と化粧モルタル接合部からの侵入もありますので注意は必要です、これらは床下側からの点検調査で早期発見が可能です。いずれにしてもシロアリの生態と建物の構造を考慮し、構造的な対策をどう考えるのか、それを補完するため薬剤をどう使うかがポイントです。

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