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2024年1月31日 (水)

運転免許更新

自動車運転免許更新 昨日は、自動車運転免許の更新を行ってきました。私の住む西宮では、伊丹にある阪神運転免許更新センターで手続きをします。

これまでは車で行くことが多かったのですが、今回は健康のため自転車で向かいました。朝9時から受付なので8時15分に出発、到着は9時過ぎでした。少し早めに到着。免許書を機械に通すと、ある程度記載された申請用紙が印刷されます。残り必要なところを記入、印紙購入、視力検査、写真撮影を済ますと9時20分。違反運転者等講習でしたので、9時30分から2時間の講習を受講、無事に免許更新となりました。

今回の更新講習では、ドライブレコーダーの事故映像が多く見られました。車種を見るとタクシーが多く、提供先が協会等からのためと考えられました。リアルな映像ですので、これでは事故が起こるでしょうという映像でした。

毎度のことながらゴールド免許までは遠く、次の更新の際にもブルー免許です。月間走行距離が1,000kmを超えるためなかなか難しいのですが、安全運転を続けてなんとか頑張りたいと思います。

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2024年1月30日 (火)

R5確定申告案内

確定申告案内 今年も西宮税務署から、確定申告に関する書類が送付されてきました。令和5年分確定申告の所得税及び復興特別所得税の申告は令和6年2月16日(金)から受付開始、締切が3月15日(金)となっています。


例年ですと既に準備を始めている時期ですが、ここ数年は案件が多く未着手状態となっています。一般的には昆虫の活性は冬場に落ちるため、現場からの相談は減ります。しかしハウスビルダーさんや設計事務所さんとのお付き合いの中で、リフォーム中に被害が確認されその対応をするなど予定以上に案件が山積しています。冬季恒例のアメリカカンザイシロアリ対策やアフリカヒラタキクイムシ対策も予定している上、3月には恒例の住宅医セミナーがあるため資料作成にも時間を要している状態です。


税務署からの確定申告に関する書類が届くと、焦らなければいけない時期です。確定申告は会計ソフト入力を行い、国税庁ホームページの『確定申告書等作成コーナー』で申告書を作成します。ID・パスワード方式でe-Taxで送信していましたが、今年からはマイナンバーカードとICカードリーダライタを使いe-Taxで送信する予定です。

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2024年1月29日 (月)

浴室入口枠

浴室入口枠薬剤注入処理 昨日はいつもお世話になっている設計事務所さんからの依頼で、大阪府内の物件にお伺いしました。昨年シロアリ調査を実施した案件で、浴室入口枠にシロアリ被害が確認されています。

前回のシロアリ調査では、床下側でシロアリ被害は限定的で洋室土台のみ被害が確認されました。その他の箇所では、シロアリ被害、侵入及び生息は確認されませんでした。

シロアリ対策として、浴室のみ薬剤処理をすることとなりました。写真はその被害部に対する薬剤処理ですが、その他の箇所も薬剤処理を実施しています。いずれも薬剤伝播性が効果的に発揮されるよう、薬剤濃度と処理量を工夫しました。

シロアリ被害が広範囲に及んでいる場合は、ある程度の侵入防止処理も有効です。しかし被害が部分的で侵入するリスクが低い場合には、部分処理で十分対応可能です。

部分処理では他の箇所から侵入するので全面処理を主張するシロアリ防除業者がいますが、部分処理をしたことがなく技術と知識が欠落していることを自覚していない証拠です。部分処理と定期点検調査を組み合わせれば、駆除処理技術は確実に向上します。それをしないのは、他の理由があるのです。

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2024年1月28日 (日)

床下徘徊者

床下徘徊者のアシダカグモ 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、大阪府内の物件にシロアリ調査でお伺いしました。洗面の床がブカブカするので、床下点検調査をご依頼いただいた次第です。

床下側からの点検調査した結果、現時点でシロアリ被害、侵入及び生息は確認されませんでした。洗面床面劣化の原因ですが、合板の劣化に伴うものと判断しました。多少湿気があるものの大きな問題ではありませんでしたが、築年数がかなり経過しており合板接着剤の劣化が原因と考えられました。

その他の特記事項としては、アシダカグモの生息が多く確認されました。繁華街に近いこともあり、恐らく床下にゴキブリが侵入してくるのでしょう。ゴキブリが多く確認される床下では、ゴキブリの天敵であるアシダカグモが多く見られることはよくあります。アシダカグモは大型のクモであることから、よく怖がられます。しかし、人間には危害を加えずゴキブリを捕獲してくれますので、大事に保護してあげてください。

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2024年1月27日 (土)

窓枠上部の脱糞孔

窓枠上部の脱糞孔 昨日は継続的に対策を実施している、兵庫県内の物件にお伺いしました。対象はアメリカカンザイシロアリで、新たな糞の堆積が確認されたことからお伺いした次第です。

糞の堆積は、2階窓枠付近で確認されました。詳細に調査を行った結果、窓枠上部の鴨居にあたる部分に脱糞孔が確認されました。非破壊シロアリ探知機で周辺を探知、薬剤注入ポイントを設定し薬剤注処理を行いました。

処理後、再び非破壊シロアリ探知機で探知した結果、アメリカカンザイシロアリの活動は微弱となり駆除完了としました。

当該地域では、古くからアメリカカンザイシロアリの生息が報告されています。5月中旬から下旬のかけて、アメリカカンザイシロアリの羽アリが多く報告されます。恐らく窓枠の隙間から侵入したアメリカカンザイシロアリの羽アリが、窓枠木部内で繁殖したものと考えられます。

ホウ酸製剤の塗布を実施していますが、残念ながら効果はありません。複数の物件で塗布処理を繰り返していますが、結果はこのとおりです。接触毒で低濃度で効果を示し、かつ安全性の高い薬剤があれば良いのですが残念ながら現状では難しいようです。

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2024年1月26日 (金)

定期点検調査

定期シロアリ点検調査 昨日は床下点検シロアリ調査のため、兵庫県内の物件にお伺いしました。いつもお世話になっているハウスビルダーさんの案件で、9年前にシロアリ駆除処理を実施しています。

9年前の状況ですが、被害は大きく分けて2箇所となっています。1箇所は玄関上り框周辺で、もう1箇所はキッチンの床面です。玄関上り框周辺では、コンクリートブロック基礎の隙間から蟻道が上がり、上り框土台の隙間に侵入が確認されていました。

キッチン床面は土間コンクリートが打設されていたものの、その土間コンクリートを穿孔してシロアリが侵入、温水管断熱材に蟻道の構築が確認されていました。9年前にはこれら箇所に薬剤注入処理を実施、薬剤使用量は数百ミリリットルです。

薬剤大量散布に対して嫌悪感を持たれていたお施主さまの希望もあり、予防処理は実施していません。その後点検調査依頼をいただいたもののコロナ禍などで延期となり、今回やっとお伺いすることができました。

今回の点検調査結果ですが、新たなシロアリ被害、侵入及び生息は確認されませんでした。きちんとシロアリ駆除ができていれば、予防処理の必要はありません。予防処理をしたいのは、費用が高額になること、シロアリ駆除に自信がないことなどが理由です。シロアリ駆除技術がしっかりしていれば、大量散布は不要です。

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2024年1月25日 (木)

侵入防止処理

部分侵入防止処理 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、大阪府内の物件にお伺いしました。先日シロアリ調査を実施したリフォーム中の物件で、シロアリ被害は複数の箇所で確認されているものの現時点でシロアリの活動は確認されていません。

お施主さまとハウスビルダーさんが協議した結果、当社推奨のシロアリ対策を実施することとなりました。シロアリ被害が確認された箇所を中心に、構造的にシロアリの侵入し易い箇所について薬剤処理を行う方法です。

この方法で処理を行うと一般的に実施されているシロアリ予防処理に比べて、薬剤使用量が大幅に削減することができます。一般的な薬剤大量散布に比べて薬剤曝露リスクを下げることができる上、処理にかかる費用も抑制することが可能です。

圧倒的に薬剤量が少ないと考えがちですが、実際にはシロアリの侵入するリスクのある場所に処理をしていますので残効性から考慮しても問題はありません。薬剤大量散布では撒かなくてもよい場所にまで撒くため、処理コストや人件費がかかるのです。それが業者にとっては、処理費用が高額となるため都合がよいということを覚えておいていただきますと幸いです。

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2024年1月24日 (水)

2024冬支度

スタッドレスタイヤへの入れ替え 昨日は午前中に建築士の先生との打ち合わせをこなした後、業務車のタイヤをノーマルタイヤからスタッドレスタイヤへの入れ替えを行いました。

昨年末にホンダバモスホビオからスズキエブリイに乗り換えましたが、いずれもタイヤサイズは同じなので引き続き履くことができます。

本日のニュースにもありましたが、名神高速道路関ヶ原インターチェンジ付近で立ち往生があったそうです。彦根より北側はこの時期、必ずといっていいほど積雪があります。皆さんスタッドレスタイヤは必ず履き替えるそうで、立ち往生する車は積雪を知らないノーマルタイヤの方だそうです。

関西は積雪がないと思われがちですが、兵庫、京都や滋賀の北部は割と積雪があります。スタッドレスタイヤ未着用で、事故するニュースを見ることがあります。事故を起こすと、周辺で渋滞するなどまわりに多大なな迷惑をかけます。

購入してからスタッドレスタイヤも年数が経過したことから、硬度計で測定してみました。限界の数字で、雪道では過信せず注意が必要なようです。用心のためタイヤチェーンも載せていますが、無理をせず安全運転で業務当たりたいと思います。

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2024年1月23日 (火)

部分予防処理

侵入リスクのある箇所 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、京都府内の物件にお伺いしました。新築中の物件で、部分的な薬剤処理を依頼いただきました。

この物件は施設で、逆ベタ基礎(土間床)構造です。薬剤処理をいただいたのは壁面の木部で、大壁となる箇所です。ここは建物の一部で、他の壁は真壁となっています。真壁は壁の中が見えている状態であること、人が触る可能性があることから薬剤処理は不要と判断されたそうです。

大壁は室内側表面にパネルや合板なので覆われることにより、内部が見えない構造となります。この壁内空間にシロアリやゴキブリなど色々な昆虫が侵入するリスクがあるため、薬剤処理は決して悪いとは言い切れません。

逆ベタ基礎構造では屋外側からの侵入リスクがあるため、基礎屋外側で部分的ですが土壌灌注処理も追加で実施させていただきました。

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2024年1月22日 (月)

ベタ基礎構造

薬剤処理が不要な床下 昨日はいつもお世話になっている建築士の先生からの依頼で、大阪府内の物件にお伺いしました。先生が設計に携わった物件での、シロアリ調査が今回の案件です。

基礎構造はベタ基礎で、換気構造はねこ土台となっています。床下側から点検調査した結果、現時点でシロアリ被害、侵入及び生息は確認されませんでした。

お施主さまが建築士の先生にシロアリ対策をご相談された経緯は、お施主さまの知人がシロアリ予防処理をしたことが理由だそうです。その友人の方から、薬剤処理はしないといけないみたいと言われ実施されたとのこと。それを聞いたお施主さまが不安に感じ、建築士の先生に相談されたそうです。

この物件でシロアリの侵入するリスクは、極めて低い状態にあります。ですので、薬剤処理の必要はないと判断、薬剤処理の代替として定期的な点検調査を提案しました。薬剤処理によるリスク、高額な費用、調査結果及び定期点検調査含めお施主さまにご納得いただきました。

お施主さまから、なぜ薬剤処理が一般的なのかとご質問をいただきました。新築時は建築基準法によりほぼ薬剤処理は絶対条件であること、多くのシロアリ防除業者は安価で新築時の薬剤処理を請け負い、保証期間が切れたのち薬剤処理をすることで費用を回収するという構造について説明させていただきました。お施主さまは、家のために薬剤処理するのではないと、残念がられていたのが印象的でした。

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2024年1月21日 (日)

決算準備

決算経理準備 私たちのような個人事業主は12月末が決算月となり、これを元に確定申告を行います。今年は昨年からの積み残し案件が多く、決算経理作業が全く進んでいません。インボイス制度や改正電子帳簿保存法に対応するための作業など、余計な仕事も増えているのが原因です。

日常的には現金管理と銀行管理で実施していますが、伝票枚数も少ないことからこれで十分対応可能です。しかし、確定申告を行うためには帳簿管理が必須であることから、会計ソフトを用いて管理を行ってます。

昨年までは会計ソフトも古いバージョンを使用していましたが、法令に対応するバージョンを購入しました。今年の確定申告は2月16日から始まりますが、順次決算経理を行って確定申告の資料を作成する必要があります。会計ソフトを用いて伝票入力することで、全ての帳簿を作成してくれるため作業労力として簡単です。

現場作業があるうえ積み残し案件も多数あるため、上手く時間調整しながら確定申告の対応をして行きたいと思います。

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2024年1月20日 (土)

リフォーム案件

必要な場所への薬剤処理 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、リフォーム中の物件にお伺いしました。解体途中でシロアリ被害が確認されたことから、調査と施工の同時処理です。

リフォームが既に進行しており、床の解体と新しい床組がかなり出来上がり状態でした。浴室ではかなり進行した被害が、隣接する洗面では僅かな被害が確認されました。ちなみにその他の箇所では、シロアリ被害、侵入及び生息は確認されませんでした。

既にお施主さまと話しは済んでおり、一般的な薬剤大量散布ではなく当社が推奨する部分的な対策で実施することとなっていました。そこでシロアリの侵入し易そうな箇所について、薬剤処理を実施しました。

この方法ですと薬剤大量散布に比べて、薬剤使用量を大幅に抑制することが可能です。薬剤使用量を抑制していますので、施工費用も大幅に削減することが可能です。また当該事例のように床が撤去されている状態ですと、施工技術料も安価となります。

リフォーム時はこれまで見ることができなかった箇所まで調査することが可能で、薬剤処理も細部まで対応可能です。リフォーム時には最適なシロアリ対策をご検討いただけますと幸いです。

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2024年1月19日 (金)

大量

床下で確認された大量のゴキブリ死骸 昨日ご紹介した物件でシロアリ調査を実施した際、床下で特徴的な現象が見られました。床下構造はベタ基礎で、その床下では大量のゴキブリの死骸が確認されました。その殆どがワモンゴキブリで、この物件では100匹以上の死骸が確認されています。

市街地なので、ゴキブリ自体の生息密度は高い状態にあります。しかし、答えは別のところにありました。お施主さまからの聞き取り調査によると隣地マンションのある1室で退去された際、大量のゴキブリの徘徊が確認されたそうです。その数は数百匹にも及んだそうで、近隣ではパニック状態にあったとのことです。

恐らくゴミ屋敷状態で、繁殖が激しい状態だったものと考えられました。恐らく周辺に散らばったものの、周辺で繁殖が継続しているものと考えられます。

シロアリ対策として一部の薬剤処理により、副次的にゴキブリへの効果も期待できます。しかし性急に対策を実施するのではなく、市販の毒餌剤の活用も効果的です。ですのでお施主さまには市販の毒餌剤の使用方法について、レクチャーさせていただきました。

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2024年1月18日 (木)

境界外塀のシロアリ被害

境界外塀のシロアリ被害 昨日はいつもお世話になっている設計事務所さんからの依頼で、京都府内の物件にお伺いしました。建物境界にある外塀にシロアリ被害が確認されているとのことから、シロアリ調査でお伺いした次第です。

早速現場で外塀を調査した結果、シロアリ被害が確認されました。季節的要因もあり、現時点でシロアリの姿は確認されませんでした。当該箇所以外にも庭の外構部でもシロアリ被害が確認されました。

床下側からの点検調査した結果、シロアリ被害、侵入及び生息は確認されませんでした。これは当該物件がベタ基礎構造で、問題となる構造の箇所がなかったためと考えられました。点検調査から床下部分への薬剤処理は不要であると判断しました。

当社のシロアリ調査は有料で、一般的なシロアリ防除業者のような無料調査ではありません。これは点検調査に要した費用は、きちんといただくスタイルによるものです。無料調査であれば交通費や人件費、消耗品など要した費用をどこかで回収しなければなりません。そのため、不必要な薬剤処理、床下調湿材、竹炭や備長炭、床下換気扇などを勧めるのです。当社では不必要と判断すれば、薬剤処理はいたしません。最近の住宅では、薬剤処理が必要な床下は極々僅かなケースのみとなっています。それなのに無理に薬剤処理を勧めるのは、いかがなものでしょうか。

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2024年1月17日 (水)

捨てコン打設前

捨てコン打設前薬剤処理 昨日はいつもお世話になっている建築士の先生からの依頼で、岡山県内の物件にお伺いしました。新築物件で薬剤処理の依頼をいただいたので、お伺いした次第です。

この物件では設計段階からご相談を受けていました。建築士の先生は、住宅医スクール聴講生で小員のシロアリ講義を聴講されています。逆ベタ基礎(土間床)構造で、シロアリ対策を実施したいとのことから、捨コン打設前に土壌処理することを提案しました。

地元の業者に依頼することも考えられたようですが、費用がかかっても小員にお願いしたいとのことからお伺いしました。この地域に信頼できるシロアリ防除業者がいないことも理由の一つです。捨てコンとは土を掘り終えた後に、地盤を固めた後に打たれるコンクリートです。建物の基準線、地面を均す、足場を作る等が目的です。

地中で活動するシロアリは、地中の水分含水率の高くなる捨コン下の土壌に集まる傾向があります。ここの薬剤処理をすることで、効率的にシロアリを駆除することが可能です。規定量の薬剤を撒く必要は全くなく、初期段階でシロアリのコロニーを駆除できれば目的は達成されます。

薬剤を大量散布しても、5年間しか保証はありません。薬剤を大量に使用することにより、利益構造が確保できることが大きな理由です。これからの社会を考えると大量散布から脱却しないといけない時期にきているのでは考えますが、業界団体からは反対しかでないでしょうね。

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2024年1月16日 (火)

土壌灌注処理

土壌灌注処理 昨日はシロアリ駆除処理のため、大阪府内の物件にお伺いしました。いつもお世話になっているハウスビルダーさんの案件で、建物外周部に放置された木材にシロアリ被害が確認されています。

被害木材は、既にハウスビルダーさんによって撤去されていました。そのため薬剤処理は地中に対して処理を行う、土壌灌注処理を行いました。

地中に生息するシロアリに対して処理を行う訳ですが、何となく地中に処理をしている訳ではありません。シロアリが地中でどのように動くのかを考えて処理を行う必要があります。

勿論、薬剤の種類も重要でう、できれば伝播作用により地中のコロニーまで効果発現させること理想です。単に薬剤の種類だけでなく、処理濃度や処理量によって伝播作用は変わりますので、現場の状況に応じて対応することが重要です。

施工をマニュアル化したがるシロアリ防除業者さんがいますが、シロアリの生態を考慮すればマニュアル化は無駄な処理を招く材料でしかありません。結果的に薬剤の大量散布に繋がることが、マニュアル化がお薦めできない理由です。

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2024年1月15日 (月)

対応

電子帳簿保存法パンフレット 昨年秋から現在にかけて商売をする上でややこし制度が始まっています。昨年の10月からはインボイス制度、この1月からは電子帳簿保存法が始まっています。

インボイス制度の際には、e-Taxにマイナンバーと四苦八苦しながら無事登録が完了、登録番号をお問合せいただいていた取引先の皆さまには連絡が完了しました。年が明けると電子帳簿保存法が始まりますので、とりあえず国税庁のホームページを確認しましたが自分なりに理解を深めることができません。

そんなときは会計士の先生が紹介しているYouTubeで勉強し、何とかなりそうは手ごたえは得られました。とは言え購買先から電子請求書が来るのか確認も必要なので、随時確認をしていきたいと思います。

手間暇と労力、費用もかかるのですが、残念ながら負担ばかりで見返りはありません。小規模事業者持続化補助金があるのですが、申請するために労力が大きすぎて確定申告も迫った中、対応するのは難しそうです。

インボイス制度で消費税を納めることに異論を唱える方がおられるようですが、個人的には最初が一番の間違いだったのではないかと思います。小規模事業者であっても、最初から消費税を納税させていれば何の問題もなかったのではないかと思うのは私だけでしょうか。

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2024年1月14日 (日)

非破壊シロアリ探知機調査

非破壊シロアリ探知機調査 昨日ご紹介したアメリカカンザイシロアリ駆除の物件では、非破壊シロアリ探知機を用いた調査が非常に重要となります。

昨日も記載させていただきましたとおり、僅かに位置がズレただけでコロニーが異なることがあります。そのため、非破壊シロアリ探知機を用いてピンポイントで生息場所と特定する必要があるのです。

非破壊シロアリ探知機は可能であれば、多方面から当てて調査することを基本としています。アメリカカンザイシロアリの脱糞孔から、薬剤注入処理を行えばよいと考えられておられるシロアリ防除業者が多いようです。木材内部の空隙にはアメリカカンザイシロアリの糞があるため、薬剤処理の方法によっては空隙部に詰まってしまい薬剤が十分に行き渡らない可能性もあります。

薬剤処理を行うと同時に非破壊シロアリ探知機で確認しながら、薬剤が到達したのかを確認することも重要です。非破壊シロアリ探知機は自動でシロアリを見つけてくれる機械ではなく、上手く使うことでシロアリを見つけることができるのです。そのためには、シロアリの生態を知ることが必須です。

シロアリ防除業者のホームページには、アメリカカンザイシロアリを見たことがないのにあたかも対応できるような記載を見かけます。アフリカヒラタキクイムシなどでも多く見られる事例で、できもしないのに記載しているのはいかがなものでしょうか。

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2024年1月13日 (土)

隣接

非破壊シロアリ探知機調査 昨日は、継続的に対策を実施している兵庫県内の物件にお伺いしました。この物件では確認されているのは、アメリカカンザイシロアリです。お施主さまから新しい糞の排出が確認されたことからご連絡をいただき、お伺いした次第です。

糞の排出が確認されたのは前框付近で、2箇所で堆積が確認されたとのことです。ちなみにこの前框では、過去に被害や糞の排出が確認されたことから薬剤処理を実施しています。

非破壊シロアリ探知機で確認すると、過去に薬剤処理を実施した箇所から僅かにズレています。これがアメリカカンザイシロアリの特徴で、隣接した場所であってもコロニーが異なることは一般的です。

過去に実施した薬剤処理では、ムース状薬剤を使用しました。しかしムース状薬剤には致命的欠陥があるため、現在ではあくまで併用でしか使用していません。生態に併せて上手く薬剤を使用することが重要です。

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2024年1月12日 (金)

屋外側のシロアリ被害

屋外側柱部分のシロアリ被害 昨日はいつもお世話になっている設計事務所の先生からの依頼で、大阪府内の物件にお伺いしました。ウッドデッキにシロアリ被害が確認されているとのことから、シロアリ調査依頼をいただいた次第です。

ウッドデッキの被害ですが、一見すると腐朽のように見えましたが蟻道の構築も確認されたことからシロアリ被害で間違いありませんでした。

建物は比較的古い建物ですが、何故か土間床(逆ベタ基礎)構造です。問題は外周部で確認された柱で、こちらでもシロアリ被害が確認されています。当時としてはモダンな建物だったのでしょうが、意匠を優先した結果がこれです。

シロアリ対策の基本は建物構造で、シロアリの想定侵入経路を如何に遮断させるかです。土間床(逆ベタ基礎)構造はシロアリが侵入し難い構造と考えがちですが、実際には地面からの距離が近いため侵入は十分可能です。

しかもコンクリートの接合部からの侵入事例があるため、土間床(逆ベタ基礎)構造の例としてマンションがあります。結構、マンションの1階部分や管理人室など内装に木材を使用している箇所で被害が確認されています。意匠を優先した構造には注意が必要であることをご承知おきいただけますと幸いです。

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2024年1月11日 (木)

薬剤処理を避けたい案件

床下土壌表面で確認された群飛孔 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、大阪府内の物件にお伺いしました。リフォームが始まった直後の物件でのシロアリ調査で、お施主さまがシロアリを気にされていることからお伺いした次第です。

床下側からの点検調査した結果、床組でのシロアリ被害、侵入及び生息は確認されませんでした。但し、床下土壌表面に空中蟻道の構築が確認されました。それが右の写真で、この空中蟻道はシロアリ羽アリの出口である群飛孔です。

空中蟻道はこの1本しか確認されておらず、何年にも渡って発生している訳ではなく近年になって形成されたものと考えられました。問題はお施主さまで軽度の化学物質過敏症があるとのことです。そのため、できるだけ薬剤処理は避けたいとのことから、当該箇所のみ数十ミリリットルの薬剤処理を実施、その他の箇所については定期的な点検調査で対応可能であることを説明させていただきました。

お施主さまもハウスビルダーさんも、ホウ酸製剤処理を考えておられたようです。勿論、ホウ酸製剤処理も可能ですが、処理費用が高額になる上、コロニーに対する駆除効果はほぼ期待できませんので、処理層を突破されると床上に被害が広がります。費用対効果が悪いため、当社では積極的に薦めることはありません。それよりも薬剤を撒かない方が安全であることに越したことはなく、当該事例では地中に処理を行うため薬剤曝露リスクも最小限に抑えることができます。

たとえホウ酸製剤を使用してもホウ酸も毒性を持ちますので、安全は確約できません。お施主さまにとって最も安全が確保できるシロアリ対策は何か、それを当社ではポリシーとしています。

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2024年1月10日 (水)

十日えびす宵宮祭

西宮神社十日えびす 昨日は商売繁盛の祈願十日えびすのため、西宮神社にお参りしました。仕事の都合と天気予報を睨みながら、参拝客の少ない宵宮祭りの昨日の午前中にお参りしてきた次第です。

十日えびすは毎年一月十日に漁業の神、商売繁盛の神、福の神として親しまれる『七福神』の『戎(恵比寿)』様をお祭りする祭礼です。十日を本戎、前日を宵戎、翌日を残り福と称し三日間を通して行われます。関西での恒例行事ですが、近年では10日早朝に開門から境内まで走る開門神事の福男選びで有名です。

十日えびすが終わると、本格的な業務が始まります。冬季はアメリカカンザイシロアリやアフリカヒラタキクイムシなど冬場でしか対応できない小屋裏での案件があったり、講演会の資料作成業務、通常のシロアリ駆除、リフォーム中に被害が発見される緊急対応など休む暇もありません。併せて確定申告も迫ってきますので、上手く時間調整しながら対応したいと思います。

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2024年1月 9日 (火)

古い蟻道ですが

古い蟻道 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、大阪府内の物件にお伺いしました。リフォーム中の物件でシロアリ被害が確認されたとのことから、シロアリ調査と対策立案が今回の案件です。

被害は広範囲に散見された状態でしたが、現時点でシロアリの活動は確認されませんでした。季節的に頻繁に見る時期ではありませんが、被害はいずれも古いものと判断しました。被害部周辺では薬剤処理跡が確認されていませんので、自然消滅したのかもしれません。

この調査結果から定期的な点検調査での対応可能ですが、床板が全面撤去された状態ですので薬剤処理は容易です。費用も床下側から処理するよりも安価に抑えること可能ですので、薬剤処理を視野に入れて対策を纏めたいと思います。但し、仕様書に基づいた薬剤の高濃度大量散布ではなく、構造を考慮した部分的処理で対応したいと考えています。

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2024年1月 8日 (月)

小動物の糞

小動物の糞 昨日ご紹介した物件では床下で、小動物の糞が確認されました。それが右の写真ですが、比較的新しい糞のようです。

糞で種類を特定するのは極めて困難ですが、恐らくイタチかネコではないかと考えられました。問題は侵入経路ですが、床下換気口で侵入可能な隙間が2箇所で確認されていました。ハウスビルダーさんには、隙間の確認された床下換気口を見て貰い対策を実施していただくようお願いしました。

床下点検調査ではシロアリ被害を探すものではなく、床下の健康状態を診断するものです。悪質な業者になると、無茶な理屈をつけて薬剤処理へと誘導します。もっと悪徳な業者になると、薬剤処理に加えて不必要な床下換気扇や床下調湿材(竹炭や備長炭を含む)を勧めます。

必ずしも薬剤処理とセットではなく中間点検の際に床下が湿気ているからと、こうした商品を勧めることがあります。逆に言えばこうした商品を勧めるため、中間点検(毎年点検を含む)を行うことがあります。当社(阪神ターマイトラボ)のホームページに悪徳及び悪質業者対策のページがありますので、ご参照ください。

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2024年1月 7日 (日)

局所的

局所的被害 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、大阪府内の物件にお伺いしました。リフォーム中の物件でのシロアリ調査が今回の案件で、今年最初の床下点検調査です。

点検調査結果ですが、1箇所で蟻道の構築が確認されました。土台と大引の接合部で確認されましたが、周辺の基礎部には蟻道の構築は確認されていません。写真がその部位となりますが、この裏側は勝手口となっています。

勝手口のコンクリート接合から、シロアリは侵入しているものと考えられました。結果的にはこの1箇所のみの侵入でしたが、恐らく過去に処理された薬剤が影響しているものと考えられました。

当該物件床下ではある薬剤の臭気が確認されました。現在では使用が禁止されている有機塩素系薬剤の臭気です。有機塩素系薬剤は難分解性のため、効果が長期に渡って続きます。恐らくそのためシロアリの侵入がほぼなかったものと考えられます。

今後のシロアリ対策ですが、蟻道の確認された勝手口周辺では対策が必須です。問題はその他の床下部分ですが、ほぼ薬剤の効果は発揮されていない状態にあると考えられます。ゴキブリやアシダカグモ、カマドウマなどの活動が確認されていることが理由です。具体的な対策を立案、提案したいと思います。

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2024年1月 6日 (土)

研修会資料作成

研修会用資料 年末年始は現場作業が少し落ち着きを見せる関係で、机に向かっての業務をこなす毎日となっています。その中の一つに、3月予定の住宅医スクールの資料づくりも始めています。

シロアリ対策の基本は薬剤処理ではなく、建物構造であり薬剤処理はあくまで補完と考えています。シロアリが侵入できない構造であれば、薬剤処理は不要です。

多くの設計者の方はベタ基礎にすれば、シロアリは侵入しないと考えておられる方が多いようです。理論上は侵入できないかもしれませんが、実際の現場では侵入事例が多く報告されています。

理論的には何とでも言えますが、実際にシロアリが侵入して困るのはお住いの方です。ですので、侵入している事例から何が学べるか、どのように対処するのかのヒントとなれば良いかと考えています。

ちなみに右の写真は、マンション壁内で確認されたシロアリ被害です。壁面にある配管メンテナンス用開口部から撮影した1枚で、設計された方からすればあり得ないことでしょう。しかし、実際には現場で起きていることが真実なのです。

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2024年1月 5日 (金)

土台にだけ確認された蟻道

土台にだけ確認された蟻道 右の写真は昨年末に、シロアリ駆除処理でお伺いした物件で撮影した1枚です。いつもお世話になっているハウスビルダーさんの案件です。

シロアリ被害は広範囲に確認されており、写真のその1つです。土台部分に蟻道が確認されています。土台で被害が確認される場合、侵入経路として基礎面に蟻道を構築する事例が一般的です。しかし当該事例では、周辺の基礎面に蟻道の構築はありません。

このケースでは屋外側からに侵入ですが、屋外側にも蟻道は確認されていません。目に見えない場所からの侵入ですが、基礎の外側にある化粧モルタル内部と考えられます。シロアリ駆除処理として被害部からゆっくりと薬剤注入処理を行うと、化粧モルタル部分に濡れが確認されました。きっちりと侵入経路に薬剤が入っていった証拠です。

薬剤処理は現場の状況に応じる必要があり、マニュアルで行うものではありません。ついついマニュアルを作りたがりですが、自由奔放な動きをするシロアリに対して駆除マニュアルはズレた感覚としか言いようがありません。

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2024年1月 4日 (木)

積み残し案件

未読の学会誌 昨年からの積み残し案件として、学会誌や協会情報誌の未読があります。これら専門情報誌は、貴重な知識吸収源となっています。多くは大学や公的機関の方が執筆されており、試験結果などの情報が得られます。

1年近く未読のものもありますが、送付いただいた段階でとりあえず目次だけは読んでいます。そこで先に読む必要があるという記事は、先に目を通しています。

今回特に注目したのは、都市有害生物管理学会が発行している学会誌の都市有害生物管理2023年第13巻第2号です。京都大学生存圏研究所にされておられた故吉村先生の助手をされていた藤本先生によるアフリカヒラタキクイムシに関する論文の2つです。駆除に関わる業者や対策にお困りのビルダーさんは、一度みておいた方がよい論文だと思います。

論文や記事は、どんな実験方法でどんな結果が得られたかを見ることが重要です。どのような意図を持って実験方法を考えられたのかを、その結果を現場にフィードバックできるよう考えることが私たちの仕事であると思っています。

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2024年1月 3日 (水)

初詣

門戸厄神東光寺 昨日は、門戸厄神東光寺(西宮市門戸西町)に初詣としてお参りさせていただきました。西宮市内へ移り住んで30年以上になりますが、移り住んでからこの門戸厄神東光寺さんへ毎年お参りしています。

来年還暦で本厄の年に当たりますので、今年は小厄の年となります。『厄』は人生の節目で肉体的、社会的にも様々な変化による区切りの節目にあたります。『厄』とは、あらかじめ心の準備を怠らいようにという昔人の習わしからきています。厄だから禍があるというのではなく、注意することの重要性を説いていると捉えることが重要なのです。

来年還暦にはなりますが、私は早生まれのため、同級生は今年が還暦です。今年で定年になる人間が殆どですが、継続雇用のシステムがあるようですのでとりあえず継続して働く連中が殆どです。私のような個人事業主には定年はありませんので、仕事の変化はありません。しかし、年々体力は低下していくため、如何に年齢に抗うかがポイントです。

健康であることが、良い仕事に繋がりますので体力が低下しないよう、柔軟性が継続できるよう体のケアとトレーニングをしていきたいと思います。

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2024年1月 2日 (火)

住宅医スクール告知

住宅医スクール2024告知 先日もご紹介させていただきました一般社団法人住宅医協会主催の住宅医スクール2024について、今年も講師をさせていただきます。先日の重複になりますが、住宅医スクールをご紹介したいと思います。

住宅医スクールは、既存住宅の調査診断・改修設計・施工・維持管理等の基礎から実践までを学ぶ実務者向けのスクールです。 その講義の一つである、シロアリに関する講義を小員が担当します。

住宅医スクール2024は今季で15期となり、2月から11月まで開催、オンラインにて年1回通年制で合計11日間 22講義が開催予定となっています。詳細は一般社団法人住宅医協会の住宅医スクール2024をご参考ください。オンライン講義ですのでオンデマンド受講も可能となっており、1日(2講義)から受講可能でスポット受講は10,000円(税込)/2講義となっています。

今年の題目は『木材劣化の基礎と対策② シロアリの生態と蟻害の事例、防蟻対策』で、3月16日(土)の予定です。小員の講演では、実際の現場でのシロアリ蟻害事例から調査診断のポイント、シロアリの生態から考えるシロアリ対策、駆除処理や予防処理の実例、シロアリ防除用薬剤など多岐に渡る内容を予定しています。同日には昨年同様京大大学院簗瀬准教授による『木材劣化の基礎と対策① 木材腐朽菌・乾材害虫の生態と対策』です。

住宅医スクール講演後には、毎回聴講者の方からシロアリ対策の相談をいただきます。シロアリ対策は薬剤処理と考えがちですが、建物構造と化学的対策を如何に組み合わせるか重要で、そのヒントを伝えることができればと考えております。当社ではビルダーさん向けのセミナーやビルダーさん主催のお施主さま向け勉強会の講師などもさせていただいております。詳細は阪神ターマイトラボのウェブサイトをご参考ください。

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2024年1月 1日 (月)

2024年1月度ウェブサイト更新

阪神ターマイトラボ2401トップページ画像 新年あけましておめでとうございます。新年早々からシロアリ調査隊のブログにご訪問いただき、厚く御礼申し上げます。今月も阪神ターマイトラボのウェブサイトを更新させていただきました。今回のトップページ画像は、大阪市内の物件で撮影した床板で確認されたヤマトシロアリ被害の様子です。

床板の被害はこのシーズン特に見かけることが多いようで、大掃除の際に家具を移動させたときに見つかるようです。シロアリは地中に生息し床下側から侵入しますが、床下にある木材は耐蟻性が高いため被害は比較的広がりにくくなっています。

そのため、耐蟻性の低い木材が使用されている床板に被害が確認されるケースが多くなります。畳に被害が出るケースでは、かなり被害が進行している可能性が高いため注意が必要です。

このようなシロアリ被害が確認されると、一般的には薬剤の大量散布が行われます。薬剤の大量散布はお住いの方への薬剤曝露リスクがあるため、当社ではお薦めしていません。当社では薬剤の大量散布の頼らず、シロアリ調査で必要な対策を立案します。詳細は阪神ターマイトラボのウェブサイトをご参照いただきますようお願いいたします。

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