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2024年2月 3日 (土)

蟻道の構築

OMソーラー構造で構築された蟻道 右の写真は、先日シロアリ調査でお伺いした物件で撮影した1枚です。この物件はパッシブソーラーシステム構造の一つである、OMソーラー構造となっています。

この物件はOMソーラー構造部分以外でシロアリ被害が確認されたため、駆除処理を実施しました。OMソーラー構造部分でシロアリが発生した場合、駆除には細心の注意が必要です。

小屋裏で暖められた空気を床下へ送り込むことで室内を暖めますが、室内側にも暖かい空気が流入します。万が一薬剤を大量散布すると、殺虫成分が揮散し室内に流入します。近年の殺虫成分は蒸気圧が低いため、安全と主張される方がおられるようです。

慢性毒性の値から見ると安全かもしれませんが化学物質過敏症やアレルギーをお持ちの場合、安心とは言い切れません。そのため、極限まで薬剤濃度を薄くして処理しなけばなりません。

このOMソーラー構造システムはかなり旧型であるため、ベタ基礎ではありません。布基礎の内側に土間コンクリートを打設した構造です。挙句の果てに、床下の高さが15cm程度で、侵入することはできません。そのため、通気口を外しての櫛調査を行いました。その結果が右の写真で、蟻道の立ち上がる様子が確認されています。今後はこの蟻道近くに床下点検口を新設し、対応する予定です。

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