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2024年2月25日 (日)

糞の散乱

拡散したアメリカカンザイシロアリの糞 今日ご紹介するのは、前日に引き続きアメリカカンザイシロアリ対策の現場での様子です。写真の場所はトイレ入口枠で、アメリカカンザイシロアリの糞が確認されています。

枠下部にアメリカカンザイシロアリの被害が確認されていますが、糞は当該箇所から排出されたものではありません。散乱する様子を考慮すると、糞の排出は上部からとなっています。

低い位置で糞が排出されると1箇所に堆積しますが、高い場所から排出されると糞は散乱します。散乱部位の上部を目視及び触診で、脱糞孔の位置を探します。

古い脱糞孔では単に孔があいているだけですが、継続的に脱糞されている孔ではアメリカカンザイシロアリの糞が詰まっていることが多いようです。その周辺を非破壊シロアリ探知機で精査すると、アメリカカンザイシロアリの生息範囲が特定できます。

アメリカカンザイシロアリは生息範囲が広い場合もあれば、狭い場合もあります。前者では繁殖してから時間が経過しているケースであり、後者の場合は繁殖から間もない場合となっています。

薬剤注入処理をした際にも観察が必要で、非破壊シロアリ探知機で調査した生息範囲と薬剤注入量が一致するかどうかを見ておく必要があります。生息範囲が広いのに薬剤量が入らないケースがありますが、これは木材内部の空隙が接続されておらず個々のコロニーであることが考えられます。そのため、コロニー毎に薬剤注入処理を行う必要があるのです。ですので薬剤注入処理後、非破壊シロアリ探知機で活動が停止したか否かを調べる確実な駆除ができたかどうかがわかります。

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