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2024年2月22日 (木)

1桁からが長期戦

ライトトラップ点検調査 昨日は継続的に、アフリカヒラタキクイムシ対策を実施している大阪府内の物件にお伺いしました。いつもお世話になっているハウスビルダーさんの案件で、捕虫数把握のために設置しているライトトラップの点検調査及び消耗品交換を行いました。

この物件では、リフォームから数年後に押入壁面に小孔と木粉の堆積が確認されました。虫体を採取して同定した結果、外来種のアフリカヒラタキクイムシでした。

発生が確認された壁面に薬剤処理と物理的対策を施し、最適な時期に壁面撤去及び修復を実施しています。以降、交換した壁面及び周辺ではアフリカヒラタキクイムシの発生は確認されていません。

モニタリングのため小屋裏及び1階天井裏に、ライトトラップを設置しました。これは正の走光性(光に集まる性質)を持つアフリカヒラタキクイムシを捕獲することで、生息状況の確認を行うためのものです。

対策初年度から既に10年以上経過していますが、捕獲数は毎年1桁ながら捕獲されます。発生箇所付近での発生は確認されていませんので、壁内のどこかにある合板が発生場所でないかと考えられます。ハウスビルダーさんから相談いただいたのは、木粉の堆積が確認された2年目です。これが1年目のときに相談いただいていれば、早くに対策は完了していた可能性が高いでしょう。アフリカヒラタキクイムシは初年度の対策が最も重要であり、誤った対策を実施すると10年以上被害が続くケースが多いのでご注意ください。

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