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2024年2月 6日 (火)

断熱材のシロアリ被害

Inspection1721 右の写真は先日、定期点検調査でお伺いした物件で撮影した1枚です。この物件ではシロアリ被害が確認されたことから、9年前にシロアリ駆除処理を実施しています。

シロアリ被害はこの部屋に集中しており、侵入経路である蟻道が10本近く確認されました。ちなみに他の部屋の床下には蟻道の構築もなければ、シロアリ被害もありません。今回の点検調査では、駆除処理ゾーン及び未処理ゾーン含めて新たなシロアリ被害、侵入及び生息は確認されていません。

基礎面や床束に蟻道を構築したシロアリは、土台や大引に到達していました。これら木材にはヒノキが使用されていたことから、表面を僅かに食害したのみで甚大な被害とはなっていません。被害は、根太や断熱材の裏にあたる床板で確認されました。

ちなみに写真は断熱材内部にシロアリが侵入したことを表している様子で、断熱材に線が入ったように見えます。これはシロアリが断熱材内部を齧り、その空洞部分に土を持ち込んだため線のように見えます。

断熱材はシロアリの餌にはなりませんが、断熱材内部の空洞部分は暖かくシロアリにとって好都合です。空洞部分に湿った土を持ち込めば、空洞部分の湿度は高くなり、かつ断熱材なので水分が逃げません。シロアリにとってこんな快適な空間はありませんので、断熱材に接する床板や根太にシロアリ被害広がることは言うまでもありません。

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