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2024年2月27日 (火)

マニュアル処理の弊害

無意味な穿孔注入処理 本日も引き続き、アメリカカンザイシロアリ対策の現場で撮影した1枚をご紹介させていただきます。この物件は押入枠に薬剤処理跡が確認されました。写真の部位には、穿孔注入処理後に木栓が打設されています。

少し見えにくいのですが、5箇所で木栓が打設されています。ちなみにこの周辺には、アメリカカンザイシロアリの被害は確認されていません。しかしながら、上段部分の枠にはアメリカカンザイシロアリの被害が確認されています。

柱などの木部に穿孔して薬剤を注入するという方法は、協会仕様書に従ったマニュアル処理によるものです。薬剤穿孔注入処理した周辺には効果がありますが、それ以外の箇所には無効です。

このようなケースでホウ酸製剤が有効と考える方が多いようですが、近隣に物件でホウ酸塗布した柱に被害が出ていますので過度の期待は禁物です。アメリカカンザイシロアリ対策は駆除がベースで、小屋裏などお住いの方が接触しない条件下では薬剤処理が有効です。しかしお住いの方が触れる場所では、薬剤処理は避けて早期発見で対応すべきと考えています。

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