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2024年4月30日 (火)

和室で確認された羽アリ

和室で確認されたヤマトシロアリ羽アリ 昨日は大阪府内の物件に、シロアリ調査でお伺いしました。いつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、和室畳寄せの隙間から羽アリが発生したとのことです。

この物件は築40年を超える築年数で、十数年前に他のハウスビルダーさんによってリフォームが実施されたそうです。

床下側からの点検調査した結果、和室には床束や大引、根太などの床組に蟻道の構築及びシロアリ被害が確認されました。比較的新しい床組ですので、前回のリフォームの際にシロアリ対策がなされなかったものと考えられました。

リフォームの際にシロアリ被害が確認されているものの、シロアリ対策を実施せずリフォームを進めた結果、その後シロアリ被害が発生する事例は多く報告されています。

床組を解体した際、シロアリ被害があるものの生息に気付かない事例があります。また、解体時の振動等のストレスによって、シロアリが地中のコロニー(巣系集団)に逃亡する場合があります。

そうなると、リフォーム完了後に再侵入して被害を与えます。シロアリが生息しているかと言って、必ずしも羽アリが発生する訳ではありません。

餌が豊富にあり安全な完了であれば、羽アリはなかなか発生しません。多くの場合、羽アリが発生した時点でシロアリ被害が進行しています。

シロアリ調査を実施し侵入経路、被害及び生息範囲を精査し、最適なシロアリ対策を立案する必要があります。調査当日や近日中に施工を勧めるケースでは、高額な金額の施工を一気に行ってしまう傾向があるため注意が必要です。

羽アリの発生は数日で収まります。慌ててシロアリ工事を行わなくても、急激に被害は進行しません。当社では安全に配慮し、確実で安価なシロアリ対策を提案します。左の注目リンク『阪神ターマイトラボ』からお問合せください。

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2024年4月29日 (月)

玄関枠から発生した羽アリ

Inspection1747 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、大阪府内の物件にお伺いしました。玄関で羽アリの発生が確認されたとのことから、シロアリ調査のため同行しました。

現場で調査を行うと、右の写真のとおり玄関枠にシロアリ被害が確認されました。非破壊シロアリ探知機で調査すると、玄関枠で活動が探知されました。幸いにも壁内側での移動は確認されていません。

ちなみにこの物件の床下構造はベタ基礎で、床下側から点検調査では上り框付近にシロアリ被害や侵入等確認されませんでした。この結果からシロアリのコロニーは地中にあり、玄関枠に被害を与えているものの被害部が巣ではないと判断しました。

この条件で必要なのは、適切なシロアリ駆除処理です。最適な薬剤の選択、処理濃度と処理量を効果的に使えばコロニーの駆除は可能です。

シロアリ予防処理の是非ですが、当社のスタンスとして不要と判断します。高額な割に実際に得られる効果がほぼ無いことが理由です。その代わりに、定期的な点検調査をお薦めしています。

この物件はベタ基礎ですので、床下側からのシロアリの侵入はほぼありません。そのため床下に薬剤を大量散布しても効果がなく、無駄な費用を投下しているにしか過ぎないのです。

協会の仕様書では、床下に薬剤を大量に散布することが大前提です。これは建物構造を無視したものであり、儲けたいための理由でしかないのでご注意ください。

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2024年4月28日 (日)

内断熱

基礎内断熱構造 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、シロアリ対策のためお伺いしました。この物件は5年前に新築された新しい形の長屋となっており、当時はベタ基礎打設前に薬剤処理を実施しています。

今回、5年が経過したことからシロアリ対策の依頼をいただきました。この物件は、ベタ基礎内断熱構造となっています。

一番の注意点は断熱材で、特に使用する薬剤には最善の注意が必要です。断熱材に薬剤が付着した場合、短期間には影響を及ぼすことはありません。薬剤メーカーさんも試験をしており、問題がある時点で薬剤として成立しないからです。

しかし、長期的に問題を及ぼすケースは全くない訳ではありません。薬剤の含まれている溶剤が長期的に作用し、表面を侵す場合があります。3箇月程度の短期的な試験では問題ないものの、1年を超える試験では影響の出るケースがあるため注意が必要です。

業界で問題になった過去の事例として、防水紙への影響が挙げられます。壁内に使用される防水紙ですが、こちらも短期的な試験では影響がありません。しかし、長期的な試験で影響が出たので短期的な試験結果しかない薬剤は注意が必要なのです。

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2024年4月27日 (土)

洗面所から発生した羽アリ

浴室天井裏で確認されたシロアリ被害 昨日はいつもお世話になっている建築士の先生からの依頼で、大阪府内の物件にお伺いしました。先日、洗面所から羽アリが発生したとのことから、シロアリ調査でお伺いした次第です。

ここは長屋をリフォームした物件で、建築士の先生のご友人の方からのご相談です。現地で調査したところ、洗面所に明確な群飛孔は確認されませんでした。浴室側からの発生と考えらえれましたが、浴室はリフォームによってユニットバスへの変更されていました。

ユニットバス天井の点検口から調査した結果、元々あった柱にシロアリ被害が確認されるとともにヤマトシロアリの活動も確認されました。羽アリは、このコロニーから発生したものと考えられました。

ちなみに床下は殆どない転ばし床構造となっており、床下点検口はありません。基本的にはシロアリ駆除処理で対応し、予防処理ではなく定期的な点検調査が現実的ではないかと考えます。

ちなみに小員がシロアリ調査でお伺いする前に、大手シロアリ防除業者が点検調査に来られたそうです。驚くほどの見積金額が提示されたとのことです。これは技術のないシロアリ防除業者がよく使う手口で、高額な見積金額を提示して諦めてもらう手口です。またこの構造は対応していませんと技術の無さを誤魔化す業者もいますので、ご注意ください。

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2024年4月26日 (金)

リビング窓枠付近から発生した羽アリ

リビング窓枠で確認された群飛孔 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、兵庫県内の物件にお伺いしました。リビングの窓枠付近から羽アリが発生したとのことから、現場監督さんと同行しました。

現場で調査を実施した結果、窓枠コーナー部分に羽アリの出口である群飛孔が確認されました。群飛孔付近を非破壊シロアリ探知機で調査しましたが、シロアリの活動は捉えれませんでした。

その原因はお施主さまが噴霧した、市販の殺虫スプレーが原因です。市販の殺虫スプレーの多くは、合成ピレスロイド系化合物を殺虫成分に使用しています。

合成ピレスロイド系化合物には致死効果がありますが、それ以上に忌避効果が特徴となっています。そのためシロアリの活動域にこれら殺虫剤を噴霧すると、忌避効果により当該箇所から逃亡します。場合によっては生息範囲を広げてしまう可能性があるため、市販の殺虫スプレーの噴霧はお薦めしていません。

問題はこの物件の構造で、図面で見る限りベタ基礎構造です。シロアリが侵入し難いとされているベタ基礎ですが、場合によっては侵入するケースもあるため注意が必要です。

また床下点検口もなく、図面で見る限り人通口(床下通気孔)も無いようです。設計事務所による設計で、もう少し床下メンテナンスに配慮いただきたいところですね。

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2024年4月25日 (木)

上り框のシロアリ被害

上り框のシロアリ被害 昨日は大阪府内の物件にシロアリ調査でお伺いしました。いつもお世話になっている建築士の先生の案件で、上り框にシロアリ被害が確認されているとのことからお伺いした次第です。

早速現場で調査を行ったところ、かなり上り框の被害が進んでいます。非破壊シロアリ探知機を用いて調査したところ、被害の大きい部位では活動反応がなかったものの、少し離れた箇所で活動反応が得られました。

被害の進んで部位では、踏まれた際の振動などもあり活動していないと考えられました。臆病なヤマトシロアリの特徴とも言えます。

ちなみに床下点検口がなかったため、床下側からの点検調査はできませんでした。床下点検口を新設後に再調査を実施し、具体的な対策を立案したいと思います。

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2024年4月24日 (水)

古民家でのシロアリ駆除

縁框のシロアリ及びシバンムシ被害 昨日はいつもお世話になっている設計事務所の先生からの依頼で、大阪府内の物件にお伺いしました。改修工事中の古民家で、シロアリ被害が確認され相談されたことから調査及び駆除のためお伺いしました。

床を撤去時に建築士の先生が調査された際、床下側にシロアリ被害は確認されなかったそうです。しかし縁側の縁框に被害が確認されたので、周辺を調査すると束に蟻道が確認されたとのことです。

早速現地で調査すると、石場建束石と犬走の隙間から蟻道が立ち上がっています。恐らくそのまま束柱の中をとおり、縁框に到達しているものと考えられました。

縁框に被害は確認されていますが、シロアリ被害と同時にシバンムシによる被害も混在している様子でした。これら被害箇所に薬剤注入処理を行うとともに、地面からの侵入経路に対して薬剤処理を行い完了となりました。

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2024年4月23日 (火)

パッシブソーラーシステム構造

OMソーラー構造で確認された蟻道 昨日はシロアリ対策のため、滋賀県内の物件にお伺いしました。いつもお世話になっている建築士の先生の案件で、パッシブソーラーシステム構造の一つであるOMソーラー構造でのシロアリ駆除処理でお伺いした次第です。

前回の点検調査で蟻道の構築が確認されたことから、床下点検口を新設していただきました。その理由として床下の高さが低く、侵入することができません。ですので床下点検口を新設した上で、シロアリ駆除処理を実施しています。

OMソーラー構造は小屋裏で暖められた空気を床下に送り込み、床面にある噴き出し口から暖かい空気を室内側に送り込まれます。そのため床下で薬剤を散布すると、殺虫成分や溶剤などが揮散して室内に入り込むため薬剤処理は厳禁となっています。

そもそもシロアリが侵入したのは、布基礎+土間コンクリートという構造が持つ問題です。布基礎と土間コンクリートに隙間(クラック)があり、その隙間から侵入しています。ですので処理はこの隙間に対して実施しました。

ポイントは使用する薬剤の種類、処理濃度と処理量これらを最適化することで、お住いの方の安全確保と確実なシロアリ駆除が可能です。今回、シロアリ予防としてある処理を実施しましたが、こちらは機会があればご紹介したいと思います。

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2024年4月22日 (月)

特異的

腰見切りで活動するイエシロアリ 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、兵庫県内の物件にお伺いしました。5年前にシロアリ駆除でお世話になった物件で、ヤマトシロアリとイエシロアリが混在していた案件です。

腰板の上にある腰見切りに物が当たり表面に穴があいた際、シロアリを確認したとのことです。現地調査した結果、イエシロアリでした。

お施主さまからの聞き取り調査では、シロアリ駆除以降室内側での羽アリは確認していないとのこと。ちなみに、屋外では電灯に群がる羽アリは確認したことがあるようです。

腰板にはシロアリ被害が確認されていますが、これは5年前も確認された被害です。ちなみに床下や床面にはシロアリの活動は確認されていません。腰板も非破壊シロアリ探知機で調査しましたが、生息は確認されませんでした。上部にあたる壁も非破壊シロアリ探知機で調査したしたが、こちらも生息は確認されませんでした。

シロアリの生息は、腰見切りしか確認されていないという特異的なパターンです。5年前の駆除の残りであれば、職蟻などは既に寿命なはずです。床下側からの侵入であれば、床下に兆候が確認されるはずですがそれも確認されません。上部からの移動であれば、上部に兆候が確認されるはずですがそれも確認されません。

特異的なパターンで巣の位置が特定できませんので、ブリングシステムで対応しました。食餌状況で巣の状態もわかるため、結果に期待したいと思います。

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2024年4月21日 (日)

群飛の先走り

確認されたヤマトシロアリの羽アリ 昨日はシロアリ駆除処理のため、大阪府内の物件にお伺いしました。いつもお世話になっているハウスビルダーさんの案件で、先日シロアリ調査でお伺いしています。

この物件では壁面上部にまでシロアリ被害が確認されており、ハウスビルダーさんの事前調査で被害部から羽アリが確認されたとのことです。

今回駆除処理のためコンセントカバーを外したところ、羽アリの飛び出しが確認されました。本格的な群飛はまだ先だと考えられますが、これも群飛の先走りと考えてよいでしょう。

なおこの物件は床下換気口がない上、床下の高さが殆どない構造です。。ですので構造に合わせたシロアリ駆除処理を実施させていただきました。

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2024年4月20日 (土)

定期点検調査

土間コンクリートのクラック 昨日は定期床下点検調査のため、兵庫県内の物件にお伺いしました。本来は3年毎に点検調査を実施していましたが、コロナ禍ということもあり6年振りの点検調査となりました。

この物件の床下構造は、布基礎+土間コンクリートとなっています。床下がコンクリートなので、一見するとシロアリが侵入し難い構造のように見えます。

しかし布基礎と土間コンクリートの接合部には右の写真のとおり、隙間(クラック)が存在します。地中から侵入するシロアリはこうしたクラックから侵入するため、注意が必要です。実際にクラックから侵入する、事例を多数確認しています。

今回の点検調査でシロアリの侵入及び生息は、確認できませんでした。薬剤を散布するのもシロアリ対策でしょうが、こうした定期的な点検調査を行うのもシロアリ対策の一つです。薬剤散布に比べで費用はかからず、安心が得られます。

ちなみに床下部分から点検調査できない箇所につきまして、非破壊シロアリ探知機で点検調査を実施しています。当社では、安全と安心をコンセプトにシロアリ対策を提供しています。

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2024年4月19日 (金)

土壌灌注処理

土壌灌注処理 右の写真はリフォーム中にシロアリ被害が見つかり、シロアリ調査を実施したところ別の箇所で蟻道及びシロアリの活動を確認した案件です。大阪府内の物件で、いつもお世話になっているハウスビルダーさんの案件です。

蟻道及びシロアリの活動が確認された箇所について、薬剤注入処理を実施しました。併せて基礎面に形成された蟻道と地面の接点部分について、土壌灌注処理を実施しました。

被害部のみ薬剤処理した場合、地中にあるコロニーまで駆除できないケースがあります。地中のコロニーまで駆除するためには、確実にシロアリの活動範囲に伝播作用が期待できる薬剤を処理する必要があります。そこで有効な手段として、土壌灌注処理となります。

蟻道の確認されている箇所以外に、基礎のコーナー部分などの地中に対して土壌灌注処理を行うのも有効です。

ただ漠然と土壌に対して処理しても、薬剤の無駄遣いです。処理方法によって薬剤を減らすこともできるのです。

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2024年4月18日 (木)

厄介な構造

厄介な構造 昨日ご紹介した物件では、構造的な問題がありました。元々長屋だった物件を切り離した構造で、床下換気口がありません。屋外側から見ると、明らかに床下の高さもありません。その上、床下点検口もありませんでした。

今回ハウスビルダーさんによって、被害の確認された箇所の床に点検口を新設いただきました。その床下点検口から調査した結果が右の写真です。土台交差部に蟻道の構築が確認されています。

基礎はコンクリートブロックで、コンクリートブロックの隙間から侵入したものと考えられました。更に問題はコンクリートブロック基礎が張り巡らされており、コンクリートブロック基礎の隣の空間は確認することができません。

屋外側からの調査のとおり、床下の高さは15センチメートル程度で侵入することは勿論できません。こうなるとシロアリ対策は限定的となります。

室内側からの調査では、昨日ご紹介した箇所以外のところでシロアリ被害が確認されました。これはそれぞれ別のコロニーであると考えられます。幸い敷地面積はそう大きくないことが幸いして、何とか対策はできそうです。

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2024年4月17日 (水)

羽アリ発生直前

羽アリ発生直前の壁 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、大阪府内の物件にお伺いしました。壁に穴があき、その周辺に土が確認されているとのことです。

ハウスビルダーさんが現地で確認したところ、その穴からヤマトシロアリの働きアリ(職蟻)や兵隊アリ(兵蟻)が顔を出すとともの、羽アリ(有翅虫)も確認されたとのことです。

季節的には、あと数日もすれば早いところで羽アリが発生します。既に羽アリが発生する直前状態にあるものと判断されました。

阪神間では、ヤマトシロアリの羽アリは4月後半から5月中旬にかけて発生します。その数日前には、羽アリへと羽化して巣や活動域で徘徊しています。タイミングを見計らい、正午前後に羽アリは発生します。

羽アリが発生した後、羽アリは体を震わせて翅を切り落とします。1匹の羽アリから4枚の翅が切り落とされるため、大量の翅が確認されます。羽アリの発生は正午前後ですのでこの時間帯に不在であれば帰宅時、大量の翅の存在に気付くことになります。大量の翅がとそのまま放置せず、これはシロアリによるものですのできちんとシロアリ調査を受ける必要があります。

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2024年4月16日 (火)

低床

シロアリ対策の難しい低床構造 昨日はいつもお世話になっている建築士の先生の案件で、兵庫県内の物件にお伺いしました。5年前にリフォームを実施した物件で、その際シロアリ対策を実施しています。

リフォーム前には羽アリの発生した案件で、リフォーム時には床を全て撤去しています。土台や大引、柱などに被害が確認されました。5年前には適切にシロアリ駆除及び侵入防止処理を実施しています。

施工から5年が経過したことから、お施主さまが再処理を希望されました。前回の処理の際、床下が低い印象があり、リフォーム完成後の状態を確認していないことから下見でお伺いさせていただきました。

現場で確認すると想定とおり、床下の高さは殆どなく侵入することができません。基礎が独立しており、各ゾーンごとに床下点検口を新設する必要がありました。

床下点検口の増設については、建築士の先生にお願いしました。写真の部位は土間コンクリートが打設されていますが、土間コンクリートが打設されていない箇所もあります。お施主さまの要望に応えられるよう、適切な対策を立案したいと思います。

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2024年4月15日 (月)

放置

床下で放置された根搦 右の写真は先日、シロアリ調査でお伺いした際に撮影した1枚です。床下では、木材が放置されています。これは床束同士を繋ぐ根搦が、シロアリ防除業者によって撤去放置されたようです。

根搦自体強度的には撤去しても問題ないようですが、その根搦を放置するのはいかがなものでしょうか。地面に放置された木材は、地中に生息するシロアリにとって格好の餌です。地中から直接木材に到達できるため、外敵に襲われることなく餌に到達可能です。

このシロアリ防除業者は、公益社団法人日本しろあり対策協会に加盟している業者です。しかも比較的老舗で名前の知れた業者ですが、このような仕事をしています。

シロアリ防除士の更新講習では、こうした木材は放置せず回収するように指導されています。わざと木材を放置し、保証期間終了後にシロアリを呼び込むのが目的ではないかと思ってしまうのは私だけでしょうか。

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2024年4月14日 (日)

未生息と決めつけるのは

蟻道内で活動中のシロアリ 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、大阪府内の物件にお伺いしました。リフォーム中の物件で、シロアリ被害が確認されたことからシロアリ調査でお伺いした次第です。

現場監督さんの話しでは土台と柱でシロアリ被害が確認されたものの、被害は新しいものではなくシロアリの姿は確認されなかったとのこと。しかし現地調査を行った結果、被害の確認された土台や柱から離れた基礎部分に蟻道の構築が確認されました。

蟻道の一部を壊すと、活動中のヤマトシロアリが確認されました。リフォームの際、解体作業によって被害部からシロアリが逃亡することはよくあります。蟻道部分などはリフォームの振動の影響を受けにくいため、シロアリが活動を継続する場合があります。

いずれにしてもシロアリ被害箇所にシロアリが生息していないからと、シロアリが未生息ときめつけることは厳禁です。きちんとシロアリ調査を行い、生息状況と侵入状況を把握した上で最適な対策を立案することが必須です。

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2024年4月13日 (土)

ライトトラップ再設置

ライトトラップ再設置 昨日はアフリカヒラタキクイムシ対策のため、大阪府内の物件にお伺いしました。いつもお世話になっている設計事務所の先生の案件で、一昨年から対策を実施しています。

中古物件を購入されたお施主さまが、2階の押入に木粉が堆積しているのを気付かれたのは購入直後でした。現地調査を行い虫体を採取、同定を実施した結果、外来種のアフリカヒラタキクイムシでした。

売主さんとの折衝は建築士の先生と弁護士の先生が受け持つこととなりましたので、小員はアフリカヒラタキクイムシに対する報告、今後の対策の概要などの資料を作成させていただきました。

その後押入の壁は全撤去、薬剤処理を施した後修復されました。被害壁の全撤去及び修復で、アフリカヒラタキクイムシ対策が完了したと思うのは間違いです。繁殖力の高いアフリカヒラタキクイムシは、壁内や天井裏などに被害が拡大している可能性が考えられるためです。

これらを確認せずに被害を放置すると、数年後室内に再び被害が再発します。そうなると解決済と未解決で必ずトラブルとなります。そのため壁内や天井裏での発生を確認するため、ライトトラップの設置及び確認が有効です。

昨年1年間設置した結果、アフリカヒラタキクイムシの捕獲は確認されませんでした。アフリカヒラタキクイムシは未生息と判断されましたが、今期はお施主さまの希望でもう1年調査を継続することとなり、小屋裏及び1階天井裏にライトトラップを設置させていただきました。

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2024年4月12日 (金)

想定侵入経路処理

ゴキブリ想定侵入経路処理 昨日はゴキブリ対策のため、兵庫県内の物件にお伺いしました。対策の結果が良好なことから、軽ぞ木的に実施させていただいています。

お施主さまからの聞き取り調査では、当該地域では屋外で結構クロゴキブリの目撃事例があるとのこと。クロゴキブリは屋外生息種で、様々な要因で家屋内に侵入してきます。

その侵入経路ですが、家屋の隙間などから侵入する事例もあるため、想定される侵入経路について薬剤処理を行いました。また排水経路からも侵入することから、排水桝周辺についても処理を行いました。

この物件で確認されているゴキブリは、大型種のクロゴキブリです。室内側で繁殖している訳ではなく、屋外側から侵入しているものと判断しています。対策としては屋外側での薬剤処理を基本としており、想定侵入経路に対しては適切な薬剤処理濃度と処理量で処理を行いました。

これら対策を実施していますので、屋外でのゴキブリ死骸は複数確認されています。ゴキブリ対策を実施する上で環境対策は必須で、お施主さまに4S(整理整頓清潔清掃)のご協力をいただいています。ゴキブリの潜伏場所を無くすことも、非常に重要な対策です。

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2024年4月11日 (木)

2024冬仕舞

ノーマルタイヤへの交換 昨日は午前中の案件を終え事務所に帰社、午後から業務車のタイヤをスタッドレスタイヤからノーマルタイヤへの入れ替えを行いました。

今期は風花が舞う程度で、積雪した道路を走ることはありませんでした。タイヤの溝はあるものの、年数が経過しているため硬度が上限前後で今年でお役御免の予定です。

例年では彼岸前後にはタイヤ交換していましたが、今年は案件が目白押しのため交換するタイミングがありませんでした。早めに交換しないと思っていたところで、上手く時間と天気のタイミングが合いました。

阪神間では間もなく羽アリのシーズンを迎えます。とりあえず現地調査にお伺いできるよう、日程調整に配慮しながら対応していきたいと思います。

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2024年4月10日 (水)

積極的予防

発生源となった庭 昨日はトビムシ対策で、兵庫県内の物件にお伺いしました。いつもお世話になっているハウスビルダーさんの案件で、2021年に最初の相談をいただきました。

室内側で大量のトビムシが確認されるとのことから、現地調査にお伺いしました。巾木の隙間から侵入するようで、テープで目張りすると大量のトビムシが捕獲されました。

床下はベタ基礎で発生要因はなく、壁内もファイバースコープで調査しましたがこちらも発生要因はありません。庭が発生源と想定し調査すると、大量のトビムシが捕獲されました。

庭は当初芝生が植えられており、その土が発生源とかんがえられました。その後、ハウスビルダーさんによって芝生が撤去されました。しかし昨年の初夏、やはりトビムシが大量発生して室内への侵入が確認されました。

そこで薬剤処理を実施した結果、非常に良好な結果が得られました。そこで今年は発生前に処理して欲しいとのことから、お伺いした次第です。小さなお子さんもおられますので、安全性に配慮して薬剤処理させていただきました。上手く抑制できることに期待したいと思います。

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2024年4月 9日 (火)

薬剤処理の必要性

薬剤処理不要な床下 昨日はいつもお世話になっている建築士の先生からの依頼で、大阪府内の物件にお伺いしました。建築士の先生の知人宅でのシロアリ調査が今回の案件です。

シロアリ調査に至った背景は、昨年の春に隣家で羽アリが発生しシロアリ防除処理が行われたとのこと。その際、シロアリ防除業者が挨拶に来て、シロアリが逃げてくる可能性があります。無料調査も可能ですのでいかがですかと勧誘があったそうです。

以前、建築士の先生からシロアリ防除は胡散臭い業者があるので注意するようにとアドバイスいただいていたそうです。そこで後日、建築士の先生に相談し、今回シロアリ調査を実施することとなりました。

シロアリ調査結果ですが、現時点でシロアリ被害、侵入及び生息は確認されませんでした。またシロアリが侵入する形跡すらないため薬剤処理の必要性はなく、定期的な点検調査で対応可能とお話しさせていただきました。

隣家でシロアリ防除処理を行うと、シロアリが逃げてくることは実際にはあるでしょう。きちんとシロアリ駆除が出来ていれば、逃げることすらありません。しかし薬剤大量散布ではシロアリのコロニーが駆除できていないケースがあるため、シロアリが逃げてくる場合はあるでしょう。だからといって、薬剤処理ありきはいかがなものでしょうか。シロアリ防除業者は無料調査に要したコストを回収するため、いろいろと理由をつけて薬剤処理を勧めてきますのでご注意ください。

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2024年4月 8日 (月)

被害跡

古い被害跡 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、兵庫県内の物件にお伺いしました。先日浴室リフォームをされた際、壁面や柱などにシロアリ被害が確認されたとのこと。

お施主さまからの聞き取り調査で、十数年前にトイレ壁面から羽アリが発生したとのこと。その際、JAにシロアリ防除を実施したとのことです。

ハウスビルダーさんは当社が渡している薬剤を塗布し、浴室リフォームを完了したとのこと。その他の部分については、前回の施工から十数年が経過していることから、シロアリ調査依頼をいただいた次第です。

床下側から点検調査した結果、浴室土台付近で蟻道跡が確認されたものの、古いものであり再生した形跡は確認されませんでした。トイレ床下では蟻道跡など確認されておらず、羽アリは隣接する浴室側から発生し、トイレ壁面から這い出てきたものと判断されました。

その他の箇所ではシロアリ被害や侵入の兆候などなく、薬剤処理の必要はないと判断しました。薬剤処理すると高額な割に保証期間が5年と、決して長くありません。それならば2年半毎に点検調査すれば2回の点検調査費用で安心が得られます。あなたは薬剤を撒いて欲しいのですか?れも家が守られる安心を得たいのですか?

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2024年4月 7日 (日)

早春のルリアリ駆除

ルリアリ駆除処理 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、大阪府内の物件にお伺いしました。先日現地調査を実施した物件で、室内で徘徊しているのはルリアリです。

肉食性のルリアリは、室内側でよく見かけるクロアリです。クロアリというと砂糖のイメージをお持ちの方が多いようですが、肉食性のクロアリは、砂糖に群がることはありません。そのため糖類を誘引成分としているクロアリ用毒餌剤には、見向きもしない事例がよく見受けられます。

ルリアリは屋外でも見かけますが、壁内に営巣するケースもあります。そのため薬剤処理はルリアリの動きをよく観察し、入り込んでいる壁内に対して薬剤処理を行う必要があります。

当該事例では床上からルリアリの出入りしている隙間に対して薬剤処理を行うとともに、徘徊が確認された床下部分でも薬剤処理を施しました。巣まで駆除できるような処理を実施しましたので、1週間を目安に徘徊が終息する旨をお施主さまにご説明させていただきました。

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2024年4月 6日 (土)

小さな白い虫

徘徊はダニではなくチャタテムシ" 昨日はいつもお世話になっている住宅管理会社さんからの依頼で、大阪府内の物件にお伺いしました。年明けに入居された方が、小さな白い虫が徘徊して痒いためダニがわいているのではないかとのことから現地調査でお伺いしました。

入居者さまはしきりにダニに噛まれたことを主張されましたが、ダニは目に見えるものではありません。生息の可能性の高い押入を調べると、確認できました。それが右の写真でチャタテムシです。スマートフォンに専用のレンズを取り付けて撮影、入居者さまにご確認いただきました。

ダニは一般的に脚が八脚、チャタテムシは昆虫ですので、脚は六脚です。チャタテムシは人に対して刺咬することはありませんので、痒みの原因が他にあると考えられます。

チャタテムシは高温多湿の環境下で繁殖が進むため、おそらく日中閉め切った条件が続いたのでしょう。発生条件を説明させていただいたところ、思いつくことがあったようです。勿体ないかもしれませんが、浴室の換気扇は完全に乾くまで日中も運転させることをお薦めしました。

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2024年4月 5日 (金)

低床構造

侵入することのできない床下 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、兵庫県内の物件にお伺いしました。キッチンの床がブカブカしているとのことから、シロアリ調査依頼をいただいた次第です。

調査当日の朝からハウスビルダーによって、キッチンに床下点検口が新設されました。しかし開けてびっくり、床下に入るスペースがありません。狭小住宅でもう一つ部屋があるのですが、こちらも恐らく床下の高さが低いものと考えられました。

目視可能な範囲で調査した結果、シロアリ被害は確認されませんでした。キッチンの床がブカブカしているのは、床下の低さと通気性の悪さによって腐朽していることが原因と考えられました。今後、床のリフォームを実施するのであれば、その際にシロアリ対策を行うことを推奨させていただきました。

築年数の古い長屋タイプの家屋で、よく見かける構造です。建築基準法が改正される前のため、床下の高さが低いケースがあります。床下は日本の高温多湿に対応するための構造であり、それを考慮しなかったため腐朽が進行しました。リフォームする場合、床下の高さを確保できるようにすることが理想です。

 

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2024年4月 4日 (木)

雨漏れ

雨漏れに伴う腐朽と蟻害 昨日はいつもお世話になっている住宅管理会社さんからの依頼で、兵庫県内の物件にお伺いしました。退去された直後の物件で、和室に何か被害があるとのことからシロアリ調査でお伺いさせていただきました。

床下側からの点検調査した結果、和室で被害の確認された床下側で雨漏れ跡が確認されました。土台には腐朽が確認されるとともに、蟻道も確認されました。これは基礎のクラック内部から侵入したものと考えられました。

今後リフォーム予定のことから、リフォームに併せてシロアリ対策を実施するのが得策と判断しました。いずれにしても、雨漏れ対策が最優先です。雨漏れは生物劣化を引き起こす根源ですので、放置は禁物です。

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2024年4月 3日 (水)

リフォーム前床下調査

古民家土台のシロアリ被害 昨日はいつもお世話になっている設計事務所の先生からの依頼で、大阪府内の物件にお伺いしました。リフォームを予定している古民家で、リフォーム前のシロアリ調査でお伺いした次第です。

床下側から点検調査した結果、複数の箇所でシロアリ被害が確認されました。シロアリ駆除処理跡は確認されていないことから、一部では現在も活動中であると考えられました。

この後のリフォーム予定ですが、大部分の床組を撤去及び交換するとのこと。この予定であれば、床組撤去後に薬剤処理を実施、土間コンクリート打設後必要に応じて薬剤処理を施せば問題ないと判断しました。

床組を撤去すると、大多数のシロアリは巣である地中に戻ります。土間コンクリートを打設することでこれまでの侵入経路は寸断されるため、新たな侵入経路を求めるでしょう。その際に適正な薬剤を施していれば、地中の巣系まで駆除することが可能です。

必要なのは薬剤の特性とシロアリの動きを考慮することであり、薬剤を大量に撒けばよいというものではありません。目的に応じて薬剤濃度や処理量を変えることで、薬剤の持つ能力を発揮させることができるのです。残念ながら標準使用量では、薬剤の特性は生かしきれないのです。

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2024年4月 2日 (火)

周章狼狽

ドメイン@nifty終了 弊社ウェブサイトは、@niftyのホームページサービスを利用して作成しています。そのため、初期のころはhttp://homepage2.nifty.com/hanshin-termiteslabo/というアドレスとなっていました。創業10年目に独自ドメインを取得し、現在のhttp://shiroari-labo.com/というアドレスなっています。

独自ドメインは@niftyで取得できたため、ドメイン@niftyで現在のドメインを取得及び管理していました。その後、@niftyホームページサービスが改定され、それまでshiroari-labo.comドメインで直接問い合わせ画面の作成できていましたが、CGIが使えなくなるという改定により別途サーバーを申し込み作成しています。そのため、さくらレンタルサーバーを利用しているため、問い合わせ画面のアドレスがhttp://shiroari-labo.sakura.ne.jp/mail/postmail.htmlとなっています。

それが今回、3月末でドメイン@niftyが廃止されるとのことから、新たなドメイン管理会社への移管が必須となりました。3月は色々な案件があり、対応が遅れ移管作業は最終日の3/31に行いました。移管に伴う手続きに10日以上要するとあったのですが、最終日はほぼ移管が終わっているらしく、この日に移管が完了しました。おかげさまで4/1には、ウェブサイトの更新が無事にできました。3月末には周章狼狽しましたが、遅れ過ぎたことで怪我の功名だったようです。

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2024年4月 1日 (月)

2024年4月度ウェブサイト更新

阪神ターマイトラボ2404トップページ画像 今月も阪神ターマイトラボのウェブサイトを更新しました。今回の画像は過去に確認された、浴室土台周辺で活動するヤマトシロアリの職蟻、兵蟻及び有翅虫(羽アリ)です。

阪神間での羽アリ発生は、早いところで4月中旬から始まり5月中旬までには出終わります。ちなみにこの物件は近所で、4月第1週に羽アリが発生したという珍しい事例です。

概ねゴールデンウイーク前後に出ますが、当該事例のように4月上旬に発生する事例もあれば、6月や9月に発生した事例もあるので条件次第といったところです。ちなみに床下の暖かいパッシブソーラーシステム構造では、4月上旬に発生しています。

羽アリが発生すると多くの方は、市販の殺虫スプレーで駆除を試みます。市販の殺虫スプレーの多くは致死までの時間が数時間かかるため、殆どのからが動きが止まるまで殺虫スプレーを使用します。

これは殺虫スプレーに含まれる溶剤で、気門という呼吸する穴が詰まって窒息死していますので、殺虫剤の効果ではないことをご理解いただきたいと思います。

市販の殺虫スプレーに含まれている殺虫成分の多くは高濃度では殺虫効果がありますが、低濃度では忌避に強く働きます。ですので被害部に殺虫スプレーを噴霧すると、シロアリは逃亡してしまいます。シロアリのコロニー(巣系集団)は数千から数万匹生息していますので、羽アリはそのわずか数パーセントにしか過ぎません。殺虫スプレーを噴霧して忌避させることで、かえって生息範囲を広げていることがあるため殺虫スプレーの使用はお薦めしていません。

羽アリは発生した際の対処方法として、掃除機での吸い取りが効果的です。掃除機で吸い込む際の衝撃で羽アリは致死しますので、根気よく吸い取っていただけましたら幸いです。

殺虫スプレーを噴霧しても、掃除機で吸い取っても羽アリの発生は数分~数時間で終わります。翌日~数日間、同じ時間帯で発生することがありますが、発生したとしてもコロニーの一部でしかありません。まだまだコロニー内のシロアリは活動ですので、羽アリの発生が収まったからといって安心は禁物です。

もう一つ羽アリの発生として、生息数調整があります。巣内の生息数が増え過ぎた場合、リストラするかの如く羽アリを発生させることで生息数を調整しています。

シロアリの侵入経路である床下を点検調査し、最適なシロアリ対策を立案することが重要です。シロアリは床下全体から侵入するのではなく、侵入するポイントは局所的です。その局所的に対応するのがシロアリ駆除で、床下全体に薬剤を大量散布するのはシロアリ駆除ではありません。

当社ではお住いのかたの安全に配慮し、一般的な薬剤大量散布はお勧めしていません。環境と安全に配慮したシロアリ対策を立案、説明にご納得いただいてからシロアリ対策を実施しますので、詳細は阪神ターマイトラボのホームページをご参照ください。点検調査当日に薬剤散布を勧めるシロアリ防除業者は、ほぼ間違いなく悪徳悪質業者ですのでご注意ください。

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