土壌灌注処理
右の写真はリフォーム中にシロアリ被害が見つかり、シロアリ調査を実施したところ別の箇所で蟻道及びシロアリの活動を確認した案件です。大阪府内の物件で、いつもお世話になっているハウスビルダーさんの案件です。
蟻道及びシロアリの活動が確認された箇所について、薬剤注入処理を実施しました。併せて基礎面に形成された蟻道と地面の接点部分について、土壌灌注処理を実施しました。
被害部のみ薬剤処理した場合、地中にあるコロニーまで駆除できないケースがあります。地中のコロニーまで駆除するためには、確実にシロアリの活動範囲に伝播作用が期待できる薬剤を処理する必要があります。そこで有効な手段として、土壌灌注処理となります。
蟻道の確認されている箇所以外に、基礎のコーナー部分などの地中に対して土壌灌注処理を行うのも有効です。
ただ漠然と土壌に対して処理しても、薬剤の無駄遣いです。処理方法によって薬剤を減らすこともできるのです。
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