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2024年4月30日 (火)

和室で確認された羽アリ

和室で確認されたヤマトシロアリ羽アリ 昨日は大阪府内の物件に、シロアリ調査でお伺いしました。いつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、和室畳寄せの隙間から羽アリが発生したとのことです。

この物件は築40年を超える築年数で、十数年前に他のハウスビルダーさんによってリフォームが実施されたそうです。

床下側からの点検調査した結果、和室には床束や大引、根太などの床組に蟻道の構築及びシロアリ被害が確認されました。比較的新しい床組ですので、前回のリフォームの際にシロアリ対策がなされなかったものと考えられました。

リフォームの際にシロアリ被害が確認されているものの、シロアリ対策を実施せずリフォームを進めた結果、その後シロアリ被害が発生する事例は多く報告されています。

床組を解体した際、シロアリ被害があるものの生息に気付かない事例があります。また、解体時の振動等のストレスによって、シロアリが地中のコロニー(巣系集団)に逃亡する場合があります。

そうなると、リフォーム完了後に再侵入して被害を与えます。シロアリが生息しているかと言って、必ずしも羽アリが発生する訳ではありません。

餌が豊富にあり安全な完了であれば、羽アリはなかなか発生しません。多くの場合、羽アリが発生した時点でシロアリ被害が進行しています。

シロアリ調査を実施し侵入経路、被害及び生息範囲を精査し、最適なシロアリ対策を立案する必要があります。調査当日や近日中に施工を勧めるケースでは、高額な金額の施工を一気に行ってしまう傾向があるため注意が必要です。

羽アリの発生は数日で収まります。慌ててシロアリ工事を行わなくても、急激に被害は進行しません。当社では安全に配慮し、確実で安価なシロアリ対策を提案します。左の注目リンク『阪神ターマイトラボ』からお問合せください。

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