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2024年7月 8日 (月)

畳の隙間

オオハリアリ薬剤処理 昨日はクロアリ対策のため、兵庫県内の物件にお伺いしました。先日調査を実施している案件で、オーナーさまからご用命をいただきましたので処理にお伺いしました。

この物件で確認されているクロアリは、オオハリアリです。和室畳の隙間から這い出てきているのを確認しています。

オオハリアリは肉食性で、シロアリを好んで捕獲する種類のクロアリです。しかしこの物件はマンションの3階部分で、シロアリの侵入は確認されていません。

恐らく他に餌となるものがあることから、オオハリアリが侵入・定着したものと考えられます。畳寄せや敷居、土間に濡れた跡が確認されていることから、雨水の侵入があるかもしれません。

それらは複合し、オオハリアリが定着したものと考えられました。これらオオハリアリの活動場所を中心に薬剤処理を施しました。

室内側での薬剤処理ですので、安全性には特に配慮が必要です。処理濃度もできるだけ希薄溶液での処理が望ましいことから、工夫して処理を実施しました。

薬剤は撒けばよいというものではなく、何故ここの処理するのか、どうしてこの薬剤なのか、何故この濃度と処理量なのかを考慮する必要があります。規定濃度で規定量撒くというのは、本当のプロの仕事ではないと考えています。

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