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2024年7月 5日 (金)

高リスク構造

高リスク構造 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、大阪府内の物件にお伺いしました。リフォーム中の物件で、シロアリ対策の打ち合わせのためお伺いしました。

建物自体、現時点でシロアリ被害や侵入等は確認されませんでした。但し、写真のような問題のある箇所が数箇所確認されました。

写真は人通口(床下通気孔)付近の様子ですが、型枠が埋まった状態です。地中に生息するシロアリにとって、地面と接した木材は恰好な餌でしかありません。

シロアリが安全に餌である木材に到達する場合、外敵に襲われずに木材へ到達できる地面と接した木材は一番の餌です。本来であれば、絶対に避けるべき状況です。

このような木材は撤去して貰うよう、ハウスビルダーさんにお願いをしました。お施主さまの要望から、この物件では薬剤処理を施すことになりました。安全性と効果を両立した対策を実施させていただく予定です。

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