2023年12月 1日 (金)

2023年12月度ウェブサイト更新

阪神ターマイトラボ2312トップページ画像今月も阪神ターマイトラボのウェブサイトを更新しました。今回のトップページ画像はシロアリ駆除処理の様子で、基礎コーナー部分から薬剤とともにシロアリが流出している様子です。

先月の前半は気温の高い状態でしたが、後半には一気に気温の低下しました。シロアリ駆除処理を実施した日は気温低下が続いた日でしたが、シロアリは元気に活動中でした。

シロアリは冬眠すると考える方がおられるようですが、シロアリは冬眠しません。冬季は活性が低下しますが、冬場でも活動しています。

当社では夏場と冬場では、薬剤の使用方法、処理濃度と処理量が異なります。シロアリの生態と薬剤の特性を考慮し、駆除に最適な方法で対応しています。

薬剤には必ず特性というものがあり、駆除には最適な濃度と処理量があります。しかし季節によって活性が異なりますので、濃度と処理量を変えることで効果的な駆除処理が可能となります。

当社ではシロアリを飼育しており、薬剤の特性を調べるために実験を行っています。メーカーさんの資料では薬剤大量散布した場合の結果であり、シロアリ駆除を目的としていません。シロアリ駆除するためには、より低濃度で効率的に処理することが重要だと小員は考えています。

高濃度薬剤を大量散布した場合、結果的にシロアリ駆除ができる場合があります。しかしシロアリ駆除の本質ではなく、あくまで空爆したかの如く処理しただけにしか過ぎません。当社では必要最小限の薬剤量で、効率的にシロアリ駆除を行います。詳細は阪神ターマイトラボのホームページをご参照ください。

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2023年11月19日 (日)

インフルエンザワクチン予防接種

インフルエンザ予防接種 昨日はインフルエンザ予防接種のため、かかりつけのクリニックに行ってきました。毎年このクリニックで、インフルエンザワクチンを接種しています。接種に関する費用について、加盟している阪神土建労働組合で補助してもらえるので接種しています。

今年は既に一部でインフルエンザが流行しているとのことから、このタイミングで接種しました。昨年はインフルエンザワクチンが不足したようですが、今年も流行に追従してワクチン不足になりつつあるようです。インフルエンザワクチンに対して疑問を持たれている方がおられるようですが、発症予防率は70%~90%というエビデンスがありますので小員は接種派です。

毎年インフルエンザワクチンの予防接種を行うと、接種箇所が大きく腫れ上がりますが今年は腫れが僅かです。ちなみに接種する一番の理由は現場でお施主さまや大工さんなど対面する際、罹患する確率を少しでも下げることです。

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2023年11月 3日 (金)

納車

納車された業務車 先日ご紹介した業務車が退役し、昨日新しい業務車が納車されました。今回は8年落ちの中古車ですが、非常に質がよかったのでこの車に決めました。仕事用の軽四バンとして評価の高い、スズキのエブリイです。

レーダサポートも装備されており、前回の業務車よりも進歩している印象です。5速オートマで前車が3速オートマと比べると、燃費は良さそうです。

今後カーナビやカーステレオを導入予定ですが、自分で取り付けする予定です。荷台部分も載せるため工夫して対応したいと思います。

今後も安全運転に気をつけて、業務に当たりたいと思います。

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2023年11月 1日 (水)

2023年11月度ウェブサイト更新

阪神ターマイトラボ2311トップページ画像 今月も阪神ターマイトラボのウェブサイトを更新しました。今回のトップページ画像は、大阪市内でのシロアリ駆除処理の際撮影した1枚です。土台被害部から薬剤注入処理を実施したところ、蟻道が壊れて、内部からシロアリの流出が確認されました。

シロアリ対策の基本はシロアリ駆除です。当該事例のように蟻道が立ち上がって被害が確認されているケースでは、コロニーは地中にあります。地中のコロニーへ薬剤をどうやって届けるかがポイントです。

近年、非忌避性と遅効性を併せ持つ薬剤が増えました。非忌避性と遅効性の組み合わせであれば、伝播性があるとされてきました。色々な試験データが出ていますが、研究と現場を知っている小員からすれば残念としか思えません。

実験データというと現場を反映するものと考えておられる方が多いようですが、試験方法次第で実験結果は変わります。実験で実際の現場を反映するのは難しく、実験結果を組み合わせデータを蓄積した上で総合的に判断するのが得策です。

薬剤によっては伝播性が得られる場合がありますが、いずれも標準的な濃度では難しいのが現状です。薬剤が勝手に伝播する訳ではなく、シロアリが移動させることで伝播します。如何にシロアリと薬剤を動かすかがポイントなので、高濃度では十分な効果が得られないのは当然なのです。

シロアリ対策の基本はシロアリ駆除で、高濃度の薬剤を大量散布しれもシロアリ駆除にはならないのでご注意ください。シロアリ駆除は、適正な薬剤を使用することが重要なのです。詳細につきましては阪神ターマイトラボのホームページをご参照ください。

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2023年10月31日 (火)

退役

退役する業務車 創業以来使用してきた業務車が、大きな故障により退役することとなりました。オーバーヒート症状が確認され、調べてもらうとヘッドガスケットが損傷しているとのこと。エンジンをおろす必要もあり、修理費用が高額となることから退役となりました。

17年目、走行距離が27万キロメートルでやはり正直寿命だったようです。ちなみにこの車につけたカーオーディオは、かなり昔に乗っていた乗用車につけたMDデッキを乗せ換えたものです。30年前に購入したもので、我ながら物持ちの良さに驚きです。

この車は新車で購入しましたが、次の車は経費を考慮し中古車となりました。こちらも大切に長く乗りたいと思います。

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2023年10月30日 (月)

床板補強

補強された動線 右の写真は、先日シロアリ駆除でお伺いした現場で撮影した1枚です。この物件では、増築部分に床下点検口がなかったことから、いつもお世話になっているハウスビルダーさんにお願いをして床下点検口を新設いただきました。

増築部分はつくりがいい加減で、基礎にはコンクリートブロックが使用されておりシロアリ侵入リスクの高い構造でした。案の定シロアリが侵入しており、基礎面に蟻道を構築している事例もあれば、コンクリートブロック接合部の隙間から侵入している事例もありました。

増築部分はフローリングとなっており、床下点検口の設置場所は動線の近い場所にしかありませんでした。そのため、このハウスビルダーさんは動線からわずかに外して設置していただきました。そうなると、床下点検口設置個所と動線が極めて近いため、動線上は少したわんでしまう状態でした。

そのためこのハウスビルダーさんでは、当該動線の床下部分から補強材を入れてくださったのです。きちんと家のことを考慮しているからできることであり、お施主さまにご紹介してよかったと思っています。

フローリングに床下点検口を設置する際、殆どの大工さんは元々あるフローリングを点検口として設置いただきます。しかし一部の大工さんでは作業がややこしくなるため、新しい板を持ってきて床下点検口にするケースもあります。技量があれば元々あるフローリングが活用できるはずですが、新しい板を持ってくるのは簡単なのが理由でしょう。小員はきちんと前者のように、きちんとした仕事を見習いたいと思います。

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2023年10月 1日 (日)

2023年10月度ウェブサイト更新

阪神ターマイトラボ2310トップページ画像 今月も阪神ターマイトラボのウェブサイトを更新しました。今回のトップページ画像は先日シロアリ調査でお伺いした、京都市内の物件で撮影した1枚です。基礎面のコーナー部と平面部に2本の蟻道が確認されています。

この物件の床上側は、玄関の付け框に被害が確認されています。これ以外にも、浴室入口枠にもシロアリ被害が確認されました。シロアリは蟻道を構築して木材に到達しますが、これには二つの理由があります。蟻道は内壁が防水構造であるため、シロアリを乾燥から守ることができます。またオオハリアリやクモ、ゴキブリなどの外敵から守ることができます。

シロアリが乾燥に弱い理由としては、シロアリの体表面にあります。他の昆虫のように硬い甲羅を有しておらず、薄い外皮のため体表面から水分が失われるため乾燥に弱いとされています。それに対応するため、蟻道を構築して環境に対応するのです。乾燥をシロアリ対策とされる設計者の方がおられるようですがこれは間違いです。シロアリの生態をうわべだけで捉えるから、乾燥がシロアリ対策になると捉えられるのです。

シロアリ防除業者の中にはシロアリ対策として、床下換気扇や床下調湿材(竹炭や備長炭を含む)を勧める場合があります。これはシロアリ対策とは無縁で、どちらかというと湿気対策です。カビや木材腐朽菌対策と捉えるケースが多いようですが、残念ながらこれも効果は期待できません。これらを勧める業者は、効果よりも営利優先なのでご注意ください。

シロアリ対策の基本は如何にシロアリの生態を考慮するかであり、シロアリ調査結果を元により最適なシロアリ対策を提案するのが、当社のコンセプトです。詳細につきましては阪神ターマイトラボのホームページをご参照ください。

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2023年9月29日 (金)

インボイス対応

インボイス対応会計ソフト 10月1日から適格請求書(インボイス)制度が始まるため、その対応に向けて色々と準備を進めています。適格請求書発行事業者の申請を行い、先日やっと登録番号が発行されました。

確定申告もあるため、マイナンバーカードを取得、e-Taxの手続きを行いました。そのためには電子カードリーダーの導入も行っています。会計ソフトも少し古いバージョンでしたので、インボイス対応になった会計ソフトに買い換えました。

勿論、請求書も変えていかなければなりません。インボイスの勉強もしていかなければならないのですが、日常の業務だけで既に手がいっぱいなので暗中模索の状態です。

国からの補助金もあるらしいのですが、そこまで勉強し資料を作成するところまで至りません。理解し難いパンフレットで対応しろというのは、あまりにも不親切ではないでしょうか。

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2023年9月 1日 (金)

2023年9月度ウェブサイト更新

阪神ターマイトラボ2309トップページ画像 今月も阪神ターマイトラボのウェブサイトを更新しました。今回のトップページ画像は先日シロアリ駆除処理でお伺いした奈良県内の物件で撮影した1枚です。勝手口枠に被害が確認されていたことから、壁をカッティングしたところ壁内にシロアリ被害が確認されました。

勝手口枠の高さは2メートルを超えており、一般的には上部に雨漏れがあると考えがちです。実際には雨漏れはなく、シロアリは浴室側から侵入し床組に被害を与えながら壁内にまで被害を広げた結果がこの内容です。

シロアリは雨漏れに沿って上がったのではなく、床下床組からの侵入です。ベタ基礎であったため、シロアリは侵入しないという思い込みが招いた被害とも言えます。また浴室側から水漏れしており、床下には水溜まりが確認されました。シロアリはこの水を上部まで運び、加湿させながら被害を与えていました。

いまだにヤマトシロアリは水を運ばないと考えておられる、研究者やシロアリ防除業者がいるようでう。これは実際の現場を観察していない証拠で、現場では極めて乾燥状態にあってもシロアリは活動しており蟻道内や被害部は高加湿状態に保たれているのです。

シロアリ対策はシロアリ駆除処理が基本で、そのためにはシロアリの生態を考慮することが必須です。そのためシロアリ駆除マニュアルは何の役にも立たず、薬剤の撒き方を記した内容でしかないのです。当社ではしろありの生態を考慮し、使用する薬剤と処理方法を最適化してシロアリ駆除を行います。詳細につきましては阪神ターマイトラボのホームページをご参考いただきますようお願いいたします。

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2023年8月11日 (金)

特定健診

特定健康診査 昨日は阪神土建労働組合が主催している特定健診を、受けてきました。受診機関は3箇所あるのですが、アクセスがよく胃カメラ検査の相性がよい東神戸病院で受診しました。

ここの胃カメラは経鼻内視鏡で対応されており、数年前に経鼻で受けようとしたことがあります。鼻腔が狭く湾曲しているため、経鼻内視鏡が入りませんでした。そのため経口からで切り替えたのですが、経鼻内視鏡の細いタイプでしたので、経口からでも苦痛が随分と緩和されました。それからこの病院で受診するようになったのが経緯です。

特定健診は40歳〜74歳までの公的医療保険加入者全員を対象とした保健制度で、一般的にはメタボ健診と呼ばれています。問診、身体測定、血圧測定、血液検査、尿検査などを行い、 メタボリックシンドロームや高血圧、糖尿病、脂質異常症などの生活習慣病を早期発見し、早期対策に結びつけることが目的とのことです。

以前から脂質異常症で定期的に受診していますが、現状維持でなんとかとどまっています。よい仕事をするためには健康第一なので、少しでも改善できるよう努力したいと思います。

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